2010年6月28日月曜日

大学院生4名が研究発表

平成22年6月27日,神奈川工科大学において,2010年度画像電子学会第38回年次大会が開催され,情報工学科納富研究室の大学院生4名が学生セッションにおいて研究発表を行いました.学部4年次の卒業研究でおこなった研究テーマがベースになっており,その後の研究の進展結果などを含めた発表内容でした.プレゼンテーションや質疑応答では,卒研発表時よりも少し逞しくなった姿が見られました.今回発表した4名は,今年9月に九州大学で開催されるFIT2010(第9回情報科学技術フォーラム)での発表も控えており,日々の熱心な研究への取り組みによる更なる展開が期待されます.

研究発表題目
  • 鷹合 祥:対面授業におけるリアルタイムアンケートシステムの実装と評価
  • 高橋雅隆:セキュリティを考慮した仮想化環境によるUSBメモリの活用
  • 畑中基希:Webアクセシビリティの分析と評価 -RIAにおけるボタンのデザインと配置-
  • 松崎広起:Windows初心者向けアニメーションヘルプのUWSCによる試作と方式の検討

2010年6月26日土曜日

オープンキャンパス スタート

2010年度最初のオープンキャンパスが6月13日(日)に開催されました.
情報工学科では,学科の独自企画として,
  • 研究室公開
  • ミニIT体験講座「マウスクリックによるゲーム作成体験」
  • ソフトウェア工房での研究展示
  • 学科相談

を行いました.

[研究室公開]
今回は,鷹野研究室と辻研究室の公開です.受付はこちら.


学生が自分たちの研究成果を説明します.画像のノイズ(汚れ)除去の研究をわかりやすくご説明.最初は少し緊張していましたが,徐々になれてきました.
   



人気のフライトシミュレータ.
    


こちらは,Wiiリモコンを使ったパーカッション演奏とテニスの映像検索をデモ.映像検索にキーボードはいらない!
    


研究室公開では,研究紹介だけでなく,入試や大学での生活,就職活動などについて,学生が自らの経験をお話します.高校生と保護者の方々が熱心に聴いて下さいました.


[系統別ガイダンス]
情報工学科からは山本教授が「時代の要請に応える情報工学科の教育体制」についてご説明しました.


[ミニIT講座]
1回30分のミニIT講座を3回開催しました.鈴木助教がスクラッチというソフトウェアを使った簡単なゲーム作成をわかりやすく解説.2回目のセッションはほぼ満席でした.
    


講座では,参加者の皆さんにゲーム作成を体験していただきました.猫をマウスでクリックすると「ニャー」と鳴き,5回クリックすると「あがり」.こんなゲームが,マウスのクリックだけで簡単にできてしまうのだ.

[研究展示]
普段はソフトウェア開発に利用している「ソフトウェア工房」という部屋では,次の4テーマについての研究展示を行いました.
  • パズル式マーカーによる拡張現実
    「うちのリビングに50インチのテレビを置いたらどんな風に見えるのかがわかります」
  • ケータイを用いた授業支援システム
    「学生の理解度をリアルタイムに把握して,授業の内容を柔軟に変更できます」
  • 情報工学でもLSIが創れる!?
    「低解像度の映像でも大画面で美しく見せます」
  • 3D加速度センサを使ったテニス動画検索
    「ラケット(Wiiリモコン)を振ると,似たようなスイングの映像を検索します」


自分たちの研究成果を一生懸命説明する学生たちと,学生の説明に熱心に耳を傾ける高校生の皆さん.
    
    
    
    

[学科相談]
納富教授と田中博教授が,受験前のいろいろな疑問や不安にお答えしました.
    
   
 
ご来場いただきました高校生の皆様,ならびに保護者の皆様,本当にありがとうございました.次回は,7月18日(日)です.今回参加された方も,参加されなかった方も,ぜひお越し下さい.お待ちしています.

また,対応してくださった学生のみなさん,教員の皆さん,お疲れ様でした.