2026年4月17日金曜日

海外情報工学研修(タイ バンコク大学)の報告会を開催しました

 神奈川工科大学では、海外の協定校と相互に短期間の学生交流を行っています。2025年度は以下の要領で学生の短期留学を実施し、本日、その報告会が開催されました。


日程:2026年2月12日~3月13日  

訪問先:バンコク大学 ランシットキャンパス  

参加学生:情報工学科、情報ネットワーク・コミュニケーション学科、ロボット・メカトロニクス学科の各学科所属の学生5名


今回の研修は、語学学習や異文化体験にとどまらず、英語による情報技術の学習や、訪問先大学の学生とチームを組んで短期間のアプリケーション開発プロジェクトに取り組むなど、実践的なカリキュラムも含まれていました。


成果報告の様子(安藤さん)


成果報告の様子(小野木さん)


学生の発表では、次のような学びの振り返りがありました。


  • 英語でのコミュニケーションは当初うまくできなかったが、文法にこだわらず伝えたいことを表現することで、徐々に意思疎通ができるようになった  
  • 同じ英語でも、タイの人と日本人では発音に違いがあることを実感した  
  • 学科のカリキュラムには含まれない情報技術の授業を受け、新たな知識を得ることができた  
  • 訪問先大学のバディー(留学生を支援する訪問先大学の学生)から、伝統的な文化だけでなく、現代のタイの習慣や文化についても教えてもらえた  


これら以外にも、1か月という滞在期間の中で、多くの学びや気づきがあったようです。


また、滞在中にはバンコクのマーケット訪問、農業体験、観光なども行われ、勉強以外の面でも貴重な経験ができたとの報告がありました。


報告会の最後には、参加学生全員が、この短期研修を準備した本学教職員への感謝、そして訪問先大学の教員やバディーへの感謝を述べていました。発表を聴講し、そうした姿からも学生の成長を感じることができました。


本研修とりまとめの鷹野教授

次は、バンコク大学からの短期留学生を本学が迎える番です。今回参加した学生には、自身の経験を生かし、今度は受け入れ側として、訪問してくる留学生の学びや異文化体験を積極的に支援してほしいと期待しています。






2026年4月14日火曜日

新入生の初頭教育が始まりました

 神奈川工科大学では、新入生がスムーズに大学の授業に適応できるよう、4月の最初の約2週間、初頭教育を実施しています。この期間に全員が履修するのは、「専門分野概論」と「アカデミックICT」の2科目です。


「専門分野概論」では、大学での学び方に関する基礎的な講義から始まり、大学生として身につけてほしいスキルについての解説、各学科で学ぶ内容の紹介を行っています。情報工学科では、各教員が自分の研究や授業で扱うトピックを交代で講義しています。


この持ち回りの講義では、各教員が先輩たちの卒業研究で取り組んできた内容などを紹介するため、新入生も興味を持って聴講しています。


教員の講義を聴講する様子


「アカデミックICT」では、大学内で使用するネットワークの設定やメール、eラーニングの使い方を学ぶとともに、各授業で必要となるOffice系のアプリケーションの基本操作を習得します。この授業は講義形式ではなく、ほとんどが演習形式で進められるため、新入生も集中して取り組んでいます。


来週からは、いよいよ前期の通常授業が始まります。大学での学習リズムに早く慣れ、充実した学生生活を送ってもらいたいと願っています。


2026年4月6日月曜日

新入生向けフレッシャーズガイダンス(FG)を開催しました。

神奈川工科大学では例年、新入生向けのオリエンテーションとして、学科別にフレッシャーズガイダンス(FG)を開催しています。FGでは、大学生活に向けた授業の履修方法、卒業後の将来像、部・サークル活動などの説明だけでなく、学生同士が知り合い親交を深めるためのイベントも行われます。今年度は4月2日・3日の2日間に掛けて実施しました。


今年度の情報工学科の新入生は全員で186名です。FG初日の前半は一つの部屋に全員集まり、上述した内容以外にも学科長の講話、資格取得、学科の教員紹介なども含めた話を、緊張と期待感を滲ませながら聞いていました(教員からはそのように感じました!?)。


学科長講話の前半は、勉強における生成AIの功罪やダニング=クルーガー効果を引用した上での心掛け(謙虚さと奢り)と言った学生には少々耳が痛くなる話でしたが、後半は自身の経験を踏まえた上で学生時代を是非楽しんで欲しい!というリラックスして終わる内容で、新入生もほっとした様子でした。

学科長講話の様子


昼食後の後半には、アドバイザー懇談会と呼ばれるイベントを毎年実施しています。情報工学科では、学生を40人強の人数ごとにクラス分けしており、計4クラスあります。各クラスには1名の教員が担任として付いているのですが、新入生の立ち上がりにおいて40人余りを1名で見るのはかなり困難です。その為、各クラスをさらに4分割し、10人強に対し1名の教員をアドバイザーとして配置しています。そのアドバイザーごとに実施するのがアドバイザー懇談会です。


懇談会では、お互い自己紹介をしたり、授業の履修について教員や先輩学生が相談に乗ります。ここでの学生同士の会話及び連絡先の交換を通して交流するのも、懇談会の大きな目的の一つです。これをきっかけに大学時代を通した友人になることも多いです。


FG2日目は、KAIT-WeVと呼んでいるイベントが行われました。このイベントは、FG初日からは一転して教員は一切関与せず、2~4年生の先輩学生が主体的に運営します。学生自らが内容を企画・運営することで、新入生はよりリラックスした雰囲気の中でさらなる仲間づくりや学生生活スタートの準備が出来ます。またこの先輩学生の姿を見て、来年度は運営する側にまわろうと思ってくれる学生もおり、これらを通して主体性が芽生えてくるのも、教員としては嬉しいところです。


KAIT-WeVの様子(開始時)

KAIT-WeVの様子(終了時)


2日間のFGを通して、少しでも早く新しい生活に馴染み、より良いスタートをきってくれればと思います。

2025年9月19日金曜日

AED講習会に参加しました

 神奈川工科大学では、学内の29か所(2025年9月現在)にAED(自動体外式除細動器)が設置されています。各校舎や運動施設など、ほぼすべての主要な場所に配備されていますが、設置されているだけでは十分とは言えません。いざという時に正しく使用できなければ、命を救うことはできないからです。

そのため、本学では教職員を対象としたAED講習会を定期的に開催しています。

講習会ではまず、AEDの使用によって得られる効果や、適切な使用の重要性について説明があります。続いて、意識がなく正常な呼吸が確認できない傷病者への対応方法について学び、胸骨圧迫による血流の確保を模型を使って実践します。さらに、実際のAEDを用いた操作体験も行われます。

AED体験の様子


当たり前のことのように思えるかもしれませんが、実際に体験してみることで初めて気づくこともあります。たとえば、胸骨圧迫は想像以上に体力を消耗し、一人で長時間続けるのは困難です。また、AEDは音声による指示があるとはいえ、全体の流れを理解していないと操作が難しいことも実感できます。

この記事を読んでくださった皆さんにも、まずは身の回りにあるAEDの設置場所を確認し、講習会が開催される際にはぜひ積極的に参加していただければ嬉しく思います。


2025年5月21日水曜日

3年生向けキャリア就職活動支援について

新年度になり,GWも終わり気が付けば,5月も下旬になりつつあります.

情報工学科においては,学生への就職支援は非常に手厚くサポートをしております.

早期化する「就職活動」に備えた,より早目の準備・意識づけ,ということで,本日から4週間に渡り,3年生を対象とした「キャリア就職説明会・ガイダンスツアー」が開催されております.

夏にはインターンシップもありますので,その説明もツアーの中でします.

ツアー会場の入り口

キャリア就職課の方の説明を聞きながらスマホで就活情報のチェックをしています.

ツアー参加模様

K2-1階のキャリア就職課受付

K1-6階の就職室入口

学生が各自で就職室とキャリア就職課へ行き,設置してあるQRコードを読み込みアンケートに答えることでツアー参加となります.

就職活動に励む学生も頑張って欲しいものです.

2025年5月19日月曜日

paizaランクチャレンジ×KAIT説明会

 paizaランクチャレンジ×KAIT説明会を実施しました。

 paizaランクチャレンジ×KAITは、paiza株式会社と本学が共同で実施するイベントで、情報学部を中心とした本学学生がpaizaラーニングに取り組みプログラミングスキルチェックのランクや回数を競うものです。(参考:昨年度の実施報告



 2025年5月16日(金)にイベント参加希望者に向けた説明会を実施しました。paiza株式会社からご担当者様に本学にお越しいただき説明をしていただきました。また、業界の動向や就職に向けたレクチャもしていただきました。どうもありがとうございました。

 ランクチャレンジへ参加するためには、専用のクーポンコードを使ったエントリーが必要になります。説明会を欠席された場合でも説明会資料(要kait.jp認証)をご確認いただいてランクチャレンジにエントリーできます。奮ってご参加ください。

◆チャレンジ期間:5月16日(金)~7月18日(金)

◆参加条件:専用クーポンコードの適用

2025年4月21日月曜日

読話トレーニングアプリ「読話クラブ」を公開しました

  読話クラブは、相手の口の動きを読んで会話する『読話』を身につけるためのトレーニングアプリとして開発しました。日本語の音と口の動きの関係を覚えたり、単語の発話動画を見たりしながら、口の動きを読み取るトレーニングができます。

読話クラブのトップ画面

 主に、難聴者やその家族、声による会話が難しい人と接する方々などにご利用いただき、コミュニケーションに役立てていただくことを想定しています。このアプリの開発には、京都市中途失聴・難聴者協会千葉県中途失聴者・難聴者協会の方々からご協力もいただきました。

 読話クラブは、iPad専用のアプリとしてApp Storeからダウンロードできます。アプリの機能は、サポートサイトをご覧ください。ここは情報工学科のブログですので、少し技術的なことをご説明します。

 このアプリでは、日本語の仮名文字から発話動画を生成していますが、内部では2段階の処理を行っています。最初は、仮名から口形の並びに変換します。ここで言う口形とは、日本語の「あいうえお」の母音と閉じた口の形を指します。これらを基本口形と呼んでいます。例えば、「あつぎ」(厚木)ですと、「あうい」になります。

仮名から口形の並びへの変換

 次に、口形の並びから発話動画を生成します。発話動画の生成には、Google Researchが発表した「FILM: Frame Interpolation for Large Motion」というフレーム補間技術を用いています。フレーム補間とは、2つの画像の間を生成するAI技術です。動画のフレーム(動画は静止画像の連続で構成されていて、その1枚1枚をフレームと呼びます)間の画像を生成することで、なめらかな動画になったりスローモーションの動画になったりします。読話クラブでは、事前に撮影した基本口形の2枚の画像に繰り返しフレーム補間を適用することで、口形を変形させる画像(動画)を生成しています。

2つ(「あ」と「い」)の基本口形画像から中間画像生成

「あ」から「い」への口形変形動画

 最終的に仮名から変換した口形の並びに沿って中間画像を生成し、発話速度等に応じて適切なフレームを表示させることで、発話動画を生成しています。従いまして、事前に単語の発話を録画したようなデータは入っていません。ただし、アプリ内で口形の中間画像を生成すると時間がかかってしまうことと、効率も悪いため、事前に中間画像を生成しておき、アプリ内に入れてあります。

 今後も、研究成果の組み込みや機能拡充を図っていきます。

2025年4月15日火曜日

教職課程履修ガイダンス(1年生)

  本学の1年生を対象とした教職課程履修ガイダンスが4月7日(月)に行われました。教員をめざしたい、あるいは、教員免許状を取りたいなど教職課程に興味のある学生がこのガイダンスに参加しています。当日は、130名弱の学生がガイダンスに参加し会場が満員となる盛況ぶりで、多くの新入生が教職課程に関心を寄せてくれている様子がうかがえました。情報工学科からは31名の学生が参加したとのことです。

 中学校・高等学校の教員になるための教員免許状を取得するためには、学科のカリキュラムに加えて教職課程を履修します。 工学部では、機械工学科、電気電子情報工学科、応用化学生物学科、情報学部では、情報工学科、健康医療科学部では、管理栄養学科、以上5学科では教職課程の履修ができます。

 入学年度及び所属する学部・学科によって取得できる免許状の種類が異なります。情報工学科では、高等学校教諭一種免許状 情報が取得できます。2024年度入学生以降では、情報学部4学科で唯一教職課程を履修できる学科となっております。(参考:2024年度入学生の免許状の種類・教科)。情報工学科で教職課程が履修できるということは、情報学部の他学科(情報ネットワーク・コミュニケーション学科、情報メディア学科、情報システム学科)は、何かに特化したいわゆる特色学科であるのに対して、情報工学科は広く体系的に学ぶという特徴を表しているのかもしれません。

 本学の教職課程についての情報は、教職教育センター支援室のWebサイトに情報がまとまっております。興味のある受験生、在校生はぜひ御覧になってください。




2025年4月14日月曜日

新入生向けの履修相談会を今年度も開催しました

履修相談会では、新入生がこの1年間に、どの科目を受けるべきかの相談を受けます。授業を受けるためには、まず、科目を履修するという行為が必要になるのですが、多くの新入生は、高校生まで、この「履修する」ということを経験していません。そのため、割と多くの学生が、この履修登録に戸惑ってしまうため、毎年、この相談会を開催しています。

履修相談会の様子

この履修登録をさらに難しくしているのは、履修する科目を考えるうえで、卒業のための条件を理解しなければならない事かもしれません。各科目には、単位が割り当てられており、卒業のためには、その科目に合格をして、卒業に必要な単位数を確保する必要があります。さらに、各科目は、その特性に応じて分類されており、履修においては、各分類に割り当てられた単位数をそろえる必要があるのです。

書いていて少しわかりにくくなってしまったので、これ以上細かくは説明しませんが、新入生はこの卒業ための仕組みを理解しつつ、1年間で学習する科目を選べなければならないのです。

通常、相談会には、広い教室を使うのですが、相談に乗る教員が教室内を巡回し、わからないところがある学生が教員に声をかけて、質問をするという感じで、相談会は実施されます。

教員にも積極的に質問します

もちろん、近くに座ったもの同士で相談をしあって、教員の手を借りずに登録を済ませてしまう学生もいます。懇談会、授業、そして、こういった相談会の機会に、お互いに声をかけあって、どんどん仲間を増やしていってもらいたいと思います。

2025年4月4日金曜日

新入生向けオリエンテーションイベント(フレッシャーズガイダンス(FG))を開催しました

 神奈川工科大学では、新入生のオリエンテーションとして、学科ごとにフレッシャーズガイダンス(FG)というイベントを開催しています。このイベントでは、大学で一般的に行われる履修などの諸情報の提供にとどまらず、仲間づくりのためのイベントなども行われます。


とは言いつつも、まずは、全体で集まって学生生活の全般の心構えなどについてのお話を聞きます。また、学生生活の過ごし方ということで、就活に向けて必要となることなどの話なども聞きます。

全体説明開始前の様子

その後、クラス単位に分かれての昼食とクラス懇談会になります。情報工学科では、40名強の学生をクラスという単位でグループ化し、必修授業を受けたり、クラス懇談会などの交流イベントを行っています。このクラス単位の交流イベントである、クラス懇談会の第1回目をFGの昼食で行います。


この懇談会で重要なのは、顔見知りを増やし友達を作ることです。ついつい遠慮がちになる新入生たちには、教員や先輩が声掛けをし、新入生同士で話をするよう促します。


ここまでは、例年通りなのですが、今年度は、この後に、授業履修についてのガイダンスを行いました。神奈川工科大学は昨年度から授業時間を100分としているのですが、今年のガイダンスはそれに負けないくらい長いガイダンスとなりました。つい先月まで高校生だった新入生諸君には、この100分にわたる説明は少しきつかったようですが、みんな真面目に聞いていました。

ガイダンスの様子

ガイダンスなどの全体のイベントの後には、アドバイザー懇談会というイベントを行います。情報工学科では、クラスをさらに4つに分けた10名強の学生に対して、履修相談など学生生活全般の相談に乗る教員をアドバイザーとして配置しています。アドバイザー懇談会は、そのアドバイザーグループごとの懇談会です。


この懇談会では、グループの学生の自己紹介をしたり、授業の履修についての相談に教員や先輩が乗ったりします。ここでも重要なのは、学生同士で話をしたり、連絡先を交換したりすることです。多くの学生が同じ高校からの知り合いもいない中で、大学生活をスタートさせなければならない中、こうした活動で仲間を作っていくことは、その後の学生生活を有意義に過ごすうえで非常に重要になります。


本年度は、ほぼ丸一日にわたったFGは、夕方5時過ぎに終了となりました。FGでできた新しい仲間たちと、明日以降、有意義な学生生活が送れることを願っています!