RICOH & Sun Developer Challenge 2009のプログラムコンテストで本学の2チームがベスト8に選ばれ1次予選を突破したことは,すでにブログでご紹介しました.
ここです.→
今回は予選を突破した2チームにインタビューをしましたので,各チームで開発中のアプリケーションの内容などを含めて詳しくご紹介します.
◆ チーム めろんぱん (情報工学科3年 加藤裕さん×秋山征己さん)
チームめろんぱんが提案するのは「お昼ごはん提案システム」です.
利用者が1週間分のお昼ごはんのメニューをマークシートに入力して複写機に読み込ませると,摂取カロリーに応じて近隣のレストランからお勧めのメニューを提示してくれるシステムです.
複写機はネットワークにつながっており,読み取られたデータはレポート変換サーバに渡され,そこでお勧めレポートが作成されます.レポートには,1週間の平均摂取カロリーとその結果に応じたお勧めのレストランとメニューのリスト,さらにはレストランの場所を示す地図等の情報が含まれています.作成されたレポートのデータは複写機に送り返され,そこで「お勧めレポート」として紙に印刷されます.
利用者はあらかじめFelicaのICカードで利用者登録しますので,個人の好みに応じてお勧めメニューを変えることも可能です.いつも同じオフィスで仕事をしていれば食事をする場所も固定化しがちですが,こんなシステムがあれば食事のカロリーコントロールができるだけでなく,今日はどんなお勧めが来るかな,と占い感覚で楽しめそうな気がします.
◆ チーム すまいる (情報工学科3年 松浦元さん×鈴木達也さん×池田一樹さん)
チームすまいるが提案するのは「情報くん」というシステムです.複合機でコミュニケーションツールを作ろうというコンセプトで考案されたシステムだそうです.「情報くん」は3つのサブシステムから構成されます.「会話くん」,「新聞くん」,「タイヤくん」です.
「会話くん」はWeb上のコミュニケーションツールとして定番となっている掲示板システムを複合機と連動したシステムで,掲示板に投稿されたメッセージを複合機で扱えるデータに変換し,印刷することができます.「新聞くん」は利用者の好きなジャンルのニュースをWeb上から集めてくるとともに,これらの情報をまとめて複合機で印刷することができます.
「タイヤくん」はこれらのシステムにより定時に印刷された紙を自席まで運んでくれる(!!)ロボットシステムなのだそうです.複合機のプログラミングコンテストにも関わらず,あえて複写機にとらわれない「タイヤくん」というロボットシステムを組み合わせてきたところに,発想の柔らかさを感じました.
インタビューしたのは学園祭の1日目.彼らはソフトウェア工房をオープンして,来場者にシステムの説明をしてくれていました.忙しいさなかでしたが,合間を縫って快くインタビューに応じてくれました.
今回のコンテストに応募したきっかけは,指導教員の五百蔵先生の勧めによるものだったと言います.メンバーはかつてACM/ICPC(ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト)にも参加した経験を持っていて,チームワークは抜群です.本格的にソフトウェア工房を使い始めたのは9月からですが,今では講義の合間などに時間があると皆が自然と工房に集まってくるようになりました.佳境に入ると泊まり込みで作業することもしばしばなのだそうです.
インタビューの際,自主的に楽しくソフトウェア開発に取り組んでいる彼らの姿を見て,とても頼もしく感じました.
五百蔵先生談:
「今回,彼らの指導をしていて,学生の自由な発想に驚かされました.今回の勝因は,学生の意見をできるだけ尊重し,良いところを伸ばしたところにあると思います.この調子で,最終選考でも好成績を収め,社会に出ても活躍して欲しいと願っています.」
本選における両チームの健闘を心から願っています.
2009年11月29日日曜日
2009年11月27日金曜日
本学科2チームが一次予選を突破―RICOH & Sun Developer Challenge 2009
五百蔵先生によるご指導のもと,本学科の3年生5名からなる2チームがRICOH & Sun Developer Challenge 2009というプログラミングコンテストに参加し,両チームとも1次予選を突破しました.このコンテストは,リコーの複合機上で動作する業務用のアプリケーションをJavaで開発し,その完成度を競うものです.
→コンテストの詳細はこちら.
→結果発表のページ.
今回予選を突破したのは,以下の2チームです.
◆チーム名: 神奈川工科大学 smile (3名: 松浦元君,鈴木達也君,池田一樹君)
◆チーム名: 神奈川工科大学 team melonpan (2名: 加藤裕君,秋山征己君)
1次予選にエントリーした全26チームのうち,8チームが予選を通過していますが,同じ大学から2チーム予選通過しているのは本学だけです.
さらにベスト8に進出した大学は有名大学ばかりという,大健闘です.
1次予選を突破したチームには実機での動作検証用に最新の複写機が貸し出されます.
現在,両チームは2010年1月の最終選考に向けて,実機で動作するプログラムを開発中です.
がんばれ!
→コンテストの詳細はこちら.
→結果発表のページ.
ゲットした複写機の前でガッツポーズのメンバーたち |
◆チーム名: 神奈川工科大学 smile (3名: 松浦元君,鈴木達也君,池田一樹君)
◆チーム名: 神奈川工科大学 team melonpan (2名: 加藤裕君,秋山征己君)
1次予選にエントリーした全26チームのうち,8チームが予選を通過していますが,同じ大学から2チーム予選通過しているのは本学だけです.
さらにベスト8に進出した大学は有名大学ばかりという,大健闘です.
1次予選を突破したチームには実機での動作検証用に最新の複写機が貸し出されます.
2チーム予選突破で複写機2台をゲット!! |
現在,両チームは2010年1月の最終選考に向けて,実機で動作するプログラムを開発中です.
がんばれ!
ベスト8だ!! |
2009年11月7日土曜日
学園祭でカフェ.Iがオープン(情報工学科就職室)
学園祭の初日,情報工学科就職室をカフェとしてオープンしました.名づけて「カフェ.I」.
学園祭には多くの卒業生たちが母校を訪れてきます.「カフェ.I」は,就職事務の中上さんのご厚意により1日就職室をオープンして,母校を訪れてくれた卒業生たちにお菓子と飲み物をサービスしようという,ハートフルな企画です.
当日はお世話になった先生方にあいさつに行ったり,催し物を見て回った後,休憩所として利用してくれるOBがたくさんいました.実は,就職した会社の状況や卒業生たちの活躍ぶりなど,就職に関連した様々な情報が得られる情報収集の場でもあるのです.
先生方も参加して良い懇談の場となっていました.
学園祭には多くの卒業生たちが母校を訪れてきます.「カフェ.I」は,就職事務の中上さんのご厚意により1日就職室をオープンして,母校を訪れてくれた卒業生たちにお菓子と飲み物をサービスしようという,ハートフルな企画です.
当日はお世話になった先生方にあいさつに行ったり,催し物を見て回った後,休憩所として利用してくれるOBがたくさんいました.実は,就職した会社の状況や卒業生たちの活躍ぶりなど,就職に関連した様々な情報が得られる情報収集の場でもあるのです.
先生方も参加して良い懇談の場となっていました.
皆から慕われる就職事務の中上さん(写真中央) |
お世話になったOBたちが大勢かけつけてくれました |
恩師との再開(左:田中先生,右:納富先生) |
2009年学園祭が開催されました
今年の学園祭は、中庭の芝生が整備されたため、屋外のテントが増えました。
天気にも恵まれ、華やかな賑わいでした。
情報工学科は、研究室の公開と就職事務室のcafeがオープンしました。
山本・宮崎研究室
ケータイストラップ・キーホルダの作成、レトロゲーム、AI拡張現実感の公開です。
●AI拡張現実感
現実空間に現実でないものを載せる研究です。
オープンキャンパスでも評判でした。
マーカを手に持って動かすと、画面に不思議な模様が表示されます。
直感的な操作ができて、訪問者も楽しんでいたようです。
●レトロゲーム
昔々のレトロゲームを最新のゲーム機にダウンロードして遊べます。
最新のゲーム機では、一度に4人プレイができるそうです。
大人には懐かしく、子供には目新しい楽しみみたいです。
●ケータイストラップ・キーホルダの製作
去年も評判が良かったストラップを今年もプレゼントしていました。
友達とおそろいのストラップにする人達や、
毎年ストラップを作ってもらうお客さんもいるそうです。
今年は、130個ほど準備したそうです。
研究室で撮影した写真や、携帯電話での写真をパソコンに取り込んで、
製作します。
松本研究室
計算は楽しいというコンセプトだそうです。
平均は100秒で計算できるそうです。
お菓子の景品がもらえるそうです。
使用しているテーブルは、野外レクリエーションで使っている物だそうです。
野木研究室
前年と同じゲームを公開しました。
パソコンと昭和のゲームが同居していました。
ゴム鉄砲の作り方も配布してました。
鷹野研究室
日頃、卒業研究に使用するプロジェクタ-、スクリーンを利用したそうです。
研究室のリラックススペースを改装して学園祭スペースにしたそうです。
徳増研究室
地元の子供達との交流を目的としてラジコンレースを開催したそうです。
研究室の中央部を片付け、ダンボールでコースを作ったそうです。
中央部には、ミニ4駆のコースがありました。
ラジコンカー6台、ミニ4駆4台を準備しましたが、順番待ちがでる人気でした。
松田研究室
天気にも恵まれ、華やかな賑わいでした。
情報工学科は、研究室の公開と就職事務室のcafeがオープンしました。
山本・宮崎研究室
ケータイストラップ・キーホルダの作成、レトロゲーム、AI拡張現実感の公開です。
●AI拡張現実感
現実空間に現実でないものを載せる研究です。
オープンキャンパスでも評判でした。
マーカを手に持って動かすと、画面に不思議な模様が表示されます。
直感的な操作ができて、訪問者も楽しんでいたようです。
「AI拡張現実感の操作」 |
「AI拡張現実感の画面」 |
●レトロゲーム
昔々のレトロゲームを最新のゲーム機にダウンロードして遊べます。
最新のゲーム機では、一度に4人プレイができるそうです。
大人には懐かしく、子供には目新しい楽しみみたいです。
「N64ダウンロードしたレトロゲーム」 |
●ケータイストラップ・キーホルダの製作
去年も評判が良かったストラップを今年もプレゼントしていました。
友達とおそろいのストラップにする人達や、
毎年ストラップを作ってもらうお客さんもいるそうです。
今年は、130個ほど準備したそうです。
研究室で撮影した写真や、携帯電話での写真をパソコンに取り込んで、
製作します。
「携帯電話にある写真をダウンロード」 |
「パソコンで写真を選択」 |
「ストラップの材料」 |
「完成キーホルダー」 |
松本研究室
計算は楽しいというコンセプトだそうです。
平均は100秒で計算できるそうです。
お菓子の景品がもらえるそうです。
使用しているテーブルは、野外レクリエーションで使っている物だそうです。
「計算中」 |
野木研究室
前年と同じゲームを公開しました。
パソコンと昭和のゲームが同居していました。
ゴム鉄砲の作り方も配布してました。
「輪投げの輪」 |
「輪投げ」 |
「ゴム鉄砲」 |
「パソコンとゴム鉄砲」 |
「ダーツ」 |
「景品のお菓子」 |
鷹野研究室
日頃、卒業研究に使用するプロジェクタ-、スクリーンを利用したそうです。
研究室のリラックススペースを改装して学園祭スペースにしたそうです。
「 Wii 」 |
「無線LANの説明」 |
徳増研究室
地元の子供達との交流を目的としてラジコンレースを開催したそうです。
研究室の中央部を片付け、ダンボールでコースを作ったそうです。
中央部には、ミニ4駆のコースがありました。
ラジコンカー6台、ミニ4駆4台を準備しましたが、順番待ちがでる人気でした。
「ラジコンレース」 |
松田研究室
「シューティングゲーム」 |
2009年11月2日月曜日
卒研の配属説明会が開催されました
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