2014年9月26日金曜日

CEATECに今年も出展します

 そろそろ開催を迎えたCEATEC(アジア最大級のIT・エレクトロニクス関連の展示会)ですが、今年も情報工学科は出展します。出展内容は、CEATECの運営事務局が取り上げているCEATECニュース(リンク)(どのような選択基準かは不明ですが)で、Vol.9として取り上げられている記載のとおりです(リンク)。

 現在準備はほぼ完了し、最後のツメの段階です。当日の会場の仕事以外の残っていることは、忘れ物や破損などすることなく機材を梱包、輸送することです。

おーーと。ちょっと、待った。もう一つというか最も重要な仕事というか、やりたい仕事(やりたい仕事なんてあんの?というあなたは正しい)が残っていました。

聡明な読者の皆さんは、お分かりですよね。そーなんです。展示説明の支援をお願いしている方に、展示内容を紹介し、説明の方法やデモンストレーションのリハーサルをすることです。今日、その展示説明の協力をお願いしている栗山さんに来ていただきました。

昨年は、残念ながら彼女は既に別のお仕事が入っていたので、ご一緒することはできなかったのですが、2012年、2011年のCEATECのときに支援をいただきました((我々にとっての)思い出の風景が、ここにあります。リンク1リンク2リンク3))。今日は、その模様を報告します。
 
 実際のブースと同じサイズの箇所に展示物を研究室内で設定し、動作を示しながら説明を行いました。
 
まずは、全体のスケジュール、役割分担を確認します。研究室の雰囲気が一変しました。こんな雰囲気、最高です。でも毎日だったから大変かも・・・(ごちそうが毎日続くのと同じかな。


妙にかしこまっている屋良、法月、岩崎の3人衆。私に対応する時と明らかに態度が違っています。「人を見て態度を変えるな!!!」という指導は通用していないようです。


手話認識の概要とデモを説明する菅谷君と認識結果を確認する栗山さん。彼は今回で3回目のCEATECで、慣れていることは確かです。「慣れは危ない」というのも事実です。多くの専門家の前で実演するので、ごまかしは通用しません。いつもの通りやってください。


スマートフォンからの非可聴音を用いた高精度屋内測位システムを担当する村田君とセンサを確認している栗山さん。この写真の中に何名いるでしょうか?4人いますね。そんなに密着していた記憶はないけど・・・
 
法月君が気を利かして?撮ってくれました。嬉しいですね。彼女の溌剌さと若さに比べて、私には老いの色が忍び寄っています。こういうときは、俺ももう少し若ければ・・・といつも思ってしまいます。が、私にとっては、お気に入りの一枚になるような気もします。
 
 CEATECの開催期間は10/7-11、情報工学科は10/9-11で出展します。場所はユニバーシティエリアです。今年は土曜日の展示も行っています。この日は一般の方々を対象としており、招待券など一切不要です(もちろん、入場料も)。土曜の一日、友人あるいはご家族を誘って見に来てください。菅谷君のテレビ映りと実物の比較でもいいです(リンク)もちろん、専門家の方も歓迎です。CEATECで見て、その後研究室に来られた大手企業の研究者の方もいらっしゃいます。


情報工学科から4件発表しました

 去る923日~25日の3日間にわたって、四国は阿波、徳島の徳島大学で電子情報通信学会ソサイエティ大会が開催されました。情報工学科からは4年生の兵藤君、柴田君、土屋君、金田君の4名が日ごろの研究成果を発表しました。まぁ、研究成果というよりもその進捗状況と言うか、ここまでの成果と言ったほうが正しいと思われますが・・・

以下、発表風景などを時系列的に・・・
 


江の島と富士山です。非常に綺麗に撮れていますね。徳島までは、1時間ちょっとなので、窓際の席がいいですね。長い飛行時間の場合は、通路側の席をお薦めします。


まずは、23日(祝日)発表を


実にいい写真です。彼らの青春の思い出に残る一枚になるでしょう。


学食ですね。撮影者(K*y*h*r*先生)の方が、学生さんよりもさらにボリュームが多いメニューですね。これは、ちょっと問題(^ ^)。


学会の総合受付の前で。ここまで来ると、確かに学会に来ていることを信じてもらえるでしょう。


以下、発表のもようを


兵藤俊輔:車載情報機器評価プラットフォームの検討



土屋裕文君:カラー手袋とDPマッチングを利用した手話認識の基本検討

柴田紘俊君:電動車いすの位置推定誤差補正のための曲がり角検出方法
これは、発表後の宴会のもようのようです。発表が終わると、本当に肩の荷が下りるものです。指導教員がいないから、楽しさ倍増・・・とは、K*y*h*r*先生のコメント。

先生がおっしゃるには、「自分たちの発表を終えたら、飛行機の時間がと言ってさくっと徳島の町に消えたけど、飛行機に乗ったどうかわからない。」とか、私のことをK*y*h*r*先生に言っていたそうです。うーーん。私は、指導を間違えたかも知れません。


次は25日発表分
これは、正門ではないですね。どこで撮ったのでしょうか? 天気、悪かったのでしょうか?23日は良かったけど・・・。撮影は、教員に代わって彼のサポート役を担当したM1の村田君。

金田一将君:非可聴音を用いた屋内測位の実験結果

みなさん、学会での発表は初めてでした。その感想をいただきましたが、あまりにも長いこと、笑える話がありませんでしたので、ここでは読者の皆様のために(^ ^)割愛いたしました。彼らがこれを一つのきっかけに、今後も大いに加速、発展していくことを願っています。

2014年9月25日木曜日

「あゆコロちゃん」がPRのため来学

厚木市のマスコットキャラクター「あゆコロちゃん」がPRのため来学しました。何をPRしに来たかというと、「ゆるキャラグランプリ2014」にエントリーしているので、その投票の呼びかけのためです。
  
ポーズをとるあゆコロちゃん     投票を呼びかけるポスター
市内の様々な所でPR活動を行っていますが、神奈川工科大学でもPRです。ちょうど、お昼休みなので、学生たちに囲まれていました。
女子学生に囲まれるあゆコロちゃん
さっそうとキャンパスを歩きPR
昨年(2013年)の「ゆるキャラグランプリ2013」で全国6位と健闘して、3年連続神奈川県内では1位でしたが、今年こそは全国1位になってください。とは言え、今現在(2014年9月25日)、隣の海◯名市のキャラクターに遅れを取っているような。。。
頑張れ、あゆコロちゃん。みんなで応援しよう。
さり気なく大学をPRする広報の鑑
☆「ゆるキャラグランプリ2014」公式ホームページ内 あゆコロちゃんのページ: http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00000027
☆あゆコロちゃんFacebookページ: https://www.facebook.com/ayukorochan
☆あゆコロちゃん プロフィール: http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/kankou/citysales/character/d016253.html

2014年9月23日火曜日

院生がテレビ出演します

 大学院情報工学専攻修士2年の菅谷隆浩君が、毎週日曜日の午後1054分から放映されている、様々な研究に注がれる若き情熱と思いを紹介する番組である「未来の起源」(リンク)の28日(日)放送分に出演します。


http://www.tbs.co.jp/program/mirainokigen.htmlより
これが、番組紹介のホームページの画面の一部です。シンプルなゆえに、出演する研究者の声や研究内容に基づく番組であることが推察されます。
番組放映をお知らせするために、学科の掲示板に張り出した案内文。もちろん、学科の教職員の方々にも、「ぜひ見てください」というご案内はします。学科の学生全員にメールで告知する手もありますが、(品格ある私としては(^ ^))そこまでエゲツナイことはできません。


先日お知らせしたように(リンク)、2時間ほどかけて撮影しました。その中で、菅谷君が「あなたの声、代わりに伝えます。」という自身の研究のキャッチコピーで、スマートフォンを用いた手話翻訳の実現に向けて注いでいる情熱や熱い思いを披露します。どのような形になって放送されるか、非常に楽しみであるとともに怖さも感じます。主役の菅谷君はなお、そう思っていると思います。
 
研究室の誰かも一風景として溶け込んで映っていると思います。イケメンの**君が映っているのでしょうか?その観点からも楽しみです(少なくとも私は映っていないです)。


皆さん、是非ともご視聴をお願いします。感想があれば、本ブログへのコメント欄、あるいは研究室に直接、ということでお願いします。いやがうえにも期待度が高まっています。

 

2014年9月18日木曜日

テレビ番組の取材を受けました

 エーーッ。そうなんです。ちょっとどころか、かなりというか激しく嬉しいですね。

 番組は、「未来の起源」(リンク)という最先端科学を研究している若手研究者、技術者の情熱と思いを紹介する番組です。毎週日曜日(夜)の1054分からTBSで放送されています。

この番組の制作者の方が、本学大学院情報工学専攻 修士2年の菅谷隆浩君の取材にお越しになりました。取材対象は先日新聞記事として取り上げられた、スマートフォンを用いて手話を自動翻訳しようとする取り組み(リンク)で、その研究内容と担当している菅谷君へのインタビューです。

3時の約束でしたが、2分ほど前に部屋に来られました。実に、時間にきっちりされた方々と感心しました。撮影機材があるので、車で来られています。渋滞などを考え、十分な余裕を見るとともに、時間調整を行ってお越し下さったと思われます。

以下、撮影状況を時系列的に。

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずは、全体の把握という感じから撮影が始まりました。実にテキパキしていました。チームワークが素晴らしく、自分の役割とともに他のメンバーのサポートもしっかりされていました。事前によく勉強、調べておられることがよく分かりました。研究室のホームページの個別の動画までチェックされているようです。また、非常に礼儀正しい方々でした。「撮影して放送してやるんだ」、なってゆー態度は微塵も、ひとかけらも感じませんでした。

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本格的な撮影が進みます。編集で気づいて再撮影なんてことは許されないので(当方は問題ありませんが)、大変なものだと思います。実際の利用シーンの撮影では、村田君も協力しました(ソフト開発で本研究に協力してくれています)。

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いよいよスポットライトが出てきました。インタビューが始まりました。制作担当の方の質問に答える菅谷君。研究室の風景も撮影されました。彼の後輩への指導風景も撮影されていました。誰が被写体として採用されるかは楽しみですね。

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は、番組のオープニングのシーンの撮影です。このシーンは、本人が自分の研究のキャッチコピーを言いながら本人の顔のアップが出る場面です。顔の良さが問われます(本当か?)。

私の部屋がその撮影場所になりました。什器を動かして、場所を確保します。ライトの調整を行い、その後撮影です。テレビ番組で自分の顔をアップが出るなんて、信じられませんね。今回、事前に彼の顔写真を送付していませんが、編集段階で“ボツ”にならないか若干の不安も残ります(^ ^)。


無事撮影は終了しました。2時間近くの撮影でした。5分でも1時間半は撮影する、ということでした。我々の実験でも、再実験などはしょっちゅうです。再訪問して取り直すことは、ほぼ不可能なので、真剣勝負のような感じです。慣れない出先での撮影ということもあり、我々が想像する以上に大変だと思います。

今回の番組取材は、彼だけではなく、研究室のメンバーにとっても大きな出来事だったと思います。「今度は俺だ!!!」ってゆーよーな欲を持ってやってください。実際、制作者の方からは、また、ネタがあったらお知らせください、という申し出がありました。終了後は冷たいお茶を飲みながらお話しさせていただきましたが、非常に爽やかなメンバーの方々でした。

放送日はまた確定ではありませんので、本ブログでは申し上げられませんが、別途お知らせ報告いたしますので、是非ともお覧ください。これで彼の研究がますます加速することになると思います。私も楽しみです。

2014年9月17日水曜日

IWIN2014, KES2014参加 その3

ポーランド編です。

プラハからワルシャワは1時間ほどのフライトです。上空から見るとワルシャワはアパートだらけ。多くの人がアパートで生活しているようです。ワルシャワにはトランジットで1泊のみです。朝少し時間がありましたので駅周辺を散歩です。

カフェで朝食をたべてグダンスクに向います。



グダンスクはポーランドでもバルト海に面する町です。その近くの町であるグディニャにきました。
宿泊は民宿にしました。
おとなり亀さんマークのコンビニです。 1階はBARですが、ポーランドの安い食堂です。

さて、学会です。知識べースを中心とする学会です。人工知能関係者が多数いました。ネットワーク系の先生もインテリジェント化という点で多数参加しています。

採択率は高めといっても半分程度なので立派なものです。

会場との宿との間は、トロリーバスで通います。1回3ズロチです。120円程度でしょうか。結構頻繁にバスがあり、時刻は日本より正確です。


ウエルカムレセプションは港にあるグディニャ海洋大学の練習船だったところです

タイの技術情報TV番組のプロデューサ兼キャスタとお話をしました。某先生にうらやましがられることでしょう。
翌日が発表です。

ほとんど暗記できており、スムーズな発表でした。 暗記できてしまってるが故に詰まると、思い出したりメモのどこだったかを見るのが大変だったですね。
座長の先生からも良いプレゼンだったとほめれていました。カーナビにコンテイストアウエア技術を導入しようという提案です。

終わったあとは、バルト海をみてバンケット。ほっとしたことでしょう。