2011年10月29日土曜日

情報工学リテラシー「質問コーナー」を開設

情報工学科の1年次では、「情報工学リテラシー」という授業があります。WordやExcelなどMicrosoft Officeの使い方から、Linuxの使い方、情報モラルなど4年間情報工学科の学生として勉強していくために基礎となる知識とスキルを身につけていく授業です。スキルを身につけるために、実習も重視され、毎回、課題のレポートを提出しなければなりません。この毎回の課題が、ちょっと大変です。そこで、週に1回ですが、情報工学リテラシーのための「質問コーナー」を開設することにしました。担当教員1名とTA2名で、授業中に分からなかったことや、課題の作成上の問題点などの学生からの質問にお答えします。TAとは、ティーチング・アシスタントのことで、授業の補助を行うために大学が雇っている大学院生のことです。情報工学科を卒業している大学院生なので、情報工学リテラシーの単位を取得している経験者です。

TAが質問者とマンツーマンの対応
 その栄えある(^_^;)第一回目ですが、10/28(金)に行われました。始めての試みなので、学生が来るか、教員としてはドキドキしながら待っていたのですが、4名の学生が質問に来てくれました。4名という数が、多いか少ないかの評価は、今後の課題ですが、自ら学ぼうという姿勢の学生は応援していきたいと思います。情報学部棟1階のソフトウェア工房で、週に一回、不定期に行なっていますので、質問がある学生は、どしどし参加してください。(詳しい日程については、掲示を御覧ください)

右側の白いシャツの方が須藤先生


2011年10月28日金曜日

研究室の来訪者

 開かれた大学、研究室であることは重要です。私もそのように心がけて運営しています。

 「今度研究室を見に行く」とか「今度研究室に遊びに行く」と言ってくれる友人はいますが、本当に来てくれた人はほとんどいません。単に親しい友人、まともな友達がいないだけだろう、と言われれば、その通りというしかないのですが・・・。確かに顔を思い浮かべると、ロクな・・・

 先日、CEATECに研究室で取り組んでいるものの展示、デモしたことはすでにアップしましたが(リンク)、そのブースに来訪された方から
先週 幕張にて開催されましたCEATECにて、貴校の研究テーマのスマートフォンによる遠隔操作に関してXXXXXXX、一度詳しくお話をさせていただく機会を頂戴することはできませんでしょうか。」
と丁重なメールがあり、実際に来られました。私の友人より立派です。

 今回はそのときの写真をアップします。本日の結論は何もないので、具体的な報告はできません。


モノを確認する来訪の方。朝早く大阪から来られました。所属は商品開発部、新規ビジネス開発室です。技術の方です。対応は例によって、修士2年の篠原君と同1年の秋山君。彼ら以外にも研究室の学生は当然います。今月中(間違えました。来月11月でした)に他の院生の活躍もアップしますので、ご期待ください。4年生も頑張っています。


議論しています。写真も撮っておられました。まずは、幹部に報告、説明するとのことでした。先への根拠なき期待は厳禁ですので、今日のところは我々の取り組みが新規ビジネスを担当している方に興味を持っていただけた、ということで満足したいと思います。

 このように研究室で自分たちが取り組んでいることが、世の中の目に留まるということで学生が誇りと自信を持ってくれたら何よりです。

2011年10月27日木曜日

第9回情報工学科アンドロイドの会を行いました

第9回i-Androidの会が本日(2011-10-26)ありました。参加者は23名(学生16名、教員7名(1名は遅刻して(笑))でした。本日は、いつもより短く60分ちょっとの発表と議論でした。

今日の発表者は岩井峻君と会長の山本先生です。岩井君の発表は、同じ研究室の大塚君とチームを組んで取り組んでいるものです。タイトルは「Android端末を用いた日常の摂取および消費カロリー推定」です。前者(摂取)は岩井君、後者(消費)は大塚君担当です。内蔵の加速度センサから体の動きの大きさを検知して消費カロリーを予測するとともに食事の写真画像から摂取カロリーを推定します。摂取カロリー予測は東大発のベンチャー企業の協力を受けています。


1件目の発表者(一番右)
 一番右手が岩井君。横は、会長の山本先生、幹事の篠原君のコンビです。


ちょっと細かい話の画面で失礼。共通的なノウハウはオープンにして、皆で情報を共有し、同じところで躓かないようにしています

2件目の会長の山本先生の発表は、「Google App Inventor for Androidで素早くプロトタイプ開発」です。前回の発表では、5つの例題の紹介でしたが、さらに3つの作品を独自開発したとの報告です。新作は、「Twitterへの音声認識、音声合成の利用」、「LEGO Mindstorms NXTをAndroidで制御」、「口形順序コードからの唇の動きを再現」です。どの作品も約半日で開発したとのことですので、App Inventorのプロトタイプ開発における優位性は明らかです。

LEGO Mindstorms NXTをBluetoothで制御して、ミサイル発射!

「LEGO Mindstorms NXTをAndroidで制御」では、アンドロイド端末からBluetoothでMindstorms NXTを制御します。Mindstorms NXTに接続された距離センサーにより、物体の接近を検出すると、アンドロイド端末から、音声合成により警告を出します。ユーザは、アンドロイド端末に対して「指令」を音声で指示すると、音声認識により「指令」を認識後、やはりBluetoothでNXTを制御して「指令」を実行させます。こうしたことも、既に開発された部品があるのでApp Inventorでは簡単に開発することが出来ます。

iPad2を用いたプレゼンテーション
注目すべき点は、発表スタイルかもしれません。iPad2の背面カメラを利用して、アンドロイド端末の画面をプロジェクターに映します。プレゼンテーションはPDFファイルで行い、アンドロイド端末を用いたデモストレーションもiPad2で行います。アプリケーションの切り替えはありますが、1台のiPad2でシームレスに発表が行えます。

2011年10月23日日曜日

ちょっと嬉しい(Part2)

 今週は書くこと、何もないか~という感じでしたが(これでも1週間に1本のブログアップを努力目標にしています)、探せばなんかあるものです。

 以前にもこのタイトルで書いたことがあります(リンク)。今回も確かに嬉しいのですが、微妙なところもあります。やることもあるので・・・

 修士2年の篠原君が9月にイギリスで開催された学会で発表したことはすでにブログにアップさせてもらいましたが(リンク1リンク2)、そのときの内容が評価され(?)、それを論文誌の特集記事に出すので、改めて提出してください、ということになりました。有難いことです。

 彼のプレゼンテーションがよかったわけではないと思います(笑、確かに堂々とはしていましたが)。内容そのものがいいのでしょう(笑、ではない。IEEE(有名な学会)フォーマットでガチに6ページ書きました)。

 これから学会の要求に対応すべくやらなければならないことがありますが、せっかくのチャンスなので、彼とともに頑張ろうと思っています。一人ではつらいけど、道連れがいれば・・・という感じですね。彼も喜んでいる(はず)です。

発表中の篠原君。今となっては、遠い記憶です。


彼がイギリスで撮った写真。イギリスの代表的料理(Fish & Chips)。彼はよく食べ物の写真を撮ります。

これも彼が撮ったものです。ロンドンから学会が開催されたウェールズ(Cardiff)までの車窓からの風景です。ロンドンからちょっと走るとすぐ田園風景になります。

 以下、高校生の方々へ
 下の英文を読んでみてください。今回の先方からの連絡&打診のメールです。

 受験の英語より簡単だと思いませんか? そーなんです。しっかりと基礎的なことをやっておけば、いいのです。教科書に出てくる構文や単語がそのまま出ていますね。受験英語は差をつけるために、わざわざ難しくしているところがあります(私も意味を把握できないときがあります。問題が悪いと突っぱねます(マジ))。何に使うの?なんて考えずに、きちんと勉強しておいてください。いつか使うときが必ず来ます(英語に限らず)。その時、後悔しないように・・・(余計なおせっかい失礼)
-----
I am pleased to inform you that your paper (see details below), that was presented at NGMAST2011, has been nominated for inclusion in the Special issue of the International Journal of Information Technology and Web Engineering.

Please note this is not a final acceptance of the paper as the final decision lies with the Editor-in-Chief of the Journal who will be contacting you shortly.
Although, your paper was highly rated, you will need to substantially extend it to become of journal quality.

Congratulations and hope to see you again in the next NGMAST!
If by any means, you do not want the paper to be published in the journal please let me know as soon as possible!

この後、先方から連絡がきました。

神奈川工科大学が箱根駅伝でテレビ出演(解説者として)


先日、箱根駅伝の予選会が行われ、テレビ放送されました

2011/10/15(土) 15:30~16:55
★SAPPOROスポーツスペシャル第88回箱根駅伝予選会~夢のスタートラインへ

解説者として、神奈川工科大学の陸上部監督である碓井哲雄さんが、テレビ出演しました。予約録画していたのですが、 録画に失敗してしまいました m(_ _)m。

箱根駅伝の本選(お正月に行われる大会)でも、解説を勤めています。しかも連続出演です。その模様は本学の広報誌KAITにも掲載されています。

85回箱根駅伝で解説したことの紹介(リンク:KAIT 154号
86回箱根駅伝で解説したことの紹介(リンク:KAIT 158号
87回箱根駅伝で解説したことの紹介(リンク:KAIT 161号

選手も頑張っています。大学としては無理でも、学生選抜で出場できるよう頑張っています。在学生、教職員一同応援しています。

2011年10月22日土曜日

研究室の模様替え

ある研究室の模様替えの模様です。


■模様替えの最中

部屋の奥に助教の先生のためのスペースがありました。 助教の先生が他大学に移られたたため、そのスペースが不要になりました。そのため、模様替えをしました。以下の写真は模様替えの最中の休憩の模様です。

奥までパーティションも無く、広々としています

模様替えの休憩中に、仮眠を取っています

荷物は一時的にラウンジに出しています。


■ある日の研究室

模様替えが終了してから大分経ったある日の研究室です。写真の右側では女子学生を交えて、牛丼を作っていました。顔出しNGなので、写真には写らないようにしました (^_^)。

奥行きが広々とした、模様替え後の研究室の模様です

チョコボール40個買うも、金も銀も無し

とある店で、チョコボールが安かったので大量に買ってきた学生さんがいました。これだけ買えば、金のエンジェルと、銀のエンジェルがたくさん手に入るんじゃないか、と期待したそうです。チョコの方は、研究室のみんなにおすそ分けです。
これを2セット買いました

金のエンジェル、銀のエンジェルを楽しみに空けてみました。
1セット空けたところです

これだけ空けても金のエンジェルはおろか、銀のエンジェルも出てきません。おかしいなと思って箱を良く見ると、以下の注意書きが!。

「この製品はおもちゃのカンヅメキャンペーン対象外です。」と書かれています。
なに!、「この製品は玩具の缶詰キャンペーン対象外です。」だと!!!。

空けていないもう1セットを見てみると、この注意書きは、販売用の外箱に隠れて見えません。

「この製品はおもちゃのカンヅメ」までしか読めません
 返品を検討中だそうです。私は、ブログのネタになったから良いんじゃない、と応えておきました (^_^)。

2011年10月21日金曜日

アラスカで研究発表



情報工学科から研究発表~IEEE SMC 2011報告~

平成23109日~12日の日程で,アラスカのアンカレッジにてThe 2011 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics (IEEE SMC 2011)が開催され,情報工学科 松本研究室の学生が研究発表しました.

発表者: 杉村博
タイトル:Classification System for Time Series Data Based on Feature Pattern Extraction

杉村くんは博士課程後期の大学院生で指導教員の指導のもと何度も海外発表を経験しており,落ち着いて発表をしていました.
杉村君の発表の様子
 
発表者の感想
杉村 博
アメリカでの海外発表は初めてでしたが,これまでの経験を活かして落ち着いて発表できました.質疑応答での質問や意見を活かして,次の研究にのぞみたいと思います.

10月のアンカレッジは気温-210度程度で,外出には上着を持っていかなければ震えてしまいます.また,アラスカへは日付変更線をまたぐため時差が大きく,移動や時差ぼけが大変です.

アンカレッジで食べたハンバーガーです

ハンバーガーは大きく,とても大味でした.味は日本のハンバーガーのほうがやっぱり日本人に合うかもしれません.

白熊に襲われる指導教員の先生です.発表は杉村くんに任せて旅行を満喫(?)しています.

白熊に襲われてしまいました

10月15日 オープンキャンパス


今回のオープンキャンパスのテーマは「行きたい学部・学科が分かる!」です。参加してくださった高校生の皆さんは「僕(私)が入学したい学科は、情報学部 情報工学科だ!」と分かってくれたと思います。残念ながらオープンキャンパスに来れなかった人のために、情報工学科のオープンキャンパスを疑似体験してもらいましょう。



■研究室公開

今回は陳研究室が公開です。
陳研究室の学生の皆さんでです

この研究室には、本学に○年も在学し、コナミに内定している学生がいます。一度きちんと特集したいと思っていることは、前の記事でも書かせていただきました(リンク)。学科相談の配布資料に「一人の落ちこぼれも出さない決意」という言葉があります。この言葉を体現したどころか、コナミ内定まで勝ち取った武勇伝として紹介したい気持ちもありますし、正直には書けないことも一杯あります (^_^;)。興味のある方は一度、オープンキャンパスに来て聞いていただくか、本学に入学した後、聞いていただけますでしょうか m(_ _)m。包み隠さず話させていただきます。


■ミニIT体験講座

情報工学科のことが分かるように簡単なプログラミングをおこなっています。タイトルは「Visualプログラミングによるビジネスアプリ作成体験」ですが、実際はストップウォッチソフトを作成します (^_^;。これが何故ビジネスアプリかと言いますと、3年生でビデオ屋のためのアプリケーションを作成する実験があります。この実験で、Visualプログラミングが大事だということを学びます。そして、このVisualプログラミングの簡単な例として、ストップウォッチソフトを作成する、という筋書きです。

大筋はあっている(?)のですが、本当はもっと深遠な説明があります m(_ _)m。実際の説明を聞きに来てください。

講座の模様です
ここで興味深いエピソードを一つ。息子さんが忙しくて来れなくて、代りにお母さんが来ていました。全部で3回行ったのですが、最後の回は時間が悪く、お客さんはそのお母さん一人だけでした。

お母さんは大変満足していただけたようで「街のパソコン教室で同じ事を習うと、すごい高いのに、今回は得しちゃったわ」と言っていただきました。


■研究・実験展示コーナー

本学に来た人は分かると思うのですが、情報学部棟のエレベーターホールのすぐ横にソフトウェア工房があります。非常に目立つ所です。普段は情報工学科の優秀なやる気がある学生が活躍しています。

このソフトウェア工房で学生が作成したアプリを公開しました。
  • QRコードを使ったナビゲーションシステム
  • AR技術を用いた暗証番号入力システム
  • お昼ごはんを提案してくれるコピー機
  • 仕事効率化支援システム - スマート管理ちゃん -

1個目は、2次元バーコードだけでナビゲーションしたいという学生の思いつきを、先生とともに昇華させ、特許申請までした研究です。

2個目はデモを行いました。中々の完成度です。
デモをしています。ヘッドマウントディスプレイ越しに、暗証番号を入力しています。


3個目と4個目はRICOHのコピー機のアプリケーションを作るコンテストに出店した作品です。3個目の方は、準グランプリを獲得しています。 良かったらRICOHのWebサイトもご覧ください(RICOHのWebサイトへリンク)。

 
■相談コーナー

本学のオープンキャンパスは学科ごとに相談コーナーを設けています。神奈川工科大学では、学科の先生の話が直接聞けるように、全学科の教員を配置しています。他の大学では中々実現できてないことです。
実際に相談を受けている様子です


2011年10月19日水曜日

ハッカソンやりました


10月10日-14日,情報工学科のある研究室でハッカソンを実施しました.ハッカソンとは,ハックとマラソンを組み合わせた造語で,マラソンのように長時間プログラミングを行うというイベントです(出典:@IT).

以下,その経過と成果発表会のもようです.

1.それは,ある卒研生の一通のメールから始まった.

    Subject: 突発企画:研究室でハッカソンやろうぜ!
    Date: Thu, 8 Sep 2011 21:15:45 -0700
    From: ○○@gmail.com

このメールには以下のようなことが書かれていました.筆者が「いいね!」と思ったところは強調してあります.

  • ハッカソンって何?オレ流定義:日常生活のすべて、食う寝る以外を捨てて、コンテンツ、サービスを作成する。
  • 食う寝る以外を捨ててやること:unityとblenderというツールを使ってゲームを作る。
  • きっかけ: 福岡工業大学短期大学部で行われたイベント(リンク)に触発されて。それをみて「負けてらんねえ」と思った。
  • 「まぁ完成しなくてもいっか」ってだれると良くないので他の研究室の先生方にも見ていただきたい。

卒研セミナーでの○○君からの誘いに,卒研生10名全員が手を挙げ,期間は10/10-10/14の5日間,発表会を10/14の16:00から開催,と決まりました.

以下,写真でご覧ください.

2.始まったら,寝る,食う以外は開発だ.

寝る(もちろん泊まり込み)
食う

以外は開発だ
ミーティングは毎日2回
3.期間中にi-Androidの会でのプレゼンもこなしつつ.
AR技術を用いたAndroid向け待ち合わせアプリケーション
情報登録型周辺情報提供システム

4.さらに卒研生,3年セミナー生合同の懇親会もこなしつつ.

写真をがない...
(カメラを懇親会場に持っていくのを忘れました.ごめんなさい. orz)

5.寝る,食う,i-Androidの会,懇親会以外は開発だ!

開発する人と寝る人
全員参加!

6.いよいよ成果発表会

室長が発表(最初はちょっと緊張気味)
成果発表会では,動機や,UnityとBlenderの説明などと,デモが行われました(段取りの悪さを露呈しつつ orz).
他の研究室から,4名の先生と,
たくさんの学生さんに出席いただきました.
開発したゲームは卵を手繰って,指定されたメニューの材料を集めてフライパンに持っていくゲーム.難しく作りすぎて,デモ中に1面クリアできなかったのはご愛嬌です.

ゲームの画面

Node.jsとMySQLで,スコアサーバも作りました.
が,プレゼンの時はなぜか動かなかった.
マーフィーの法則健在なり,です...
To Be Continued って書いてあるぞ! 
質疑では,「1回で終わらせるのはもったいない.2回,3回とやるといい」,「負けてらんねーっていう気持ちを大切に」などの暖かいコメントをいただきました.
他学科の大学院生から鋭いコメントも.
7.おわりに

このゲームをプレーしてみたいと思われた皆様,

作成したゲームは,11月5日,6日の学園祭で展示します.ぜひ,プレーしてみてください.

卒研生の皆さん,

卒研生10人全員が参加し脱落者なしで,ツールの使い方も何もわからない全くのゼロから勉強して,ゲームを開発,完成させたのは素晴らしいと思います.

プログラミングだけでなく,チーム開発でのコミュニケーションやプロジェクト管理などなど,いろいろなスキルを高めることができたのではないかと思います.10人の団結も強まったと思います.楽しんでやってるな,というのが隣の教員室まで伝わってきました.この経験を自信として,卒研も楽しみながら頑張ってください.

南極からの便り



日曜日の夜にテレビドラマを見ていて思い出しました。今、先生の友達(高専の先生です)が南極で第52次越冬隊員として派遣されていて、今年の春にお便りをもらったのでした。


“下荻野”は神奈川工科大学の住所です




裏は南極観測船「しらせ」の写真です
受け取ったのは4月でしたが消印は1月1日、ハガキに貼られた切手にはお年玉抽せん番号まで付いています。これまでに受け取った年賀状のうち、最も遅い記録を大幅に更新しましたが、同性から受け取った手紙では生涯TOP3に入る嬉しいお便りでした。

出発前に壮行会と称して新宿で飲んだのですが、そのときもらったのが写真のうちわです。カバンがなかったので、電車で持って帰るのがちょっと恥ずかしかったです。扇いで見ると、南極の風がそよぎます。


こっちの面はペンギンがデザインされていてカッコいいのですが・・・



うーん、外国人が好きそうです


そういえば子供の頃に稚内(日本最北端の町)でタロとジロの子孫に会ったことがあります。映画「南極物語」はその頃の作品ですが、久しぶりに見たくなりました(「もののけ姫」まで17年間、映画興行成績の記録を保持したそうです)。隊員の彼が帰ってくるのは来年の3月です。

2011年10月17日月曜日

饗場直美先生がテレビ出演(再び)


饗場直美先生が、再びテレビ出演です。1回目は逃してしまったのですが、まだ放送が2回あるようです。以前の放送の模様はこちらです(リンク)。

タイトル
NHKEテレ3東京
きょうの健康 食で健康「豆ってすごい!」

放送日
2011/10/18(火) 14:45 ~ 15:00
2011/10/20(木) 12:30 ~ 12:45
今回の画像は撮れてません。前回の使いまわしですみません m(_ _)m。

栄養生命科学科の先生へのレクチャー

 Q-Voteをご存知ですか?(知らなくて当然です)
QとはQuestionVoteとは投票するという意味です(高校生の方、分かりますよね(嫌味かな))。授業中に選択問題を示し、それに対してケータイやスマホから選択番号を入力するとリアルタイムに集計し、表示するものです。TV番組でも似たようなものが使われているので、イメージがつかめる方も多いと思います。

つかめない方は

の左からQ-Voteをクリックして、その中にある動画を見てください。実際に授業で使用しているときの様子が出ています。ここで紹介されているKBookQ-Voteはともに本学独自開発のシステムです。市販のシステムと異なり、我々の使用目的や運用方法に合わせて機能を追加、変更(カスタマイズといいます)できることがメリットです。

 今回他学科である応用バイオ科学部 栄養生命科学科(科学的センスを持つ管理栄養士を養成することが学科理念の一つです)の先生からQ-Voteを調理実習で作ったメニューの試食結果のアンケートに使用したい、とのことで(ありがたいことです)、このシステムを開発した修士2年篠原君が使用方法についてレクチャーに参上しました。


このQ-Voteを実習で使用してくださる松月先生。キビキビした先生で、気持ちいいです。新たなシステムのメリットを素早く理解し、それを取り込んでいこうとする姿勢は私も見習わなければなりません。
篠原君の後ろの方は示野さん。学内の教育システムの管理、運用と講習等を一手に担当されている方です(私とはメタボ仲間です。お互い、俺の方がマシと思っています)。

若い先生(河村先生、大森先生)も加わってくれました。チームというか組織で動いてくれると大きな潮流ができます。若者同士という感じかな?

実習室の(ほんの)一部。私も一度案内してもらったことがありますが、「これが大学の実習室なのか?」と心底驚きました。松月先生も「大学でここまでやっているところはそうそうない」と自慢されていました(他の学科を自慢しても仕方ないですが・・・)。本学は学生本位主義ということで、学生が使用する施設などには十分なお金をかけているということなのですが、確かに・・・と実感しました(教員にもお金をかけてほしいです(笑))。


 新たなことをやっていくことは、最初に壁があります。その壁を乗り越えて初めて見える景色があります(そう思わないと私はやれません)。松月先生も新たなことを行うことで大変、篠原君もシステムのカスタマイズというか機能追加を行う必要があります。しかし、本システムの利用によって、従来にない知見や効果を得ることにつながる一歩となることを祈念、信じます。