2015年1月27日火曜日

エビちゃん 受賞前後のあれこれ -ASN研究会での発表などなど-

 エビちゃんが学会のコンテストで受賞したことは、直前のブログで紹介しましたが、その授賞式もあったASN研究会(26日の朝一から2日間にわたって南紀白浜のホテル“むさし”で開催)に参加、発表してきましたので、そのもよう時系列形式で報告します。今回の研究会は、他の2つの研究会と合同での開催となったこともあり、賑やかなものとなりました。

 
当地には前日の夜に到着。ホテルに荷物をおいて夕食後、ちょっと散歩しました。有名な(こっちにきてから知りました)白名浜です。ホノルルのワイキキビーチと姉妹ビーチとのことです。確かに綺麗な砂浜が続いていました。これが今回私の唯一の観光となりました。パンダが7頭いるアドベンチャーワールドには行けませんでした(当然ですが)。

学会のメイン会場です。各論文発表の講演に加えて今回は白浜町長から「白浜町の防災と観光 -ICTへの取り組みについて-」という招待講演が行われました。昨年末に双子のパンダが自然交配で生まれた、という自慢話?もありました。夜の宴会にもお付き合いいただきました。町をあげての歓迎に感謝いたします。
 

 ところで、今回、コンテストの受賞者は初日の夕方からパネル展示してほしい、という依頼を学会から受けました。

パネルと展示物を用意し、説明している海老原君。翌日のプレゼン発表もあるので、連日の発表となります。


海老原君のパネルを訪問してくれたASN研究会委員長の慶応大学教授の大槻先生。長い時間逗留してくださいました。いろいろお話ができました。なお、この段階ではまだ、受賞の証の賞状はありません。


夜は三研究会合同の宴会した。ホテル内の大宴会場で行われました。そのときに、賞状の授与がありました。大槻先生から賞状を読み上げられる海老原君。真ん中は宴会の統括だった本学ネットワークコミュニケーション学科の塩川先生。お二人の迫力は尋常じゃないですね。コンパニオンさんがいたらよかったですね(学会なので無理ですね)。


うまく撮影できなくて、申し訳ないです。そのための学生引率だろっていうご指摘はご遠慮ください。これでも引率を隠れ蓑にして、(旅行ではなく)ホットな領域、これから発展が期待されるテーマ、他の大学の学生の発表内容などの情報を収集しているのです。マジです。


エビちゃんの発表は翌日朝一番のセッション。聴講者は50名は下らなかったと思います。彼は外部発表は今回が初めてです。通常はここまで発表会場は大きくはないです。壇上のエビちゃんがかすかに見えます。

 
緊張した感じでしたが、質問に対してもちゃんと応えていました。十分に内容を伝えることができたと思います。私もいつも緊張するのですが、今日は彼が話し始めると、なぜかリラックスできました。


 何度も書きますが、これからが正念場です。今回の受賞、発表はあくまで通過点に過ぎません。周りを巻き込む力、周りに応援してもらえる力もこれから彼に必要となるでしょう。自分のペースで検討を進め、結果を出す、という研究とは別の観点からの能力、資質が要求されます。私としても彼の後方支援を的確に行っていきたいと思っているところです(今だけかも知れませんが(^ ^))。

海老原君が学会から受賞しました

 本学科4年生の海老原 樹君が、電子情報通信学会 知的環境とセンサネットワーク研究会(ASN (Ambient Intelligence and Sensor Networks)研究会:リンク)主催のセンサアプリケーションアイデアコンテストで、イノベーション賞を受賞しました。

 本研究会は、センサネットワークにより得られたデータを処理・解析して、人の活動を拡張・強化あるいは補完・補助する、知的環境の発展を目指しており(研究会ホームページより引用)、当研究室の指向と一致していることもあり、海老原君が卒論で取り組んでいる「センサネットワークとクラウドを用いた“やる気を維持する”創生電力マネージメントシステム」を応募しました。


ASN研究会の委員長である慶応大学教授の大槻知明先生と
受賞の賞状を手にする海老原君

 
 コンテストの概要と受賞者発表の下記のサイトをご確認ください。下のところに受賞者3名が出ています。他の受賞者は東大、慶大の学生でした。コンテストのレベルの高さが伺えます(^ ^)。
 
 
 
 
授賞式のときのもようを以下に紹介します。研究会の大宴会の中で、表彰式が行われました。
 
真ん中の方は、本コンテストの幹事であるとともに宴会を取り仕切った本学ネットワークコミュニケーション学科教授の塩川先生。本コンテストは塩川先生から紹介され、応募を勧められました(強制ではないので、念のため(^ ^))。機会を与えてくれた塩川先生にも感謝いたします。

センサアプリケーションアイデアコンテストに関しては、下記にアクセスください。
htttp://www.ieice.org/~asn/201410_app_contest.php
翌日、改めての記念撮影を敢行。大槻先生は気さくに記念撮影に応じてくれました。若くして研究会の委員長になるくらいですので、その研究能力、マネージメント能力、人柄がうかがえます。


 今回は20名を越える応募者があり、9名の審査委員の先生方により受賞者が決められたとのことです。まさに厳正な審査の結果による受賞、ということで大いに喜ぶとともに今後の加速の原動力としたいものです。
 

 彼の受賞連絡にありました審査委員の方の講評を付記させていただきます。
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 トータルとしては「創生電力マネージメントシステム」として,自転車を漕ぐというヘルスケアフィットネスと蓄電システムへの充電を関連付けたアプリを開発しています.しっかりとしたコンセプトのもと,充電装置から自転車のストリートビューに至るまで,さまざまな要素技術をひとつずつ丁寧に開発している点が評価されました.これまでの成果はもちろんのこと今後はさらに「美容」をもテーマに取り込もうという貪欲さにさらなる発展を期待させます.新しい切り口から社会的意義を持つあらたな価値を見いだせる技術としてイノベーション賞に選定しました


 最後に海老原君の感想を付記します。
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 イノベーション賞を受賞した時は、自分のやっている研究を評価して頂いたことを嬉しく思いました。私の研究は今年度からスタートしています。今回のコンテストは、私の研究を正式に外部に出して評価してもらう初めての機会でした。そこで、このような賞を頂けたことで、より一層研究に励むためのモチベーションとなりました。

 また今までは、実際にシステムを運用していくことを目標にしてシステムの開発を進めてきました。これからは実際にシステムの運用を進めていく考えですが、システムの開発と運用の間には大きな壁があると思います。問題が起こって困難な状況になることもあると思いますが、今回頂いた賞を励みにして頑張っていきます。

 
 
 
 

2015年1月25日日曜日

本当にテレビの主役になりました(その2)

 卒研生(4年生)の海老原君(研究室での俗称 エビちゃん)がテレビに出ることは既に述べましたが(リンク)、本当にテレビに出ました(あれは、1月4日(日)の午後11:09からの「未来の起源」でした)。記憶が薄れてきました(^ ^)。記録を残す、記憶を呼び起こす、という目的で書いています。




 http://tvtopic.goo.ne.jp/program/77/39127/1.htmlより
 

 上記がその証拠となります。番組表の一部です。出演者として彼の名前がでています。海老原樹の名前で検索するとどうなるでしょうか?以前の本学科の出演者(リンク)の修士2年の菅谷隆浩で検索すると結構、いろいろ出てきます。高校生のみなさんもやってみてください。彼らが学会や研究会で発表した記録が残っています。

補注:今回の取材対象は、エアロバイクを漕ぐことによる人力発電の電力量を管理するとともに、発電量に応じてストリートビューの風景を移動させ、あたかもサイクリングしているかのような仮想現実の世界を人力発電という苦役にリンクさせるものです。

 
 今回は撮影の打診から実際の撮影までの日にちが短く、研究室一同、身だしなみを整える時間的余裕がありませんでした(整えても・・・(^ ^))。お見苦しい点、多々ありますが、記録写真をアップしていきます。

 オープニングには、例の顔のアップシーンと研究のキャッチフレーズから始まりました。そのフレーズは、「世界を旅しながら、発電しませんか!!!」(番組ディレクターの佐藤さんが取材、撮影の中で創案したものです)でした。
 







今回の主役の海老原君。床屋に行きたかったところです。取材のための準備などで、本当に時間がありませんでした。シャワーは浴びてきたと信じます。



 
実演、システムの説明、そして研究に対する思いや情熱?を語るエビちゃん。いつにない緊張が我々にも伝わりました。取材中に、「もっと、自然体でやればっ」て言ったのですが、「そんなこと無理!!!」という発言ありました。確かに実際のテレビでも彼の固さが出ていました。


 最終シーンは、研究室のメンバーで発電バイクを漕ぐシーンでした。撮影の方は、非常に丁寧に撮影してくださっているのですが、被写体そのものはいかんともし難いですね。個人的には、男の長髪はお奨めできませんね。爽やかさがでてきません。私が長髪にできないことが理由ではないので、念のため。これでもまだ髪だけでは、40前半と思われます。

 研究室の傾向として、床屋に行く必要のない学生が頻繁に床屋に行き、行くべき学生が行っていない、という点があります。「少ないのに、切るな(^ ^ )」という指導?も必要です。とにかく、研究室の教員は公私にわたった親切丁寧な指導?が必要です(余計なお世話!!!)。本案件に多大な貢献をしてくれたM田君のことを言っているのかは不明(^ ^)。
 
 確かにシステム(創生電力マネージメントシステム)としての原型はできました。これからが正念場であることは確かです。この手のものは、使ってもらえないと価値がでません。今後は死の谷(Death Valleyと呼ばれる研究と商用化の間に存在するとされる深い谷)を乗り越えるのが彼の仕事となります。学内の「ECO推進チーム(リンク)」との協業など、積極的に取り組んでいきます。1年後のことは、私も想像だにできません。


 今回のテレビ撮影と放映は、大きな一里塚になりました(どこかでも書いた文言のような・・・)。見栄えのしない当方に対して、美しい映像(学生ではなく、学内の風景、校舎)とともに分かりやすいテロップとナレーションを加えて放送してくださったディレクターの佐藤さんと番組制作スタッフの方々に心から謝意を表したいと思います。

補注)掲載した写真は、権利上の問題はないことを念のため申し添えます。

2015年1月22日木曜日

楽しい仲間たち -明日は卒論提出日-

 明日は卒論提出日、そうなんです。つまり、今日は卒論提出締切の前日です。卒論最後の仕上げにかかっています。みんなで楽しくやっています。


何をやっているのかって? そうなんです。卒論のファイルに卒論タイトルのラベルを貼っているところです。綿密に作業をしています。金田君、ずいぶん慎重だね。実験でもよろしく。

再度ですが、ずいぶん楽しそうに皆で一緒にやっています。楽しそうにやっているので、嫌味を言いたくなりますね。

 
小生「中身が中身なんだから、そんなに丁寧にやっても意味がないだろ」
返答者失念「見かけは何より重要です」
小生「自分を否定するようなことを言ってはだめだね」

小生「汚くてもいいんじゃない」
返答者失念「受取担当の先生に、受け取り拒否される可能性があります」
小生「そのときは、中身を見て言ってくださいって言えば?」
返答者失念「先生、先生がそういうことを言われたらどうですか?」

実に素晴らしい模範回答ですね。私の冗談が通じません。

 
土屋君が先輩の修士論文の表紙の面倒も見ています。もっと適当でいい、と指導?したのですが、「人のものなので真剣です」、という返事でした。確かにその気持ちは重要だけど、・・・。

 
 
出来栄えに感動している?鈴木君。疑問を感じているエビちゃん。毎年、

・曲がって貼り付けてやりなおし
・逆さまに貼り付けてやりなおし
・文字誤記によるやりなおし
・ラベルの切り取り失敗によるやりなおし

が必ずあって笑えるのですが、残念ながら?(本当は?ではないです)今年はありませんでした。


 私も残念?に思っていました。笑えない・・・
が、そこは皆さん気の利く学生さんです。私にある気付きを与えてくれました。「学会発表と同じタイトル・・・」という発言が聞こえました。そうなんです。私はまだタイトルの最終確認をしていませんでした。

小生「おいっ、諸君、論文タイトルの了解を取っていたっけ?」
学生諸君一同「・・・・・」

 そうなんです。指導教員の許し?もなく、勝手にタイトルを貼っていました。これは、大問題です。これはチャンス、と意気込みました。でも、皆さん立派でしたので、タイトルの不備を指摘できませんでした。唯一、某君(暴君ではない)がタイトルがシックリこないので、変えるということで貼りなおしました。真面目です。あんまり、笑えませんでした。
 
一段落して、さらに論文を手直しする彼ら。実に楽しそうにやっています。私の記憶では、私の卒論はそこまで楽しくやっていなかったと思います。提出前日なのですが、実に緩やかに時が過ぎています。


 他の研究室のことは気にならない、と言えば嘘になりますが、今年のこの研究室はこれでいいのでしょう。修士に進学する人は、これから、一方、卒業する人は、引き継ぎや学会発表を予定している人もいるので、明日でせいせいすることはないです。そんなに無責任な諸君はいないです。これ(だけ)は私も自慢できます。

 

2015年1月21日水曜日

ある日曜日

 森の里4丁目自治会さんと共同で運用している、例の地域の目-防犯ネットワーク-ですが、今日は餅つき大会にお邪魔してきました。また、ご馳走になってきました。

仕事をやる前に、早々にご馳走になりました。これではまるで、ご馳走になるためにやってきたようなもんですね。
厚木市市制60周年、森の里30周年の幟が映えています。このような幟をつくるという姿勢に感服します。

右に見える建物が自治会館。その横で、餅つきが行われていました。夏はこの緩やかな斜面が芝生に覆われ、それは見事な公園です。


一応、仕事も若干はやっているという証拠を示しておきます。出張交通費がほしい訳では決してありませんので、念のため。
 

自治会長と今回の餅つき大会の実行委員長。実行委員長は、私と同郷です。年よりはわがまま?という私の先入観が覆されました。実に立派な方々です。さすがは、厚木を代表する住宅街にお住まいの方々です。。


 システム開発側はどうしても、「こんなことできるのでやってみませんか?」と押し付けがましくなりがちですが、我々はあくまで、先方からの要望に沿ったシステム開発を心がけています。ユーザ登録を推進するのではなく、ユーザ登録をしたい方がいらっしゃれば、そのお手伝いをさせていただく、ということで適宜お伺いしています。「住民の住民による住民のためのシステム」となり、地域の防犯意識の向上につながれば(すでに高いものがありますが)、我々の取り組みが意味のあるものになります。




2015年1月20日火曜日

嬉しい「アクセス数の半減」

先週の土曜日、ブログのアクセス数が激減しました。2分の1から3分の1くらいに減りました。悲しい出来事です(T_T)。ですが良く考えるとこの日はセンター試験初日です。これはひょっとして、以下の仮説が成り立つのではないかと思い直しました。
ブログの読者がセンター試験を受けていて、ブログが見られないからおきている現象
この仮説が正しければ、次の日の日曜日(センター試験2日目)もアクセス数が少なく、さらに翌日の月曜日はアクセス数が元に戻っていないといけません。じっと2日間待ってみました。

結果は、期待通りでした (^_^)。多くの受験生に読んでいただいていることが予測されます。

仮説が正しいことを完璧に証明できませんが、これ以上確認のしようもありません。アクセス数も元に戻ったことですし、仮説が正しかったことを期待して、またブログ記事を書き続けていきます。


本学(神奈川工科大学)でもセンター試験が行われました。受験生を応援している記事は以下をご覧ください。

  • 「受験生に幸多かれと、切に願う」(リンク

「ミッフィーランチプレート」プレゼント by ローソン

ローソンで「ミッフィーランチプレート」プレゼントをしています。パンやデザートに貼ってあるシールを集めると絵皿がもらえるキャンペーンです。コップをくれる時もあれば、りらっくまの柄だったり、色々なキャンペーンが行われています。

今回のミッフィーランチプレートのためのシールを集め始めました。しかし、集めはじめたのが遅いので、「ローソン各店舗で数量限定の絵皿」はもらえないだろうなと思いながら集め始めました。そして集めるのにも日数がかかってしまったため、この数量限定のミッフィーの絵皿は諦めました。

諦めたので、ローソンの店舗を選ぶことなく、大学前のローソンに行き、絵皿を貰うことにしました。すると、「数量限定の絵皿もありますが、どちらにしますか?」と店員さんに聞かれました (^_^)。もちろん喜んで数量限定の絵皿を選びます。
ミッフィーランチプレート(各店舗数量限定)
ラブライブオリジナルコップの収集では爆発的な行動力を見せた本学の学生さんたちですが、ミッフィーには興味が無いようです (^_^;)。

ラブライブがらみのブログ記事は以下をご覧ください。

  • ラブライブオリジナルコップ(リンク
  • きっとドリンクがもらえる(リンク

「POMERAを子どもにあげました」のその後

気軽に、快適に、文章を書ける機械を求めています。その一つがポメラです。以下のブログ記事にありますが、ポメラは良い機械です。新製品が出るたびに買い換えたりして、3台のポメラを所有することになっています。
  • 大好きなPOMERAへの要望 (リンク
  • POMERAを子どもにあげました (リンク
  • 3代目のポメラ(リンク
ですがポメラは1台あれば十分です。そのため、ブログにも書きましたが、(上の)子どもにあげています。

上の子に上げたポメラですが、下の子に引き継がれていました。かな漢字変換機能があるので、「分からない漢字を調べるのに良いよ」と言って引き継がれているようです。上の子の悪知恵が働いています (^_^;)。

本来の用途ではないですが、下の子が使い続けています。このポメラの現在の様子は、以下のとおりです。
酷使されたポメラ
キーボードを開くと、キーボードが中心に配置されなくてはいけないのですが、そのギミック(機構)が壊されています。キーボードのキーが2個ほど取れています。非常に酷使されたのでしょうか、単に扱いが悪いだけでしょうか。

寿命を迎えたとあきらめるしかなさそうです。

2015年1月19日月曜日

NHK高校講座 チョー基礎から始めよう!ベーシック数学

蒼あんな・れいなさんは、神奈川工科大学主催のKAIT夢コンに特別審査員として来ていただいている方です。最近では、富士通のタブレットのCMで見ることができます。
この蒼あんな・れいなさんですは、以前
NHK高校講座 チョー基礎から始めよう!ベーシック数学

という番組にレギュラー出演していました。これが現在再放送しています。皆さんぜひ見てください。40回テーマに分かれて数学の基礎を教えてくれます。今日(2015/01/19)の2時から放送しています。

■蒼あんな・れいなさん関連の最近の記事
  • 「蒼れいなさんのCMが好評」 (リンク)
  • 「蒼れいなさんのCM」(リンク
  • 「蒼あんな・れいなさんへの謝意」 (リンク
  • 蒼あんな・れいなさんを本ブログで検索(検索
■KAIT夢コン関連の最近の記事
  • 「KAIT夢コン2014の最終審査会の様子」 (リンク
  • 「KAIT夢コンで、高校の先生との再会」 (リンク
  • 「KAIT夢コンの締め切りが近づいています! 」(リンク
  • KAIT夢コンを本ブログで検索(検索



2015年1月18日日曜日

受験生に幸多かれ、と切に願う

 今日17日と明日18日は、センター試験です。本学も試験会場となっており、毎年1200名程度の受験生を受け入れています。このときは受験生だけではなく、大学の教職員全員も緊張します。特に、責任部署の方々にとっては、これが無事終わらないと正月を迎えられない、という感じかと思います。

 これがその看板。初日の試験終了後に撮影したので、もうあたりは暗くなっていました。

 当然ですが、私も受験を経験しています。センター試験と類似した共通一次試験を受けた世代です(しかも初年度。年齢がバレるけど、まぁいいか)。とかく、詰め込みなんのかんのと言って受験が批判されることもありますが、受験生の諸君にはそんなことを気にすることなく、そして迷うことなく全力でやってほしいと強く思います。
 
 確かに詰め込んだ知識が全てではないですが、詰め込むことも必要であることは確かです。そのとき詰め込んだ知識は、役に立つことはあっても、決して損になることはありません。詰め込めるときに詰め込まないと詰め込めません。英語などはその典型例ですね。これ、私の経験から明らか。予備校の先生のお言葉、「いまでしょ」は、確かに核心を突いています。


 ここから述べることは、あくまで個人的な勝手な感想?です。私は数学もある意味、暗記科目と思っています。だって、我々が使う数学は受験に限らず、○○には△△の手法でアプローチする、ってゆーように、定まった手法をうまく使ってやっていくことが多いです。暗記科目と言っては憚れますが、ちょっとした高度な解析をするときの道具、って考えていいかも知れません。そんなの数学ではないって言われるかも知れませんが。


さて、試験監督業務を終えて、研究室に戻ると・・・。修士論文、卒業論文作成で頑張っているのかと思いきや・・・。夕食の準備中でした。受験に比べたら、楽なもんではないでしょうか? 当落のプレッシャーなどなく、また、孤独感もなく仲間と和気藹々(わきあいあい)という感じでやっていますね。
 

 横道にそれました。確かに受験勉強はつらいですね。受験生の気持ちがよく分かるので、我々もこの入試の業務には、強い緊張と責任を感じています。我々がせめてできることは、学内の清掃の徹底や、静穏、室温などベストな試験環境を提供すること、入試センターからの指示に基づいて不手際なく試験手順を遂行することのみです。

 結果よりも、“確かに、あの時期は努力した”という記憶が残るように頑張ってほしいです。それが未来の糧になっていくはずです。彼&彼女らにとって、幸多かれと心から願うものです。

2015年1月16日金曜日

3台目のポメラ

論文書きはもちろんですが、プログラミングも広い意味で文章を書くことです。そのため入力のしやすさには非常に拘りがあります。そのこだわりの方向の一つがポメラです。KING JIM製のポメラです。過去にも2度ほど記事を書かせていただきました。
  • 大好きなPOMERAへの要望 (リンク
  • POMERAを子どもにあげました (リンク
今さらなのですが、ブログに登場していない、もう1台、すなわちポメラを3台持っています(DM10、DM20、DM100)。3台目はストレートタイプのポメラです(DM100)。DM100は、Bluetooth接続のキーボードになったり、辞書機能があったり、機能方法です。


DM100(写真の撮り方が悪いのか、横幅が短く見えます m(_ _)m)
折り畳みのキーボードは、平らな机が無いと入力しづらいので、、ストレートタイプは結構重宝しています。


2015年1月10日土曜日

教員との共同作業

 

 研究室配属後の醍醐味?の一つは、まさしくタイトルの点にあると小生は思います。そのようなことが訓練になり、まともな社会人となるための助走区間になっているのだと個人的には考えています。

 
これが一例の状況です。日ごろ(この積み重ね)の成果をどこかに出すための準備をしているようです。どこに出すのか?(どの学会? どの開催場所? という両方の観点があります)という興味はありますが、私が関与する(できる)ことではないですね。いずれにしても、真剣にやらなければならないです。土曜日にもかかわらず、屋良ちゃんがIO先生の手助けを得てやっています。向こう側は菅谷君。この二人が3月に修了するのは確かに研究室にとって痛すぎる。要するに、研究室のレベルが落ちるってゆーこと。


こちらは4月から4年生になる(あくまで予定の)中川君。○○免許取得のために、土曜日も講義を受けています(立派です)。教員からの企業情報を読み込んでいるってゆーか、眺めているという感じでしょうか。エゲツなく企業での経験を伝えていきたいと思っていますが、「先生、それって先生が新入社員の時代、○○年も前の話じゃないですか!!!今でも通用するんですか?」なんて言われたこともあるので、迂闊なことは言えません。


 タイトルと内容の関係が明確ではないですね。言いたかったことは、タイトルに集約できているかは分かりませんが、「研究室は学生と教員で作っていくもの」という思いだけです。ネタとして、単調ですね。ご容赦ください。

2015年1月8日木曜日

初代MacBook Air 妊娠

私は、動いている物、まだ使える物を捨てるのは苦手です。片付けられない自分を脱却するために、「捨てる技術」、「片付けの魔法」など、片付けの本を何冊、何度となく読み返しましたが、治りません。

コンピュータも同様です。動くまで使い続けようと思っています。2008年発売の初代MacBook Airを使っています。iOSのバージョンが古く、Chromeもバージョンアップできずにいます。Chromeのバージョンが古いのでWebページのレイアウトが崩れることが多々あります。それでも使い続けていました。
バッテリーが膨らんだ(妊娠した)初代MacBook Airです
しかし、動いているのにあきらめざるを得ない状況になりました。リチウムイオンバッテリーが経年劣化により膨らんできました。巷では「バッテリーが妊娠した」などと騒がれる現象です。写真で、きちんと閉じていないのがお分かりでしょうか?

リチウムイオンバッテリーは爆発する可能性もあるので、もう限界だと思います。お疲れ様でした。8年間使用しましたので、IT機器にしては長持ちした方ですかね。

どのように処分しようか悩んでいました。すると、AppleはPCリサイクルプログラムをやっているのを知りました。IT機器は金などの貴重金属の含有量が高いので都市高山とも言われています。非常に良い試みです。Apple社を好きな度合いが、また少し上がりました。

i-Androidの会が開催されました(12/24)

世間ではクリスマスイブ(12/24)の夕刻に、今年度最後の「i-Androidの会」が開催されました。学生17名と教員8名が参加しました。
山本先生による開会の宣言
今回の発表は、下記の5件でした。
  • 海老原 樹(田中博研):センサネットワークとクラウドを用いた創生電力マネージメントシステムの開発
  • 岩沢 宏樹(田中博研):カラー手袋を用いた手話認識のための高精度色検出手法の提案
  • 八木大介(松本研):WEBサイト視聴が読者の肉体に与える影響の調査
  • 瀧澤諒平(陳研):クラウドサービスとChromebookを用いたIT関連教育を実施するための調査
  • 山本富士男:NetLogoからAndroidへ(食事する哲学者の問題-分散Deadlock検出)
最初は、最近、活躍が著しい田中博研の海老原君による「センサネットワークとクラウドを用いた創生電力マネージメントシステムの開発」の発表でした。エアロバイクによる発電を、いかに利用者を飽きさせずに継続させるかという発表でした。

海老原君の発表
続いて、同じ田中博研の岩沢君による「カラー手袋を用いた手話認識のための高精度色検出手法の提案」です。これもお馴染みのカラー手袋を用いた手話認識に向けての検討です。着々と進んでいます。
岩沢君の発表
そして、松本研の八木君の「WEBサイト視聴が読者の肉体に与える影響の調査」という発表です。いわゆる「ユーザビリティ」に関する研究で、研究の評価がちょっと難しい印象を受けました。とはいえ、重要な分野ではあります。
八木君の発表
続いて、陳研の瀧澤君の「クラウドサービスとChromebookを用いたIT関連教育を実施するための調査」という発表です。ノートパソコンではなく、ネットワークに接続した安価なChromebookでどこまで、IT関連の教育を行えるかを調査した結果の報告です。

瀧澤君の発表
陳先生による補足
最後に、山本先生の「NetLogoからAndroidへ(食事する哲学者の問題-分散Deadlock検出)」ということで、裏テーマが「私はなぜ多数のAndroidを買うのか」ということで、『「食事する哲学者の問題を5台のAndroid端末で試行する』という発表でした。シュミレーションではなく、実機で検証することの重要性を強調していました。教育のためには、特に実機で実証するために同じ機能のAndroid端末が複数台必要になるとの事です。
山本先生の発表
とりあえず、今年度の「i-Androidの会」の発表会は、これにて終了になります。今後も、情報工学科では、継続して「i-Androidの会」の活動は行っていきますので、興味のある方はご参加下さい。

2015年1月7日水曜日

リコーチャレンジ賞の賞状が届きました

RICOH & Java Developer Challenge Plusは、RICOH製品を使ったプログラミングコンテストです。今年も出場しました。今年の模様は以下のブログ記事をご覧ください。
  • 日本科学未来館に行ってきました(RICOHの大会開始前の話) (リンク
  • RICOHの決勝大会でプレゼンテーション (リンク
  • リコーチャレンジ賞受賞 (リンク
昨年度以降の記事をご覧になりたい方は、Google カスタム検索(リンク)をご利用ください。

本年度は、リコーチャレンジ賞を頂きました。その賞状、商品、記念品が届きました。商品はジェフグルメカード1万円分で、記念品はステンレスボトルです。

真面目に記念撮影してみました
笑顔で記念撮影してみました

受賞したメンバーを以下に再掲します。写真の左から以下の通りです。
中澤 舜      長野工業高校    情報工学科3年 
栗原 準      横須賀学院高校  情報工学科1年
渡辺 優太     郡山北工業高校   情報工学科1年 
板垣 卓      郡山北工業高校  情報ネットワークコミュニケーション学科1年 

受賞おめでとうございます。来年以降も活躍を期待しています。

1月3日も仕事


大学教員の仕事は、意外ですが、昼夜、休み問いません。私の今年の仕事始めは1月3日でした。学生さんも正月関係なく活躍しているようです。

まずソフトウェア工房です。多くの人が帰省したようですが、それでも活動している人がいました。
ソフトウェア工房にも人がいました。
研究室にも人がいました。確か閉め切りを抱えているとお聞きしています。頑張ってほしいです。
正月も、研究する人々
学生さんが自主的に研究室前を飾ってくれました。そのため、研究室前は、正月飾りがあります。台も白くする(白い紙を引く)など、芸が細かいです。
研究室前の飾りです
最後になりましたが、明けましておめでとうございます。今年も皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げます。