2013年6月29日土曜日

地域自治会との意見交換会


 大学も地域に寄与することが強く求められる時代になっています。その地域の地場産業への貢献、地域住民に対する支援、文化レベルの向上など、様々な領域があると思います。最近は、Center Of Community (COC)なる言葉も出現しています。

 本学科でも厚木市森の里4丁目自治会さんとの協業で、「地域の目 -防犯ネットワーク-」なるシステムを共同開発、運用しています。今日、629日(土)は、そのシステムへの新たな要求や今後の進め方などに関する打ち合わせを持ちました。

 森の里4丁目さんとは、長い付き合いになりました。本ブログでも、これまでにもいろいろ掲載させていただきました。例えば、

 お祭りにお邪魔してごちそうになったり(リンク)、もちろん一緒に仕事もしています(リンク)。報道発表もしています(リンク)。住民の方への説明会も行いました(リンク)。研究成果として、国際学会での発表もしました(リンク)。などなど・・・。いろいろな思い出が去来します・・・


今日の模様を・・・

説明の前にプロジェクターの動作確認をする五百蔵先生。普段の使い方は特殊で、その対応の設定をしていたため、設定を元に戻すのに苦心していました。礼儀を弁える先生なので?、スーツにネクタイの姿でやってきました。普段の大学での服装とは大違いです。

いろいろ面倒を見てくださる原田さん(手前の方)。理学博士の学位をお持ちの方で、ものごとをよりよい方向に進める推進力に我々も助けられています。気さくな方で、ブログには掲載できないことでもお世話になっています(それももちろん、地域貢献の一環です)。


説明中の五百蔵先生。右手の“神奈川工科大学”の幟に注目ください。ちょっとエゲツないと思いませんか?(少なくとも奥ゆかしいとは言えませんね)このような技を(も?)得意としています(笑)。

本ネットワークに加入している方の家に貼る(予定の)シールの原案。フォントの見直しや厚木市への使用許諾申請はこれからです。なにせ、厚木市のマスコットキャラクター“あゆころちゃん”を使用していますので・・・。これが、某警備会社(例えば、○○○していますか?)のシールのように威力が出るといいですね。


民生委員の方からのお話を聞く情報メディア学科の服部哲先生と情報センターの示野さん。自治会内における孤独死など、実際にあった話を聞いています。決して他人事ではないので、彼らの危機感が私にも伝わりました。この写真のように、彼らはそのときは暗かったです。彼らの現状を察した方は、私からもよろしくお願い申し上げます。


意見交換会に参加くださった自治会の幹部の方々。高級住宅街にお住まいだから、という訳ではないですが、話す内容が理知的であり、かつ説得力がありました。真ん中の民生委員の方は、失礼ながらお年を召されていると思いますが、話す内容が非常に鮮明でした。恐れ入りました。


 というわけで、いつもと違う土曜の午前でした。このようなことを繰り返しながら、自治会の方といっしょにシステムの機能を追加、新たな使い方を模索したり、運用していきます。そのようなことが、結果として地域社会への寄与とともに、IT(情報技術)の新たな利用につながっていくことになれば、と思っています。

コピペは本気でやめよう!


先週は海外の学会へ出張していました。その学会の特別講演(招待講演)の一つに、
"Is the Web turning us into dummies?" というタイトルの講演がありました。講演者は、Prof. Hermann Maurer (Graz University of Technology, Austria)という先生でした。

Web空間、サイバー空間で起こっている弊害に関する報告と問題提起でした。講演者自身も「誇張があることは事実だが(certainly exaggerated)」と言いながら話をしていたが、かなりの部分は大多数の聴衆を惹き付けたようであり、考えさせられる部分が多かったです。講演の概要をここで述べることはできませんが、彼がこの中で述べた次の言葉は、学生諸君もよく認識した方がよいと考えますので、参考にしてください。

・Copy/paste ruins reading, writing and thinking capability.
・Memorizing ability disappears. 

私はプログラミング関係の授業では、「本やWebにある例題を動かす時は、コピペしないこと!1文字づつ、自分でタイプしないと頭に何も残らないよ。」と言っています。この先生も同じことを言っていますので、間違いはないでしょう。

#この文章だけではちょっと寂しいので、学会会場付近のスナップショットを1枚掲載します。(カナダのビクトリアのInner Harbour)

2013年6月28日金曜日

なめこ育ててます

 研究に、大画面で、フロントカメラが付いたAndroid端末が必要でした。そこで、一番大きいAndroid端末を買うことにしました。21.5インチです。買ったのは良いのですが、新機種過ぎてOpenCVが動きません。困りました。仕方ないので、別の用途を考えます。

 そこで、なめこを育ててみようとしました。ですが、ここで問題発生です。なめこのソフトは、ディスプレイを縦に使うのですが、このAndroid端末は横限定です。画面が回転しません。困りました。でも、ソフトを入れて何とか対応してしまいました!!! (@_@)。こういった対応能力は、本学の学生さんは優れていますね。すごいです。

 そして無事、なめこを育て始めました。

21.5インチAndroidでなめこを育てています

 複数の人で育てているので、注意書きがディスプレイの横に貼られています。なめこが枯れないように、注意書きが貼られています。
これはなめこが枯れないようにするための注意です。
以下は、ミッションをクリアするために必要な情報の共有です。

「収穫せずに、一定数生やさないといけない」ミッションのための注意です
面白いのは以下の画面です。なめこの図鑑を見るとき、横方向のスワイプで図鑑を見ることができます。そのスワイプすると見える画面が、左右にはみ出して見えてしまっています。無理やり、ディスプレイの縦対応をしたからでしょうか? 見えてはいけない内部画面が見えてしまっているようです。
なめこ図鑑が左右にはみ出しています
 小学校のときの係りのように、なめこ当番とか決めると、団結力が高まるかもしれませんね。

2013年6月21日金曜日

落穂拾い

以下の写真、ミレーの落穂拾いを思い浮かべませんか?
落穂拾いをする学生さん(嘘)
この写真の説明です。
 研究室前の廊下で、実験用にプラレールを敷いています。歩行の邪魔になるので、実験終了後は、撤去しています。そして再度実験するために、レールの位置決めのシールを貼っています。このシールを剥がしています。きっと、実験に一区切りついたのだと思います。

 シールが貼られている様は、中々圧巻でした。記念に写真を撮っておけば良かったです。

 以下は、剥がしている最中の廊下の写真と、剥がし終わったときの廊下の写真です。昼と夜での撮影なので、雰囲気が違うのはご了承ください。

シールがたくさん貼られているとき(1)
シールを剥がした後(1)
シールがたくさん貼られているとき(2)
シールを剥がした後(2)
良く見てもらうと、内側と外側に2周の軌跡があったのが、1周に減っているのが分かると思います。

 こういった手間のかかる煩雑な仕事をきちんとこなせるかが、研究ができるか、ひいては(就職後)仕事ができるのかにつながるんだと思います。引き続き頑張ってください。

西田有沙さんと服部紗奈さん

 クレアラシル10xの宣伝(全国放送)に、神奈川工科大学が使われているという記事がありました。
  • 美しい校舎、キャンパス、そして・・・(リンク
結構反響があるみたいで、神奈川工科大学の学生も結構つぶやいているようです(リンク)。

 この記事に、
この情報を教えてくれた人は、女優さんは「西田有紗さん」と紹介してくれましたが、上記サイトでは「服部紗奈さん」となっています。私には不明です。西田佐知子と服部妙子だったら分かりますが(これは高校生には、ちょっとどころかかなり無理です。お父さんに聞いてください。)
と書かれています。西田佐知子と服部妙子は、僕も知りません。高校生のお父さんも知らないのでは。



 それはさておき、本題は、せっかく本学で撮影してくれた服部紗奈さんのことを紹介しようと思いました。そしていろいろ調べました。
 色々調べてここまで書いて、(@_@)(@_@)(@_@)です。これって、情報提供者が合っていて、YouTubeのタイトルが間違っていませんか? つまり、本学で撮影されたクレアラシルの宣伝は、西田有沙さんが出演じゃないですかね。
西田有沙さんを調べると、日本テレビ「PON!」で、月曜、木曜担当の「お天気お姉さん」としてレギュラー出演しています(いました?)。2012年4月からは、金曜日にコーナーレギュラーとしても出演しています。すごい人に、本学で撮影してもらいました。

2013年6月15日土曜日

トルコ断念 ・・・その後


 直前の記事で、トルコの国内情勢により、イスタンブールでの国際会議(学会)への投稿はまことに残念ながら断念したことを報告しましたが(リンク)、そんなことで挫けるわけにはいきません。
 

早速、二の矢を放つことにしました。幸い、本情報工学科は風通しのよい学科であるので、タイはプーケットで国際会議があるとの情報をゲットし、さっそく乗り換えることにしました。こちらの会議は投稿締切が近々だったので、慌ただしくも論文を準備しました

編集作業を行っている屋良君。当然ながら休日返上です。でも、プーケットでの休日を夢見ることで、今は我慢しているということかと思います。

 国際会議では、論文の査読があります(要するに、質の低い論文は受理してもらえず、発表の機会が与えられません。そのような場合は、参加することは普通はしません(できません)。)。この査読に通って初めて、プーケットで発表(旅行?)できることになります。

論文の確認作業中。これで、査読が通らなかったらどうなるかって?論文は学生と教員の共同作業の賜物です。よって、責任は双方にあります(理屈の上では)。でも、責任感の強い私としては(本当か?)、その場合は自分の責任として、屋良君に詫びを入れる覚悟です(決して責任は学生に、手柄は私に、なんちゅうことはしません(本当か?))。新規性が乏しい、実験評価が不十分、内容の信頼性が乏しい、などが拒絶の理由になります。今この段階で、新規性うんぬんを言っても始まらないので、最後は内容の客観性の確認や単純な誤記がないかに神経を集中します。

この後、投稿を完了しました。インターネットからの投稿なので、投稿作業そのものは非常に楽、容易です。

プーケットについてちょっと検索しました。このような画像が得られました(PHUKET FANTASEA PUBLIC COMPANY LIMITEDより)。おーー、何て素晴らしいショーでしょうか。まるでタイの王様になった気分ですね。彼はトルコの学会への投稿を検討中、トルコについていろいろ調べていました。断念の時は何故か非常に落胆していました(その落胆の様子があまりにも大きかったので、私は何か思うところガあるのか?と心配になったくらいです)。でもプーケットは世界有数のリゾート地で、かつ、このようなショーが見られるならば(見る時間があるかは不明)、どちらでもいいのではないでしょうか?

こちらは、国内旅行?を企てている法月君。屋良君が面倒を見ています。このように親身に指導してくれる先輩がいるからこそ、旅行できるってことを忘れないでね。

 という、ある土曜日の状況です。土曜日は学生も少なく、静かに時間は流れていきます。行く場所のない1、2、3年生は、図書館もありますが、先輩のいる研究室を訪ねてみるのも面白いのではないか?と思います。仕事を言われて、藪蛇になるかも知れませんが、宿題をもらえることも成長に繋がりますよ。

2013年6月11日火曜日

トルコ断念

とある大学院生からの投稿です


 トルコのイスタンブールで10月に開催されるISGNSS 2013 (International Symposium on Global Navigation Satellite Systems 2013)という国際学会を目指して準備していました。ですが、断念することになりました。


 原因は、トルコ(イスタンブール)で始まった反政府デモです.現段階では情勢がよくなる気配はないため、断念せざるを得ない状況です.トルコはイスタンブールでの開催だったので、行ってみたい場所ではありました。

 別の発表場所を探したところ、Annual Summer Interdisciplinary Conferenceという学会がタイのプーケットで開かれるのを見つけました。こちらの学会を目指して頑張ります。

2013年6月10日月曜日

(続)6月9日オープンキャンパス研究室公開

すでに6月9日オープンキャンパスの記事がありますが、ここでは少し違う観点からレポートします。ある研究室の公開風景です。まず、入り口付近に3つ画面がぶら下がっています。左側の拡散模様は、625個の大型LEDで光っています。展示とは直接関係ありませんが、イベント盛り上げ用です。(この表示盤は、ここの教員が625個のLEDを一つづつ半田付けしたというエピソードが。)右側の2つは、すでに旧型となってしまったiPadでスライドショーという有効効活用です。

研究室入り口の3つの案内盤
さて、研究室内の展示の模様です。下図は、「Androidで世界地図拡大鏡」と名付けた展示の説明です。中央で何やら、紙の地図の裏側を見ている人がいます。地図の裏側に貼ってあるNFCタグが気になるようです。高校生ではありません。タグの無線コイルなどについて、逆に学生に説明している場面もありました。その道の専門家のようです。高校生だけでなく、意外なお客様も見えるのはうれしいですね。

紙の世界地図をAndroidで拡大表示(NFCタグの利用)
次の図は、「NetLogoとAndroidで作る交通シミュレータ」を、学生が来場の親子に説明しているところです。ひととおり説明が終わった後に、自然に、「よろず相談」が始まっていました。入学後の勉強について、また、アパート生活はどうなのか等々、大学4年生の先輩に直接聞いて得られる情報は貴重のようです。

NetLogoとAndroidによる交通シミュレータ+よろず相談
次は、「あなたの高校から、本学へ先輩が何人在籍しているか」を、Androidの音声合成でお知らせするものです。全国に高校は約6,000校あります。本学へは、そのうち約1,300校からの入学者があります。1人でも入学している高校の情報は、Androidのデータベースに入っていて、すぐに答えられます。しかし、本日は、長崎県のある高校の生徒さんが来られました。実は、その高校からはまだ誰も本学に在籍していないことが分かりました。「あなたが最初の入学者になるかも知れない!この図のとおり、本学へは全国各地の高校から来ているので、いろいろな人と友達になれますよ。」
Androidが音声合成でお答えします
これ以外にも、研究進行中のテーマに関するデモがありました。これもAndroidのセンサーとクラウドデータベースへの接続を使うものでしたが省略します。(別の機会に譲ります。)

6月9日にオープンキャンパスが開催されました!


69日にオープンキャンパスが開催されました!

オープンキャンパスでは、「大学概要ガイダンス」「AO入試・推薦入試ガイダンス」など、大学全般や入試に関する説明会が行われたほか、各学部学科で、独創的な展示が行われました。

まず、ガイダンスの様子をみてみましょう。

情報学部にある3学科(情報工学科ほか)が、順番に、学科の魅力をアピールしていきます。みなさん、熱心に話を聞いていますね!

皆さんには、どの学科が楽しそうにみえたのでしょうか?

どの学科も魅力的ですが、情報工学科の教員としては、是非とも情報工学科への進学を検討して頂きたいものです。
いいですか、情報工学科ですよ!! 情報 工学 科 !

メディアホールで行われたガイダンスの様子


また、今回のオープンキャンパスから「スーパーサイエンス特別専攻ガイダンス」が開催されました。これまでになかった、スーパーなカリキュラムに従い、特別な教育研究環境を皆さんに提供するわけです。
どんな生徒さんが入学してくるのか、教員一同、今から楽しみにしています。


さて、我が情報工学科ですが、キャンパス内で一際目立つ情報学部棟の1階と8階で、本学科の学生さんによる研究の数々を展示しました。
まず、1階のソフトウェア工房を覗くと……



うわっ! お客さん多い!

情報工学科Webサイトでは、「田中()研究室による特別な研究紹介」と告知していました。内容は当日までのお楽しみとしていたのです。

そのせいかどうかわかりませんが、何が見られるのか楽しみにされていたお客様で大盛況! いきなりメインディッシュ!! と言った感じの熱気に満ち溢れていました。

何が展示されていたか気になりますか?

携帯情報端末を用いた、現代の若者を対象にした?研究から、高齢化社会を見据えて??車いすを用いた研究まで、幅広い年齢層を対象にした生活支援技術を展示していました。が、これらの研究の面白さは、実際に動くシステムを「見て」「触って」こそわかるものです!

どんなにこのブログに書いても、写真を載せまくっても、伝えきれません。
ということで、「俺(私)も、行ってみればよかった!」という高校生のみなさん、是非とも約2か月後の817日(土)に開催されるオープンキャンパスへお越しください! 本日の展示と同じ、いや、もっと面白いものが用意されると思います。日曜日がダメな人も安心の土曜日開催です!

部屋の外から中をみても盛況ぶりがわかりますね!

研究で使う車いす(特別な改造を施してあるとかないとか?)です。

ちょっと、熱くなっちゃいましたが、クールダウンして、次は情報工学部棟の8階の様子を覗いてみましょう。
「進化するWeb&スマートフォン技術」「人間に快適なコンピュータ環境の実現」といったテーマで、2つの研究室が展示を行いました。

丁寧に説明をされている、この後姿は……情報工学科の……

高校生からの質問にも丁寧にお答えします!

2枚の写真をみて、何か気づきました?
共通するところ、わかります??


実は、学生さんが自分の研究を語るだけでなく、教員自らも研究の説明を行っているのです!


情報工学科に興味をもって、しかも8階まで足を運んで頂いたお客様に、教員も感謝の気持ちを込めて、懇切丁寧に研究紹介を行うのです。
熱さの1階に対して、落ち着いた8階、といった感じでしょうか。なにげに、出し惜しみではありませんが「とっておき」を隠しています、いるはずです。

次回のオープンキャンパス(714日)で開催される「アンドロイドの会による研究展示」で、その全貌が明かされる!……かも。

みなさん、是非とも来てくださいね!

 さてさて、ここまで展示のお話をしてきましたが、「研究紹介もいいけれど、他に出し物はないの~?」 と思ったお客様、ご安心を。

簡単!お手軽!!分かり易い!!! (←どれも似たような意味ですが)ゲーム作成体験コーナーを用意していました。学生さんが実験や演習で使っている、大きくて綺麗な部屋で、今日は高校生のみなさんにゲーム作りを体験してもらいました。
情報系らしい「モノづくり」体験をしてみて、「情報工学科に入学して、もっと、いろいろなものを作ってみたい!」と思って頂けると嬉しいです。

今日は一日大学生の気分でモノづくり!

以上、オープンキャンパスの、情報工学科に関係するイベントの簡単な開催報告でした。

次回のオープンキャンパスは、714ですよ! みなさん、予定をあけておいてくださいね!


2013年6月9日日曜日

OBがお弁当をご馳走してくれました


 オープンキャンパスの準備真っ只中の6月8日(土)、今年3月に卒業した小堀君が研究室に来てくれました。現在は横須賀に在住です(私と同じ)。


小堀君の正面写真。これでアリバイは成立しますが、何のためにアリバイが必要なのかはわかりません。学生時代とはほとんど変わっていません。まだ、2ヶ月ほどしか経っていないので、当然ですね。現在、新入社員としての研修中ということで、8時すぎから18時くらいまでの勤務状況のようです。ちなみにホワイトボードの文字は、オープンキャンパスの展示内容です。


お土産にお菓子を持参してくれたので、それをお茶請けにしたコーヒータイムです。一緒に写っている修士1年の菅谷君、屋良君とは同期です。
 

小堀君を中心に談笑する研究室のメンバー。新たに研究室に加わった4年生も加わってのダベリングです。会社のことなどを話しているのだと思います。会社の守秘事項はしゃべらないでね。まだ、何も知らないと思うけど・・・

7時を過ぎました。弁当を皆で食べているではないですか(いつもと変わらない風景です)。が、なんと、小堀君が皆の弁当をご馳走してくれたとのことです。新入社員の少ない給料からアパート代、食費代などを払うと、結構生活は厳しいように思います(合コンもやらなければならないし・・・)。その中から、ご馳走してくれたことに感謝しなければなりません。自分が先輩になったときに、後輩に同じことをしてください。
(すみません。手前に写っているのは廃棄予定物品です。定期的に不要物品、古くなったものを捨てないと研究室は大変なことになります。)

 卒業生が研究室を訪ねてくれることは嬉しいことです。少なくとも俺は嫌われていなかった、という拠り所になります。単に、今残っている同期に会いたかっただけかも知れないし、言い切れないことも事実ですが。でも、同期や後輩に会社のことをいろいろ話してもらえることは、非常にありがたいし(もちろんお土産も嬉しい)、後輩にとっては勉強になるはずです。このように、社会に出た先輩と研究室の後輩の交流が気軽にできる環境を大切にしたいと思います。このブログを読んだ先輩もぜひ(お土産を期待しているわけではないので、念のため)来てください。


2013年6月8日土曜日

学科を支える!!!学生

 大げさなタイトルで恐縮です。が、彼らの姿勢にそう言わざるを得ません。何のことかって? よくぞ聞いてくれました。明日、9日(日)は、今年度最初のオープンキャンパスがあります。某研究室は、オープンキャンパス担当の先生から、“「研究室でやっているものの展示、デモ」を1Fのソフトウェア工房でやってください”という依頼というか指示?を受けました。そのために、前日の今日8日、現場に機材、試作品等を持ち込み、設定やその動作を確認しています。頭が下がります。

場所が変わると、例えば明るさ、光の入ってくる状態、カメラ画像の背景が変わることになり、画像処理に何らかの影響を与える可能性があります(もちろん、影響されない仕組みは入れていますが)。ネット環境も変わります。その他、事前には気づかないこともあります。スペース的な制約もあって、置き場所に困ることも考えられます。

心配事は尽きません。「事前に確認することは最低限の仕事」という指導?を忠実に守ってくれています。

確認中のM1菅谷君、屋良君、4年生の法月君。研究室、いや学科を支えるのは、彼らのように地道にやるべきことをやってくれる学生だと心から思います。

4年生の村田君も加わりました。明日の彼のデモを見てください。スマートフォンを用いて、音声で家電を操作します。ちなみに、似たようなコンセプトのCMがありました。

キムタクさんバージョン(某CMより)(KYHR先生、情報ありがとうございました):http://www.youtube.com/watch?v=YEW0EcrBfTY

当研究室バージョン:
http://www.cube.ic.kanagawa-it.ac.jp/File/ceatec2012.wmv

ヒマな人はそれぞれにアクセスしてみてください。当研究室バージョンの2つめのものは、キムタクさんのものと同じだと思いませんか?出演者が全然違う、とのご指摘は甘んじて受けます(白井君(去年の卒研生)、申し訳ない)。自慢みたくなっているけど、ご容赦!!!

この期に及んで考えている法月君。何を考えているの?できることを確実にやってくれればいいです。


 オープンキャンパスって単に大学にある設備や施設を見せたり、入試や各学科の説明をするだけだと思われがちですが、裏ではこのように前日からその運営を支えている学生もいます。彼らは休日返上でやってくれています。私は既に人生の黄昏を迎えつつあり、自身の今後の目標設定など難しい時期となっています。しかし、そのような中で彼らの誠実な姿勢に感じ入ることも多いです。彼らの努力や姿勢に何からかの形で報いることが、目標であり、モチベーションになっていることは紛れもない事実です。何だか変なトーンになってきましたが、彼らには明日はあまり深刻にならずにやってほしいと思います(もっとも深刻にはなりそうもないけど・・・)。ちょっとイイカッコしすぎたかな?そう感じたならば、ご容赦!!!

明日9日、お時間があれば(なくても時間をつくって)、お越しください。

今年もRICOHのコンテストに応募しました

RICOH Java Developer Challenge Plus 2013が開催されます。今年もエントリーしました。
大会を紹介しているWebページです
神奈川工科大学 情報工学科は第2回大会から連続出場しています。今年も出場したので、連続出場記録は伸ばせました。後は、受賞を目指します。

予選は、エミュレータ上で開発を行います。ここで決勝に選ばれると、コピー機(複合機)が送られてきます。この実際のコピー機を使って開発を行います。最終審査はリコー社に出向き、プレゼンをしていきます。

■過去の記録
 2009年 2チーム出場。2チームとも決勝進出。1チーム準優勝
 2010年 1チーム出場
 2011年 1チーム出場。他大学大学院に進学した学生さんが優勝。
 2012年 1チーム出場。決勝戦進出

■Googleカスタム検索で「RICOH」を検索(リンク


少しでも上位に食い込めるように頑張って欲しいです。

2013年6月6日木曜日

神奈中バスのデジタル・サイネージ(実験中?)

最近、街中で、デジタル・サイネージが普及してきています。デジタル・サイネージとは、Wikipediaによると「表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や情報を表示する広告媒体」のことです。
都内でJRの山手線などに乗ると、電車の出入り口の上に、ディスプレイが並んでいて、コマーシャル(広告)が表示されているので、お馴染みだと思います。また、駅やショッピングモールなどの壁や柱のポスター等が貼られるスペースが、ディスプレイに置き換わってきています。
当然、電車の次は、公共交通機関としては、バスでしょうということで、神奈中バスでもデジタル・サイネージです。たまたま乗ったバスに付いていました(写真はピンぼけですいません)。
神奈中バスでのデジタル・サイネージ
まだ、実験中のようですが、今後、厚木地区でも導入されていくようです。

2013年6月5日水曜日

通算20回目の情報工学科アンドロイドの会が行われました

記念すべき通算20回目となるアンドロイドの会が開催されました。16進数では切りが悪いから(^_^;)か、参加者は学生10名、教員7名といつもより少なめの参加者でしたが、活発な議論が行われました。
山本先生の開会の挨拶
最初の発表は、田中博・鈴木研究室の布施諒君、富上徹也君による「気圧サーバを利用した電動車椅子の在階推定の基本検討」という発表でした。電動車椅子を室内でナビゲーションさせる研究の一環で、建物のどの階にいるか(在階情報)を判定するために気圧センサーを使用する研究です。
2人並んで、質問に答える場面
次の発表は、同じく田中博・鈴木研究室の村田翔太郎君の「スマートフォンの音声認識・合成機能の家電操作への適用の検討」という発表です。音声で家電を操作するデモンストレーションも行なっています。下記の写真は、電灯を点灯したところです。
実機にてデモンストレーション
3番目の発表は、五百蔵研究室の江藤順哉君の「OpenCVを用いた擬似近接センサーの検討」ということで、「スマートフォン アプリケーション チャレンジ2013」というコンテストでの「優勝」を目指しているとのことでした。「エッと思うようなアプリ」の構想と実装です。コンテスト、頑張ってください。
大きな目標を掲げて
最後は、山本先生による「NetLogoとAndroidによる交通シミュレータ」です。NetLogoという環境で交通渋滞のシミュレータを作成して、Android端末から操作するという発表でした。実際に、Android端末から音声でなどで操作できます。
実機でのデモンストレーション
今回は記念大会ということで、学生の発表者には「豪華な」プレゼントがありました。
ドロイド君の焼き印付きケースをプレゼント
今後も、学生の発表にはプレゼントを計画しているそうですので、学生の皆さんは、どんどん発表して下さい。