2013年9月30日月曜日

博士号 学位記授与式

9月30日のお昼に情報工学専攻の後期博士課程の学生に対する博士号の学位記授与式がありました.
博士号は最上位の学位であり,どこの国に行っても通用する学位です.なお,博士号は単位だけではなく,博士論文を書いて提出して,審査に合格することが必要です.
wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB#.E6.A6.82.E8.A6.81

本学では工学の博士号が取得できますので,これからは名刺に「博士(工学)」と堂々と記載することができます.

この日はお二人の方が学長より学位を授与されました(電気電子工学専攻の方と情報工学専攻のお二方です).
写真は情報工学専攻のM君で,博士論文は「Total Variation フィルタを用いた混合雑音除去に関する研究」という題目です.簡単に言うと,画像に乗っている種類の違う雑音を1つの方法で取り除く新しい方法を考案した,というものです.信号処理応用研究室ではこの様な研究もしています.


この後は偉い人達と学位を授与された方々の関係者との会食でした.
なお,学位授与式の時,ドクターガウンというものを着ます.写真はM君と指導教官です.どちらがM君でしょうか(笑)


私もこんなのを着たのは初めてですが,結構生地が厚いので,暑くてかないません(苦笑).
また首の周りにはサッシュというものを巻くので,さらに暑く・・・

何にせよ博士号はゴールではなく,スタートで,これからのM君の可能性に大いに期待したいと思います!

オーストラリア大陸縦断チャレンジ WSC参戦記(3)

9月25日(3日目)

情報工学科のとある教員です。いよいよ本日から車両の本格的な調整です。完成した車体を運搬したわけではないので、レースに参加できるようにするまではまだまだたくさんの作業が残っています。私は専門外ですが、協議車両の整備は自分でもやるので大抵の工具は使えます。少しでも役に立てればいいな、とお手伝いです。

本日の作業計画を話し合う、重要な朝のミーティング(計画通り事が運ぶかどうかは別の話)

テレメトリシステム担当の山田君。彼は情報工学科を卒業した後、そのまま情報工学専攻に進学した大学院生です。テレメトリシステムとは、発電の状況やモーター、バッテリーなどの状態を自動計測し、コントロールセンターに送信する仕組みです。今回のプロジェクトでは後続のサポートカーで受け取った情報を元にコンピュータを用いて戦略を立て、それをまたソーラーカーのドライバーに伝えることでエネルギー消費の最適化を図ります。

テレメトリシステムの担当者。唯一の情報系メンバーです

この日の昼食はサンドイッチ。私がいつのまにか料理担当になっているので、腕を振るいます。自分の写真は取れませんが、プロジェクトチームの公式Facebookなどには勝手に写真が使われているかもしれません。嫌だな・・・

夜になってもまだソーラーパネルが付く様子がありません!間に合うのか?

2013年9月29日日曜日

学会出張 without 学生もあります

 教員によっても考え方は多々あると思いますが、初老?の域に達しつつある(既に十分達している、と指摘するあなたは正しい?)私は、学会発表は学生が自分でやったことを自分の責任の下で発表してください、ということで基本的にやっています。

 しかし、学生が卒業して不在となれば、そんな綺麗ごとは言っていられません。そのままでは、成果が埋もれてしまい、陽のあたらないままになり、もったいない、忍びないと考えます。今回は、今年3月に卒業した秋山君と加藤君(リンク)といっしょに取り組んだことを英文論文にし、チェコ プラハの学会に参加しました。

学会のバンケット(宴会)の会場へ行く途中(学会がアサインしてくれた台ガイドが同行)、道すがら撮影した風景です。プラハ城がライトアップされています。一瞬、ロマンチックな感情に浸ることができます。が、現実から逃げられないもの人生ですね。ここまま、この地に留まることはできないことだし・・・、***との出会いもあるわけではないし・・・(笑)なお、帰りは例によって道に迷いました。学生を同行していればこんなことにはならないので、ますます学生に発表してもらわなければなりません。ちなみに、川はあのモルダウです。

 というわけで、明日は通常通り学校です。不在時にご迷惑をおかけした先生や事務職員の方々へのお土産も整理しました。まさしく、現実の世界に完全に戻っています。プラハの夜の思い出(何もなかったけど)を胸に今年1年を乗り越えたいと思います。

あゆコロちゃん優勝

あゆコロちゃんが「オールスター大感謝祭13秋」という番組の「ゆるキャラ&ご当地芸能人二人三脚」のコーナーでテレビ出演する話は記事にさせてもらいました。
  • あゆコロちゃんがTV出演(リンク)
あゆコロちゃんは、AKB48の川栄李奈さんとペアを組み、見事優勝しました。おめでとうございます \(^_^)/。

この余勢を駆って、ゆるキャラグランプリ2013でも、優勝してほしいです。

2013年9月28日土曜日

「ki」しか打てない

携帯端末で高速に文字を入力する方法を研究しています。その一つとして、タッチディスプレイを利用した点字による文字入力があります。これは来週、CEATECで発表します。以前学会で発表して、賞も頂いています。

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この研究を進めていく中で、若い人は特に、片手で入力したいという要望があることを知りました。そこでTagType(*1)の配置を片手に改良した方法はどうだろうと思い、研究室で試作品を作りました。


研究室の学生さんが、とりあえずの試作品として作ってくれました。動作確認できるように「き(ki)」だけ入力できるようにしてありました。何故「き(ki)」なのでしょう。理由はともかく、これを基に本格的に開発に取り掛かろうとしています。いろいろ試していると、以下のようなスナップショットが取れました。
「kikiki」で「樹木希林」さんのことが検索できた例
Googleによる検索画面です。「kikiki」という意味のない入力が、Googleによるサジェスチョン機能で、「樹木希林」さんのことが検索できます。意味のある語が検索できるとは思わなかったので、驚きです (@_@)。


まだまだAndoroidは不勉強で、実用には問題が多いです。これから発展させていく予定です。

(*1) TagTypeの話をすると長くなるので、ここでは省略させてください m(_ _)m

あゆコロちゃんがTV出演

あゆコロちゃんのFacebookにも書かれていますが、あゆコロちゃんがテレビに出演します。しかも 毎年、春と秋の番組改編期にスペシャルとしてTBSテレビで放送され、毎回高視聴率を誇っている人気番組TBSテレビ 「オールスター大感謝祭13秋」です。
▼番組放送日時
平成25年9月28日(土) 18:30~23:48(生放送)
▼番組公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/kanshasai/
この中で、「ゆるキャラ&ご当地芸能人二人三脚」のコーナーに出るようです。

「いまばりゆるきゃら バリィさん」 さんが有名になった要因の一つは、相撲で優勝したからだと思っています。ぜひ、あゆコロちゃん、優勝してほしいです。「バリィ アタック」ならぬ、「あゆコロちゃん ラストスパート」を見せて欲しいです。


ところであゆコロちゃんは誰と二人三脚したんでしょうね。 神奈川の芸能人というと、

  • 小泉今日子さん
  • いきものがかりの皆さん
  • 杏里さん
  • 加山雄三さん
  • 桑田圭介さん
あたりが思い浮かびます。ネットでちょっと調べてみると、Wikipediaに、神奈川県出身の人物一覧(リンク)というのがあって、 思い出さなくても良いことが分かりました。

次に始まるドラマの人かな?と思い、次のドラマの出演者を調べると、これもある程度まとめサイトに掲載されています(リンク)。ドラマでいうと、
  • 船越英一郎さん
  • 長瀬智也(TOKIO)さん
ですかね。後は、話題の人として思い浮かぶのは、矢口真里さん、小森純さんですが、こちらは無いでしょうかね。

色々調べていた気づいたことがあります。ずっと 三上博史さんは川崎の人かと思っていたのですが、東京都生まれ、神奈川県横浜市育ちだそうです。ネットって何でも分かりますね。


皆さんもあゆコロちゃんは誰と走るか予想して、コメントに書いてください。そして、あゆコロちゃんの走りを応援しましょう。

2013年9月27日金曜日

今年もあゆコロちゃんが神奈川工科大学に来ました

あゆコロちゃんは厚木市のマスコットキャラクターです。

去年の ゆるキャラグランプリ2012では、全国9位でした。今年のゆるキャラグランプリ2013では、現在9位です。数日前までは6位でした。みんな頑張って投票してください(リンク)。去年、あゆコロちゃんが神奈川工科大学に来てくれました。

・あゆコロちゃんが神奈川工科大学に来ました(記事へのリンク

今年も あゆコロちゃんが神奈川工科大学に、今年も来てくれました。ですが、私は見ていません (T_T)。見ていないので、写真もありません m(_ _)m。去年の写真を再掲させていただきます。

あゆコロちゃんと記念撮影です
あゆコロちゃんを撮影します

あゆコロちゃんと撮影している様子です



 繰り返しですが、今年も投票してください! 

追記(2013-09-28): あゆコロちゃんのFacebookに、神奈川工科大でPRした模様が写真付きで載っていました(リンク)。

松森果林先生のTV出演 ~補聴器の使いこなし術~ [アンコール放送]

以前、松森果林先生が出演した番組の紹介をさせていただきました。
  • 松森果林先生のTV出演 ~補聴器の使いこなし術~(リンク

この松森果林先生が出演する番組が再放送されます。

  2013/09/29(日) 19:30 ~ 19:45 NHK Eテレ1東京
  2013/10/04(金) 11:45 ~ 12:00 NHK Eテレ1東京
    ろうを生きる 難聴を生きる「補聴器の使いこなし術」

前回見逃した人はぜひ見てください。

2013年9月26日木曜日

オーストラリア大陸縦断チャレンジ WSC参戦記(2)


9月24日(2日目)

情報工学科のとある教員です。月曜日の深夜、無事にダーウィンに到着し、先発部隊と再会しました。先発部隊の4人は1週間前にゴール地点であるアデレードに、その後レース区間を下見しながら3,000kmを逆送してきました。今日は彼らが確保しておいてくれたピット(ヒドゥンバレー・サーキット)に、これまた1ヶ月前に船便でダーウィンに送った愛機(ソーラーカー)と資材を搬入します。
ところが入管に手間取り、搬送業者が仕事を拒否したせいでコンテナが届きません。業者の○○さんの手配で別手段を選択、午後には届きそうということで今後の動きについて戦略を練ります。

先発隊の3人。真ん中の人は監督(自動車システム開発工学科の先生)です

真ん中が機械システム工学専攻のプロジェクトマネージャ、左は海運からカルネまでサポートしていただいた業者の○○さん、右は私と一緒に飛んで来たロボット・メカトロニクス学科のチーフメカニック

 この後、無事コンテナが届きましたがその重量は800kg以上!開梱して資材をピットに搬入している間に日が暮れてしまいそうです。汗だくでがんばりました。

ダーウィン国際空港の近くに位置するヒドゥンバレーサーキット。右に少し見えているのはライバルチームの車体カバーです。太陽に向けて発電テスト中

ようやく搬入を終えたソーラーカー。久しぶりの対面です

 実はまだ製作が途中なので、この後たくさん作業が残っています。しかしながらここでタイムオーバーとなりました。本格的なセッティングは明日以降となりそうです。

オーストラリア大陸縦断チャレンジ WSC参戦記(1)

#WSCとは何かは記事(何回かに渡って連載します)の中でご覧ください。(ブログ管理人urbana)


9月23日(1日目)

情報工学科のとある教員です。神奈川工科大学開学50周年記念事業の一つである学生チャレンジ、「オーストラリア大陸縦断レースに初参加・初完走を目指す」という壮大な計画に借り出され、なんと今日から1ヶ月近くの間オーストラリアに滞在です。その間、代理で授業を担当してくださる先生方には心から感謝です。
 この大会の詳細はさておき、中高生諸君に向けて簡単にいうと「太陽電池の発電エネルギーだけで走る車を自作して高速道路を運転し、南北(北南)約3,000キロメートルを1週間で走り抜ける」というレースです。
 一言でソーラーカー(本大会からSolar EVと呼称することとなったらしい)と言っても、その製作に関しては様々な技術が要求されます。これまた面倒なので省略しますが、近年ではありとあらゆる機械の制御にコンピュータ(つまり情報処理)が欠かせません。要は、ソーラーカーをうまく走らせるにも情報工学の研究分野が深く関わってきます。

 ただし残念ながら、今年度のチャレンジではそのような研究分野での知識提供ではなく、操縦士としてのエントリーが表向きで、料理長担当がメインです。そのへんの話は追ってレポートすることとしますが、とにかく最初のミッションは「学生2名を引率し、スタート地点まで追加の機材を搬入する」です。移動だけで楽できる予定でしたが・・・

成田空港でこれからのサバイバルに向けての不安を感じさせない頼もしい二人

彼らは自動車システム開発工学科とロボット・メカトロニクス学科の学部生です。普段授業などでは私と接する機会は全くないのですが、同じ目標を持つ仲間です。これからしばらくの間よろしくお願い致します。
機材の運搬には困難を極めました。まず、3人が運んだ荷物の総量はおよそ115kg。それをうまく割り振るのにだいぶ苦労しました。しかも、経由地のフィリピンでは凶器扱いされて荷物を一部持ち込み拒否されてしまいました。飛行機も遅れまくって、今後どうなるのでしょうか?これから約一ヶ月のレポートをどうぞお楽しみに。

2013年9月24日火曜日

CEATEC Japan 2013 出展用機材の搬出

先に、「情報工学科 i-Androidの会」がCEATEC Japan 2013(10月1日〜5日)に出展する記事が書かれています。こちらです。

展示・デモに必要な機器や配布パンフレットなどを、本日現地へ向けて発送します。3研究室から4テーマの発表なので、荷物は多いです。写真のとおり、台車5台、段ボール24箱です。前日から、機器をひとつづつプチプチで包んで箱詰めしました。

超音波センサ装置やスマートフォン、タブレットなども含まれます。例えば、タブレットはペアでデモするものもあり、それを4日間連続で稼働させる必要があることから、充電体制も万全が要求されます。予備ペアなどを含めて、Androidタブレットだけでも十数台持って行きます。がんばって!

CEATEC会場へ発送する荷物の準備が完了!

2013年9月22日日曜日

学会から帰ったばかりなのに・・・


 この日は21日土曜日、そうなんです。世間は3連休の初日でウキウキしています。が、そのようなことを言っていられないときもあります(世間でもそのような人も多いと思います)。

 学会から帰ったばかりで、リフレッシュしたこともあり(何のために学会に行っていのるか?という批判を受けそうですが・・・。学会の記事(リンク1リンク2)を見ると発表と同時にリフレッショできたことも確かだと思われます)、休日返上で作業をやっています。

 そうなんです。10/1から始まるCEATECに向けた最終準備をしているところです。
こちらは修士1年の菅谷君と4年生の村田君。ブースのお客様に配布するパンフレットのクリアフォルダへの挿入を行っています。
 

こちらは、修士1年の屋良君と4年生の法月君(法月君も北見でリフレッシュしたばかりです(リンク))。こちらは現場で超音波センサ受信機の設定フレームを組み立てる必要があり、その作業の確認を含めた組み立て練習をしています。20分あれば、問題ないことを改めて確認しました。もちろん、必要となる工具を忘れなければ、という前提です。この前提は極めて重要ですね。

 若いとき、上司に「小人閑居して不善をなす」という言葉を教えられましたが、彼らはまさしく小閑もないと思います。「若いときには自分に大きな負荷をかけて仕事をしてください」と言われたことも思い出します。若いときの一時期に、何かに全力で取り組む期間が自己形成の上で必要であることは確かだと思います。土曜日返上で頑張っていることは必ず将来の糧になるはずです。ちなみに、明日祭日の月曜日も授業があります。結構、学生生活も大変ですよね。私も授業ですーーー。

中秋の名月のように堂々と進め

「明日は、中間発表会です」と言う記事がありました。
中間発表会は、卒研合格となるための非常に重要なチェックポイントですから、みなさん、当然がんばっていますね。
その翌日、すなわち、卒研中間発表会の夜は「中秋の名月」でした。自宅ベランダから撮影した名月と、上記記事から借用した写真を合成してみました。


順調に行っている人もそうでもない人も、まだ先は長いです。途中で挫折することなく、時には夜空を見上げて、気持ちを新たにし、この名月のように堂々と進んでほしい。

電子情報通信学会ソサイエティ大会その2

電子情報通信学会ソサイエティ大会の報告その2です。

まずは、最初の4年生2人のお疲れさん会からです。

1次会は、博多もつ鍋です。 人気の店の本店を狙いました。すいていましたが、着席後まもなく満席でした。 (よかった)

もつ鍋は最後はちゃんぽんを入れて終了。 おいしったですが発表を終えた4年生は疲れからかあまり飲めず、未発表の人は少し緊張があるのかもしれません。 M1の菅谷君のみは慣れからかどうどうとしており、まったく翌日発表を気にしてない様子。  さすがです。

















1次会終了後は当然のごとく中州の屋台へ。






さて、ほどほどにして、翌日からの発表です。

菅谷君の発表です。先日、アプリコンテストでアイデア賞をとったばかりです。カラー手袋を使って耳の不自由な人とも健常者と同じような会話ができるようにしようというものです。今後の方向がはっきりしたのではないでしょうか。
屋良君です。この分野の大御所のH先生からもコメントをもらいました。はっきりした方向性が出たのではないでしょうか。座長の関西大のW先生も専門の分野のところです。本学の高取先生は静かに見守ってくれていました。


 最後が4年生石崎君です。とても多くの有益な助言が得られたように思います。結構まじめにメモをとってる方もおられました。(写真右下)











菅谷君、屋良君、石崎君と質問にとまどうことなく、対応し、今後の進め方が明確になったかと思います。 この時期の発表は、4年生にとっては卒研の中間発表を兼ね、今後の進め方に対する第三者の意見を聞けるチャンスであるとともに、学外に発表できるだけのまとめ方ができているということになります。M1,M2も同様で、一旦整理し、まとめるということはとても重要なことで、その上に、他の人のコメントをもらえるわけですから、少々苦しくても非常に意味があることだと思います。
みなさんよく頑張りました。!

以上




電子情報通信学会ソサイエティ大会その1

9月17日から20日まで、福岡工業大学にて、電子情報通信学会のソサイエティ大会が開催されました。一部情報系のソサイティが情報処理学会と共同で先日もブログに掲載されてましたFITを開催
しているため、残りのソサイエティ で開催しています。 全国大会で4年生から卒論の中間報告や修士論文の中間報告。企業からも研究内容を整理して発表し、部外者の意見を求めるという場に
なっています。 神奈川工科大学からはI科ばかり、下記5件の発表がありました。


超音波測位による慣性測位の蓄積誤差補正方法の検討と基礎実験 屋良朝克・法月佑太・五百蔵重典・田中 博

加速度センサを用いたHUD型カーナビ向けUIの検討 石崎 新・池上翔太・山辺教智・清原良三

6軸センサを用いたスマートフォン向けカーナビUIの検討 池上翔太・石崎 新・山辺教智・清原良三

発声コマンド登録によるAndroid端末を用いた家電操作 村田翔太郎・菅谷隆浩・田中 博・山本富士男

色相変化を考慮した手指形状認識手法とその評価 菅谷隆浩・板垣泰弘・西村広光・田中 博





9月17日に出発した学生も何人かいました。 博多は初めての学生もいます。博多といえば、ラーメンででしょうか。有名な一風堂もありますが、まず最初はJR博多駅デイトスラーメン街道にて、一幸舎のラーメンを食ってしっかり体力をつけました。


 一人は9/18 に発表です。当然準備万端で来ているものの、やはり念には念をいれるためホテルで練習です。練習しすぎて悪いことはありません。聞いている人に自分の研究をわかってもらうにはどうするか、いくらでも工夫できるはずです。








さて、9月18日です。 福岡工業大学へ向かいます。大学はなんと駅に直結です。バスに乗る必要がないだけでも感激です(^.^;;)
















さて、トップバッターはB4の村田君です。 どきどきの発表ですが、質問もきちんと対応し、ばっちりです。 音声コマンドを登録しておいて簡単に家電操作が携帯電話からできるようにする研究です。卒研に向けたヒントももらえたのではないでしょうか。座長は神戸大学の太田先生で、この分野の専門家です。少しレイヤは違っても適切なコメントができます。

続けて、2番バッターは4年生池上君です。 落ち着いた雰囲気で誰も4年生とは思ってくれないかもしれないと心配でした。しゃべり始めると練習時よりかな り早口です。 しかし、その分PPTも増えていたのでしっかり話ができました。スマートフォンの画面をカーナビとして使う、ディスプレイオーディオを意識 したユーザインタフェースに関する発表です。質問も多くでて、卒研に向けてやるべきことが明確になったのではないでしょうか。






4年生2人が発表を終えたので、とりあえずお疲れさん会を開催します。まずはみんなで夕方博多駅からビールをうまく飲むための工夫として、中州まで歩きました。

博多はうどんの発祥地でもあるそうです。 有名な店だそうですが、こしもがないとのことでもあるようです。今回はパスです。



中州は、川に挟まれるから中州のはずなんですが、一方川に水はほとんどありません。中州でなくなる日も近いのかもしれません。

 中州公園までのんびり来ました。 さー、そろそろお疲れさん会でしょうか。 つづく。













2013年9月21日土曜日

あゆコロちゃんグッズを頂きました

スマートフォン向けの高速な文字入力方法として、点字を用いた入力方法を提案しています。この方式の正しさを示すプロトタイプとして、スマートフォン上に点字入力練習ソフトを作りました。Google Playでも公開されています。
以下のスナップショットで分かるように、厚木のゆるキャラである、あゆコロちゃんの絵を使わせていただいています。ゆるキャラグランプリ2012では、9位でした。
点字入力練習ソフトです
この研究成果をCEATECで展示します。情報工学科ブログを含め、色々なところで記事になっています。

  • CEATEC 出展者情報詳細(リンク)
  • CEATEC Japan内のCEATEC News(リンク)
  • 神奈川工科大学のWeb「CEATEC JAPAN 2013」で研究成果を展示・実演します(リンク)
  • 一瞬の輝き(リンク)
  • CEATEC JAPAN ディレクターの来訪(リンク)
  • コンパニオンさんがやってきた - 展示説明員の方へのレクチャー -(リンク)
今回、お世話になっているあゆコロちゃんも一緒に宣伝しようということで、あゆコロちゃんの宣伝チラシと、あゆコロちゃんグッズを、厚木市役所の方から頂きました。
あゆコロちゃんグッズです
研究発表だけでなく、あゆコロちゃんの宣伝も頑張ってきます (^_^)。

2013年9月20日金曜日

須藤先生の豪州大陸縦断の無事帰還を願う

ソーラーカーでオーストラリアを北から南に3,000Km横断するワールド・ソーラー・チャレンジという大会があります。この大会に神奈川工科大学も出場します。

出場メンバーの中には、情報工学科の須藤先生もいらっしゃいます。そんな中「須藤先生の豪州大陸縦断の無事帰還を願う」というメールが届きました。これは須藤先生の壮行会をしないといけないなと、急に思い立ちました。餞別も必要です。

餞別として交通安全のお守りが良いと思いました。近場でお守りが売ってそうなところを探すと、寒川神社くらいまで行かないといけないようです。しかし、寒川神社がお守りを売っている時間に到着する自信はありません。

仕方がないので、交通安全で検索すると、交通安全のポスターが一杯見つかりました(敬称略)。

  • AKB48 大島優子
  • 鈴木福
  • 小林星蘭
  • AKB48 渡辺麻友
  • 上戸彩
  • 剛力彩芽
  • 満島ひかり
  • 高橋大輔
  • ももいろクローバーZ
  • 機動戦艦ナデシコ ホシノ・ルリ
  • 750ライダー 早川光
  • 皆藤愛子
  • 脇坂春菜
  • 斉藤雪乃
  • 武田訓佳
  • OSK日本歌劇団 桜花昇ぼる
  • 岡田准一

 これだけ集まれば、どれかは気に入ってくれるでしょう。ですが、これを印刷して渡してもあまり、ご利益がなさそうです。

そこで、お祓いではないですが、この交通安全の紙を持って、神社にお祈りに行くことにしました。

神社と言えば、神奈川工科大学のそばの鳶尾山に、金毘羅さんがあると思っていました。しかし調べてみると、金毘羅宮跡となっており、金毘羅宮はもう無いようです。


そこで、更に調査し、隣に八菅神社というのを見つけました。隣といっても隣の山です。ここで気づけば良かったんですけどね。鳶尾山経由で行ったのですが、遠かったです。
八管神社の鳥井付近になった、八管山の説明です
しかも、鳥居をくぐってからは、見たことが無いくらい急な階段です。これくらい辛い方がご利益があるかと思い、頑張って登りました。
八管神社の本殿への最後の階段です
八管神社の本殿です
お賽銭を入れ、交通安全と優勝を祈願してきました。お祈りの間、お賽銭箱の上に交通安全のポスターを置かせていただき、パワーを頂いてきました。

帰りは慎重に降ります。写真では分かりづらいのですが、踊り場が少しあると、その先の階段は急すぎて見えなくらいの急な坂です。


八菅神社のパワーを貰った、交通安全のポスター一式、これから須藤先生に手渡したいと思います (^_^)。

神奈川工科大学のワールド・ソーラー・チャレンジでの成功をお祈りしています。

明日は、中間発表会です

この写真を撮ったのは9月18日、卒業研究の中間発表会の前日です。情報工学科は、主に7階と8階に研究室があるのですが、見事に全部電気がついています。4階と6階にも1部の研究室がありますが、その部分も光っています。
情報工学科がある部屋が光っています
みんな夜遅くまで頑張っているようです。


追伸
 学生指導に夢中で、中間発表の模様は写真に収めるのを忘れていました。誰か写真に収めた先生はいませんか? もし撮っていたら、ブログに書いてもらえませんか?

2013年9月19日木曜日

FIT2013研究発表報告

# 今回は大学院生の山田君に記事を書いてもらいました.
# 学生たちの生の声をお届けいたします.ToM

大学院情報工学専攻2年の山田健一朗です。

9/49/6の日程で、鳥取大学鳥取キャンパスで行われた
鳥取駅前では歓迎の看板が出され、鳥取市全体で開催を盛り上げていました。



情報工学科からは、納富研究室の3名が発表しました。



発表タイトルと簡単な内容、発表者の感想です。

仲濱正大(大学院1年):

DPCデータを用いた情報提示システムの検討 -在院日数の可視化-
全国統一形式の臨床情報であるDPCデータに含まれる在院日数の可視化についての検討を行いました。発表後、他大学の先生からDPCデータの分析をしている研究が少ないので今後も継続して欲しいとのご意見を頂き、研究の励みになりました。

星野裕樹(学部4年):

オンライン配布資料へのノート機能自動付与システムの提案
一つのPDF資料から様々な形の資料を作るシステムについて提案を行いました。初めての発表だったのですごく緊張すると思いましたが、あまり緊張せずに発表することができました。これからも多くの発表の機会があるので、頑張っていきたいと思います。

山田健一朗(大学院2年):

スマートフォンにおけるフリック操作を用いたバイオメトリクス認証の基礎的検討
スマートフォンの操作方法の1つであるフリック操作の癖を使用し、個人識別が可能であるか検討を行いました。発表会場には類似研究をしている方が多かったため、研究の深いところまで議論することができました。貴重なご意見をたくさん頂いたので、次の研究につなげていきたいです。


夜はみんなで夕食です。
リフレッシュして次の日の発表に備えました。


鳥取と言えばおいしい魚です。(僕は事前に調べたときに初めて知りましたが・・・)
ということで、鳥取港でその日に水揚げされた(らしい)お刺身を食べました。
脂がのっていてとてもおいしかったです。(個人的にはカツオがおいしかった!)
こういうときに学会発表に参加して良かったと思います。苦労が報われますね。



空いた日には観光しました。
今回は、砂の美術館と鳥取砂丘に行きました。

砂の美術館は、巨大なサンドアートの展示です。
著作権の関係で写真を載せることはできないのですが、
細かいところまで作り込まれていてとても迫力があるサンドアートでした。
砂で作られているというのが信じられないものばかりでした。
興味がある方は調べてみて下さい。

鳥取砂丘では童心に返り走り回りました。疲れました・・・
風紋や馬の背、砂丘のオアシスといった有名スポットを堪能しました。
私は念願だったラクダに乗ることができ大満足でした。


  
今回の発表で頂いたご意見を活かし、
次の学会発表に向けて研究室一同頑張りたいと思います。
この記事を読んで学会発表に興味を持った方は是非挑戦してみてください。

忙しい期間は発生するかもしれませんが、絶対損はしません。