2012年10月31日水曜日

イルミネーション始まりました

今年もK1号館とK2号館の間でのイルミネーションが始まりました。(昨年の記事へ
K1号館をバックに

昨年同様、同窓会からの寄贈です。OB・OGの方々、ありがとうございます。
寄贈の説明
同じ木を、昼間にみると下記の写真の様になります。 やはり、夜の方が趣がありますね。
昼間の様子

2012年10月30日火曜日

電子情報通信学会教育工学研究会にて発表



 平成241027日,信州大学工学部(長野県長野市)において,電子情報通信学会教育工学研究会が開催され,大学院情報工学専攻2年の上枝俊太さんにより「学校における個人情報流出事故対策のためのUSBメモリ貸出システム」という題目で研究発表が行われました.
 やや薄曇りでも爽やかな秋空の下,いざ発表会場へと向かいます.会場となった信州大学工学部は長野駅よりバスで10分程の場所にあり,広い敷地の中のイチョウ並木は鮮やかに色づいておりました.
 今回で5回目の学会発表ということもあり,落ち着いた堂々とした発表を行いました.質疑応答の時間では,情報セキュリティの暗号化がご専門の信州大学の先生からコメントがあり,システム実装上の有益なご指摘がありました.また,宮城大学の情報セキュリティを教えておられるという先生からもコメントをいただき,システム設計上の今後の課題がひとつ増えました.座長である北陸先端大学院大学の先生からは,USBメモリの活用上の更なる工夫点などご指摘いただきました.
 大学院情報工学専攻2年生の上枝さんは,「私は情報・工業・数学の高校教員免許を取得しており,高校教員を目指して鋭意努力中です.今回の研究発表は,修士論文テーマにもなっていますので,自分が将来勤務する学校には,こうした情報セキュリティの確保を支援するシステムの導入がなされると良いのではないかと考えています.システム設計と実装および評価を段階的に進めていますが,反省点が多々ありますので,今後,改善を図りたいと考えています.」と今後の抱負を語ってくれました.


長野駅前にて
 
発表の様子
信州大学構内にて


 学会の研究会において進捗状況を報告することで,自分の研究に対して多くの方々から質問やコメントをいただくことができます.日ごろ,研究を進めている段階では,自分では気付かなかった根本的な部分などに鋭いご指摘が入ることで,その問題に気付かされることがあります.教育的な配慮からの指摘やコメントも多数あります.そうした多くの研究者や学会関係者に支えられて,学生は一歩ずつ成長していくものだと言えるでしょう.
 これから研究をまとめるための準備に入ります.来年の1月の末頃には修士論文が完成していることでしょう.自分でも充分満足のできるものを目指して欲しいと思います.

参考URL
・電子情報通信学会教育工学研究会:http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=ET

2012年10月28日日曜日

カレーを食べる人々

-ある研究室の金曜日 夜の定例風景 -
“馬鈴薯を食べる人々”をもじっています。と、言っても絵画愛好者向けの記事ではありません。本学には地方出身の学生も多くいます(ちなみに、私の出身地は北海道です(関係ないか))。今年のこの研究室には、高松、京都、松本、静岡、銚子、・・・からの学生がいます。ということで、夕食は通常、学食か近くの弁当屋さんを利用しています。が、最近は金曜日の夕食に限って、皆(料理ができる学生が担当しているもよう)で作って食べるようになったようです。

研究室の予定ボードに“ハンバーグ”、“カレー”という書き込みが見えます。こんなことに使うボードではないけどいいや。書き込みが少ないと寂しいですね。私の予定表ではないけど。

食べているところです。ごちそうではなくとも皆で食べるとおいしく感じるものです。ビールもない夕食なんて、というのが私の感想です。もっとも彼らは、食後も仕事をするので、立派です。


ちなみに(そんなこと誰も知りたくないだろうけど)、私の理想の夕食は、

風呂(温泉なら、なおグー) → 夕食 with ビール、ここで、***が勝っているナイター中継を見ながら(○○○が負けている、とは言えません) → デザート です。


 “同じ釜の飯を食う”という言葉がありますが、現在のような社会状況が進めば、まさしく死語になるように思えます。でも、このようなことをしていきながら、自然に団体生活でのマナーが身についたり、仲間意識、連帯感も生まれるのだと思います。

 平凡な日々の研究室生活が、彼らの青春の記憶になることを願っています。このように、研究室は、決して研究だけをするところではありません。人生修行の場でもあるのです(相変わらずの論理の飛躍)。

2012年10月27日土曜日

スマートフォンのsimカードサイズを自分で変更

最近のスマートフォン(AndroidやiPhoneなど)の画面サイズは大きくなる傾向なのに、simカード(通信用カード)のサイズは小さくなったものが多いです。そのため、新機種スマートフォンには、従来持っていたsimカードを装着できないことがあります。契約している電話会社やsimカードメーカーで、サイズの異なるものに交換してくれる場合もあるようです。しかし、手早く、自分でサイズを変更したという報告も、Webにいくつか投稿されています。それにしたがって、私も自分でやってみました。下図のような感じです。


私の場合は、普通サイズのsimカードを(専用カッターで)カットしてマイクロサイズに、さらにそれをカットしてナノサイズにし、iPhone5(simフリー版)に装着して、無事通信できるようになりました。上図のとおり、どこか危なげです。もう一度やると失敗するかも知れません。あくまで参考情報として書いています。あなたが実行する場合は、あくまで自己責任で!

第5回情報工学科アンドロイドの会が開催されました


10月24日(水)に第5回のアンドロイドの会(i-Androidが開催されました。今回は、やや少なめな参加者でした。発表は、4件でした。
  • 中瀬裕多[清原研]:車載スマートフォンにおけるプローブデータ圧縮方法
  • 小林達也・薬袋洋平[田中博・鈴木研]:「学内電力見える化」取り組みの進捗状況と今後の取組
  • 秋山征己[田中博・鈴木研]:CEATEC2012出展報告
  • 山本先生:AndroidのNFCの基本的な使い方の紹介
中瀬君の発表は、車載器や携帯端末をもちいて自動車をネットワークに接続して、外部からサービスを受けるテレマティックスサービスにおいて、スマートフォン(Android端末など)を用いた場合に通信量を減らすためのデータ圧縮手法についての発表でした。
中瀬君の発表
小林君・薬袋君の発表の前に、田中博先生から、田中博・鈴木研究室でのアンドロイド端末の位置づけに対する「前説」があってから、発表でした。
田中先生の「研究室におけるAndroid端末の位置づけ」
小林君・薬袋君の発表は、昨今の国内での電力事情を配慮して進んでいる「学内電力の見える化」についての発表でした。いわゆる、BEMS(Building and Energy Management System)とかHEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるシステムを大学に導入するために、まず、学内の電力使用量をグラフとして「見える化」するシステムの進捗状況の発表でした。小林君が、Googleクラウドを使用してデータの蓄積とグラフ表示する基盤部分を担当し、薬袋君が電力使用量の他に、学内の気温、湿度など気象データを扱う部分を担当でした。
右端が小林君、隣の中央が薬袋君
タブレット端末でも「見える化」のグラフが見えます
次の秋山君の発表は、このブログでも以前に紹介があった展示会CEATEC2012への出展報告です。3年連続で出展した報告でした。2日で約500名の見学者があり、大変だったとのことです。
秋山くんのCEATEC2012への出展報告
最後は、山本先生のAndroid端末でNFC(Near Field Communication)という近距離無線通信技術を使うための参考情報とアプリケーションの紹介でした。おそらく、今後のAndroid端末では標準で装備されていく機能です。国内では、携帯電話の「おサイフケータイ」を実現しているFeliCaと互換性があります。
山本先生の手元には無線タグ
次回、第6回は11月21日を予定しています。

2012年10月26日金曜日

実験頑張っています

実験を頑張っている,学生さんの話です.



スマートフォンに内蔵されたセンサーだけで,歩数と曲がりを検出できるかの研究をしています.ソフトがちゃんと動くかどうかは実験しないといけません.実験には広いスペースが必要です.そこで,情報学部棟と事務棟の間の広場で実験をします.おあつらえ向きに,ここは四角い石が配置されているので,距離を測るのが簡単です.

メジャーを使って寸法を測ります.

寸法を測ります
実験で,曲がり検出したい場所で曲がれるように,必要な個所に目印を付けています.

画面中央の下の黒い点が,実験を頑張っている学生です

画面中央の黒い点が,実験を頑張っている学生です

 プログラムだけじゃなく,こういった地味な仕事も大事なので,頑張ります.

あゆコロちゃんが神奈川工科大学に来ました

ゆるキャラグランプリに出場中のあゆコロちゃんが大学に訪問してくれました.みんなあゆコロちゃんに投票してください(リンク).1日1回ですよ.

あゆコロちゃんは,大学生にも大人気のようです.一緒に記念撮影をしている人がたくさんいました.

あゆコロちゃんと記念撮影です
あゆコロちゃんを撮影します

あゆコロちゃんと撮影している様子です

 僕が最初に気付いたときは,12位でした.その後,毎日投票していると7位まで上昇しました.今,他のキャラクタの追い上げがすごく,11位か12位あたりになっています.

 繰り返しですが,みんな,投票してください!

2012年10月25日木曜日

RICOHのコンテストの参加賞

RICOHのコンテストの参加賞は,いつも欲しいものです.僕の欲しいものと,タイミングが合っているようです.

今年は,350mlの魔法瓶,ペンケース,傘を入れるケースです.

RICOHのコンテスト2012年の参加賞です
「RICOH & Java Developer Challenge Plus 2012」と 名前が入っているのも,プレミアム度がアップして,記念にもなりますし,良いですよね (^_^).


RICOHのコンテストの打ち上げ

RICOH & Java Developer Challenge Plus 2012 のコンテストで,本選出場しました(リンク).となれば,打ち上げです.多分,落選していたら,残念会をしていたでしょう.

写真でお楽しみください.

乾杯です

歓談の様子です

飲み物や食べ物を準備します
食べ物はこんな感じです

他にも写真が出てきたら,追記しますね (^_^).

2012年10月22日月曜日

「情報処理技術者試験」の会場となる

日曜日(10/21)の昼間にというのに、学内に学生が多数いました。何かと思えば、「情報処理技術者試験」の会場となっていたので、受験生がきていたのですね。大学と言えば、教室がたくさんあるので、様々な試験会場になることがあります。規模が一番大きのは、大学入試センター試験でしょうか。
校門の「看板」。何か小さい気がします
情報処理技術者試験」といえば、経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。実際は、IPA(独立行政法人・情報処理推進機構)が行なっています。レベルが何段階かあり、「ITパスポート試験」から始まり、「基本情報技術者試験」、「応用情報技術者試験」と段々、難しくなります。難しくというか、広く浅くから、狭く深い分野毎の資格になっていきます。資格の名前は、移り変わってきていて、平成6年までは「一種」「二種」とか言っていましたが、段々、「カタカナ」の名称(^_^;)の資格が増えてきました。
試験会場への案内が三角コーンなのはどうなのでしょう
本学で行われということで、本学の学生も、多数受験していたのではないかと思います。資格を取ることは、就職に向けてだけではないのですが、今後の人生の方向を考える機会になると思います。頑張ってください。
ちなみに、IPAが言うところのメリットはこちら
大学で申し込んだ受験票の引渡しの案内の掲示

2012年10月20日土曜日

到る処“ネタ”あり


“到る処青山あり”をもじっています。高校上級コースですかね。

 小生、1週間に1本のブログ投稿を心がけているのですが、今週はネタがなく(そんなに頻繁に学会に行けるわけがない、飲み会をやっているわけではない(学生と))、お休みかなと思っていました。


 ところが何気なく今朝の電車の中で、当方のCEATECでの展示を見られた方が、「ブログに書きます」なんて事をおっしゃっていたのを思い出したので、ちょっとその会社の名前でググッて見ました。ありました。ありました。

記事はこちらです。


 非常に中身を理解され、面白く書かれておられます。有難いことです。特に最後の4行は、私に今まで迂闊にも気づかなかったことを気づかせてくれました。当たり前でも、言われるまでは気づかないことって結構ありますね。

 リトルソフトェアさんには、以前に研究室にきていただいたことがあります。このような継続的な関係が持てたことを嬉しく思います。今後も発展させようというモチベーションになります。

リトルソフトェアさんも本情報工学科のようにブログ(リンク)を運営しています。非常にかわいく、愉快なイラストですね。このセンスは我々にはありませんね。もっともホームページはお固いです(リンク)。

CEATEC当日のメンバーの写真です。上記ブログで書かれた学生が誰かは一目瞭然ですね(笑)。これが、“キムタク”や“フクヤマ”ということであれば、いったい誰なの?、どこかのブースと間違えたに相違ない、ということになります(悔しいけど)。

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 話は変わって。実は昨日は去年当研究室を卒業したOBの市川君が研究室に来てくれました。現在M2の秋山君、加藤君と同期です。


市川君を中心談笑しているメンバー。ゼミ卓に座っている加藤君も笑っています。おかしいです。このときは、私と打ち合わせを行っていました。私の話を聞いていなくて、市川君の話を聞いていたことが裏付けられます。


市川君は、その年の卒研生で最も弁が立つ学生で、その実力はいささかも落ちていませんでした(“レジェンド 泉”とともに“あーゆえばこーゆう 市川”という称号をつけられます(悪い意味ではなく))。

以下、昨日の会話の一例

私:○○******○○

市川君:先生、それって大昔の話じゃないですか。先生が新入社員の時と、今は違いますよ。

私:そーかー。それならそれでいいけど、何だか寂しいというかドライというか、なんか割り切れないな。

 明るく、楽しそうで何よりでした(もっとも口では、大変だの、これが40年続くと・・・だの、相変わらずつらい発言でした(顔は笑っています))。

今週はネタがないかも、と言いながら出てきました。研究テーマや問題点の解決策や論文原稿などもこんな感じで自然に出てきたらいいのですが・・・


2012年10月19日金曜日

人物登場の効果(プレゼンの魅力度を高める)

プレゼンテーションの図面(画面)を作る場合、親しみやすく魅力のあるものにしたいですね。技術的なプレゼンでは、それはなかなか難しいかも知れません。その一つの方法は、実写写真に人物(イラスト)を登場させることではないかと思います。適切な例かどうか分かりませんが、以下の図をご覧下さい。情報学部棟からの「避難モデリングソフトウェアを説明するプレゼン」のスライドのある部分です。

人物イラストなし
人物イラストあり


2012年10月16日火曜日

RICOH & Java(TM) Developer Challenge Plus 2012 1次選考突破しました!

今年のRICOH & Java(TM) Developer Challenge Plus 2012は、「Plus」の文字が付くようになりました。複合機だけでなく、プロジェクターとプリンターを使うことも可能になりました。出来ることが広がりました。

今年は、情報工学科(情報工学専攻)から、大学院生2年生2名、1年生1名からなる1チームが参加しました。チーム名は「ボロネーゼ」です。本学から、情報メディア学科(情報工学専攻)のチームも参加しています(大会のWeb(参加者一覧))。

ボロネーゼのリーダーに、予選突破の感想などを書いてもらいました。

M2 田中穏識くん    青森県 十和田工業高校出身 (リーダー)
M2 池田一樹くん    山形県    酒田東高校出身
M1 谷村祐くん    静岡県 つくば開成高校出身



JavaのVMが動く複合機上でビジネスアプリケーションを開発するコンテストがあります.今年は複合機だけでなくプロジェクターも使えるようになりました.今回その1次選考を突破しました.
1次選考までを振り返ってみて,今年は学会発表などと時期が重なりあまり時間が取れない中,並行して作業を進めました.6月ぐらいから始めていたのですが,実質作業できたのは締切りの1ヶ月ぐらい前からでした.しかしアイデア自体は考えていて方向性は決まっていたので,後は締切りまでにどれくらい形にできるかが問題でした.チームメンバーが3人のため,アイデアを形にしていくには1人あたりの作業量が多く大変でしたが,チーム一丸となってなんとか形になる物ができあがりました.
このコンテストには昨年も参加しました.前回については,アイデアは良かったと思うのですが,うまくアイデアをドキュメントにまとめることができず,その結果1次選考を通過できませんでした.今回は前回の反省を活かし,ドキュメントを理解しやすくまとめられるように工夫したことが良かったのかもしれません.
時間がない中での作業で,実装できた部分も少なく通るか怪しかったですが,1次選考通過の通知が来たときはとても嬉しかったです.まだまだ形にできていない部分が多々ありますが,チームのモチベーションはとても高く,最終選考に向けて万全の態勢でコンセプトを形にしてきたいと思います.

チームメンバーと去年の優勝チームリーダと記念撮影です

上記の写真は、チームメンバーと去年の優勝チームリーダ(左から2人目)です。本選突破が分かった、2日後くらいに、ちょうど「去年の優勝チームリーダ」が訪ねてくれる機会があったので、チームメンバーと記念撮影をしました。

2012年10月15日月曜日

学長杯:学科対抗ソフトボール大会で優勝する

前の記事でも紹介しましたが、第3回学長杯:学科対抗ソフトボール大会がKAITスタジアムで開催されました。学科対抗ということで、全8チーム(学科)の参加がありました。情報工学科代表の「藤森Japan」チームは、昨年度の雪辱を果たし、見事に優勝しました。いつの間にか(^_^;)情報工学科の学科代表チームになっていましたが、おめでとうございます。
決勝戦のスコアーボードをバックに優勝チームの記念撮影
決勝戦は、昨年度の因縁のC科(応用化学科)との対戦でしたが、接戦でした。スコアーボード(ちょっと見えにくいですが、後攻が「藤森」となっています)が物語っていますが、規定の7回までで決着がつかず、延長戦の上、勝ち越しました。
決勝戦のスコアーボード
最終的な4位までの順位は次の通りです。
  1. 情報工学科(I科):藤森Japan
  2. 応用化学科(C科):アスリートC
  3. 機械工学科(M科):ザ・デブトス
  4. 情報ネットワークコミュニケーション学科(N科):N科研究室選抜
トーナメント表
以下、順に当日の流れを追っていきます。
午前9時からと通常の授業の開始時刻より早いのですが、開会式が開催されました。学長杯なので、小宮学長の挨拶とともに、湘南ベルマーレ厚木女子ソフトボールチームから安藤監督と投手2名と捕手1名の選手がスペシャルゲストとして招待されていました。
小宮学長とスペシャルゲストの方々
プロ選手がユニフォーム姿ということは、希望者のプロ選手との対決(エキシビジョンマッチ(^_^;))が、トーナメント戦の前に行われました。(対戦者は、最後に記念品をゲット!)
エクシビジョンマッチの準備
試合は、KAITスタジアムのライト側とレフト側とで同時に2試合行われました。第一試合では、それぞれ、学長と学生部長による始球式が行われました。
学長による始球式
試合は、礼に始まり、礼に終わるということで、両チームが整列して試合開始です。審判も、試合が無いチームの学生が行います。
試合前の両チームの礼
ここぞという時には、円陣を組んで
表彰式は、厳かに行われました。祝勝パーティは、別の日に行われるそうです。
閉会式を待つ参加チーム
授与を待つトロフィーと盾
優勝チームの表彰
優勝のトロフィーと盾
大会の基本的な運営は学生主体で行われましたが、裏方として学生課の職員の方々の多大なる協力のもとで滞り無く進行されました。ありがとうございます。
トンボをかける学生課の職員の方々
来年度に第4回の大会が開かれるのが楽しみですね。

2012年10月14日日曜日

学生から添削指導を受けました

研究室への卒研生配属の時期になりました。これは、現3年生が来年度に所属する研究室を決める手続きです。基本的にどの大学でも大差はないと思いますが、本学情報工学科では、各研究室の教員が研究内容や指導方針を紹介する資料を作成し、学生がそれを見て希望研究室を決めるというものです。もちろん、授業などでの教員に対する印象も大きなファクターを占めているはずです。当然、研究室によって希望者数の差が出ます。

 私も学生募集のための研究室紹介の資料を作成しました。重要なことは、“よく書けた”と自己満足することではなく、実際にそれを見る学生が研究室を希望したくなるように書かれているか?ということです。このため、研究室の学生に見てもらって、添削指導を受けました。


私の書いた資料をチェックしているM2の加藤君と卒研生の菅谷君(加藤君は今年度で修士課程修了(順調にいけば)、菅谷君は来年度は修士1年です(大丈夫かな?(笑))。遠慮なく、赤ペンを入れています。いつもとは逆の立場です。普段のことを“根に持っている”わけではないことを信じます(信じたいです)。

 いずれもごもっともなご指摘でしたが、ちょっと気になったので、同じくM2Ak山君に意見を聞きました。

私:これ、ちょっときつくないか?学生が来づらくならないかな。
Ak山君:○○・・・・・・・・・○○
(具体的な発言音声は失念しました)
(上記発言の私の解釈)そのようなことで来づらくなる学生は、研究室に来てもらわなくてもいいのではないでしょうか?きちんとした責任感のある学生に来てもらうことが重要です。そのためのフィルターになります。→まことにごもっともな発言です。

 彼の発言の意図を正しく把握しているかは、確証が持てません(その意味で匿名にしています。でも、たぶん、OKでしょう)。「見えるものを見ているのではない。自分が見たいものを見ているだけである。」という意味の発言を聞いたことがあります。自分に都合のよいように聞こえているだけかも知れないけど、まぁいいや。

 彼は穏やかな発言の中にも、言うことは言います。私は、「こんなんじゃ話にならない」という表現で卒研生に言いますが、彼は、「○○では、残念です、とか、○○では、残念なことになります」という穏やかな表現を使います。が、私の発言より効果的なようです。

 希望学生がいなければ/少なければ、彼らの責任ということで、もう1年ご奉公してもらいたいです(笑)。どのような結果になるかは分かりませんが、彼らの添削内容は正しいので、それに従うことにしました。希望者多かれ、と切に願わずにはいられません(相変わらず、大げさ)。過去の実績から、それは全く期待できないだろう、という正しい指摘はご勘弁ください。

PS)
 今回に限らず、学生に添削というか、チェックをしてもらうことは日常茶飯事です。例えば、学内のサーバ設定に対する依頼とか。正規のルートを通す必要があるので、私が行いますが、具体的内容は学生の方が詳しく、「おい、これでいいんだっけ?確認してくれ」という感じです。その機会に私も十分に理解して覚えればいいのですが、学生の説明をバッファに入れるだけで、依頼したらすぐ揮発してしまいます(オヤジです)。会社では、近くに知っている人間がいるものですが、大学では学生が卒業してしまうので、この点は大変と言うかつらいものがあります。