2023年3月28日火曜日

オープンキャンパスが実施されました[3/26]

 3/26(日)にオープンキャンパスを実施しました。あいにくの雨でお足元が悪いなかに神奈川工科大学のオープンキャンパスに多数の来場者がいらっしゃいました。
また、情報工学科の展示にもご参加、ありがとうございます。

l  設備公開・展示

 実験実習などで使用する情報学部共通の実験室にて、設備公開・展示を行いました。系統別ガイダンス映像の動画再生、学科PRビデオの上映、授業で使う大学推奨ノートパソコンの紹介、履修コースや授業科目の関係を示すカリキュラムツリーについて展示し、説明しました。 

 系統別ガイダンス映像と説明

学科PRビデオの上映

大学推奨ノートPCの紹介

情報工学科の履修カリキュラムツリーの展示
 

l  個別相談コーナー

教員による個別相談も実施しました。 

個別相談の様子
 「入学した学科と別の科の卒研に行くことは出来ますか?」、「AO入試やその他の試験について」、「高校時代に受講しておくべき選択科目」などの質問に対して回答しました。

l  最後に

 御来場の皆様、ありがとうございました。次回は、611日(日)となりますので、是非ご来場ください。 

 

2023年3月21日火曜日

3/21 令和4年度(2022年度)卒業式が行われる

 3月21日(祝)は春分の日ですが、神奈川工科大学では学位記授与式(修了式・卒業式)が行われました。修了・卒業の皆様、おめでとうございます。

KAITスタジアムでの全修了生・卒業生での式典

 今回は、KAITスタジアムで全修了生・卒業生での式典でした。とは言え、ご父兄の方は、別室で中継での参加となりました。コロナ前ですと、ご父兄の方々も一緒に会場にいらっしゃいました。

式典の全景

 式典の後は、専攻・学科別で学位記授与となりました。情報工学科は、K1号館メディアホールでの授与です。

開式前のメディアホールの様子

納富学科長による開式

 成績優秀者の表彰の後、学科長祝辞、研究室の指導教員毎での学位記授与です。

学科長祝辞

指導教員からの学位記の授与

さて、卒業式といえば記念撮影ですが、やはり「タイトル」が分かる場所は人気です。

久しぶりに復活した巨大学位記
守衛門の前の看板前で
こちらは桜の一緒に
巨大学位記は2つあったのですが、空いていた方

 この巨大学位記ですが、毎年、作成しているようです。左側が空いているのは、卒業生が立つ場所です。

巨大学位記の文面

 2023年は学園祭も対面で実施する予定ですので、是非卒業生の方々も遊びに来てください。11月4日(土)、5日(日)の予定です。
おまけ:コスプレ(笑)写真


2023年3月9日木曜日

3年生がポスター発表しました

  情報工学科3年の藍原直大君が7日から開催中の2023年電子情報通信学会 総合大会 学生ポスターセッションにて以下のタイトルで発表しました。

「スペクトログラム画像とGoogLeNetを用いたアラーム音の識別実験」

 修士の先輩から引継ぎを受けつつ、院生の手が回らなかったところを課題として与えられ、取り組んだ内容をポスター発表しました。以前、研究室で行っていた特徴量+ニューラルネットワークによる方法と今回行ったタイトルの手法とを比較した結果です。自分のポスター発表のみならず、他大学の発表も積極的に聴講していました。

#本人の感想を原文のまま

 初めての学会参加ということで不安でしたが、ポスターセッション形式で他の参加者の方々と会話する機会が多く、自然とセッションを行うことができました。自身の発表内容にアドバイスをいただく場面もあり、今後の研究に生かしていきたいと思います。今回の発表に向けてご指導くださいました先生、佐野先輩に感謝いたします。


今後の活躍を大いに期待していますby 指導教員

2023年3月7日火曜日

国際会議NCSP2023で2名の学生が発表

 2/28から3/3で開催された、2023 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications and Signal Processing(略称NCSP2023リンク)において情報工学科の学生2名が発表しました。

 そのもようを報告します。久々のリアルな国際学会です。参加者は修士2年の若尾吏君と4年生の高田悠太郎君です。ともに今回のためにパスポートを入手しました。

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若尾君:Application of multimodal methods to sign language motion classification and its effectiveness evaluation

加速度センサと画像センサのデータを合わせて(マルチモーダル情報)、手話動作を識別する学習モデルの作成手法とその評価を発表しました。本研究開発は総務省の「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」によって実施した成果を含んでいます。

#本人のコメント

コロナ禍ということもあり、自分にとって今回が初めての海外での学会発表であり、とても緊張しました。発表や海外での生活を通して自分の英語力の無さを感じました。もっと英語を勉強していればもっと楽しめるものになったと思います。今後、前向きに英語の勉強に取り組むもうと思える良い機会になりました。発表に至るまで、親切にご指導くださいました、西村先生、川喜田先生、三次先生、そして指導教員である田中先生に感謝いたします。

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高田君:Composing an IoT platform using AWS - environment measurement of laboratory and student attendance management -

 学内環境のモニタリングとして、研究室の人の在否状況や温度・湿度、CO2などを常時測定し、クラウドへ格納、リアルタイムでブラウザ経由で共有する新たな開発システムの発表です。

#本人のコメント

本人今回初めて海外に行ったのですが、日本との文化の違いに肌で触れることができ、非常に貴重な体験ができました。

学会としては、発表自体はうまくこなせたと思いますが、質疑応答の際にパニックになってしまい、あまり返せなかったことに悔しさを覚えました。若尾先輩同様、英語力の未熟さを痛感しています。

他大生との交流としては、千葉大学や名古屋大学の修士、博士の方とお話しする機会があったのですが、本学との違いを体感しました。ゼミは外国語多い、研究室のメンバーは20人以上で留学生も多い、院への進学率の高さなど、さまざまな面で違いがあったと思います。他大生との交流という機会もあまりないため、本学以外の大学事情を知り、視野を広めるという点で非常に有意義な海外出張になったと思います。 

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これは学会で必ず行われるBanquetの一風景。ディナークルーズで、他の大学の学生と一緒に。多くの仲間を作ってください。

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#付録

ホテル近辺の写真を。

 

2023年3月6日月曜日

情報処理学会第85回全国大会にて学生奨励賞を受賞(その2)

 20233月3日に電気通信大学(東京都調布市)にてハイブリッド開催された情報処理学会が主催する第85回全国大会〜ダイバーシティと情報処理〜において、情報学部情報工学科学部4年生の栗原泰晴さんが「短文手話動作の認識のためのセグメンテーションと識別精度の検討」大会学生奨励賞を受賞しました。

学会のサイト:https://onsite.gakkai-web.net/ipsj/abstract/index.html

 本発表では、手話文の動作から文を構成する各単語にセグメンテーション(分割)する方法を提案し、これまで研究室で取り組んできた手話単語動作の識別技術を用いて短文手話へ適用した結果を述べました。本格的な手話翻訳への道筋へとつながる成果です。本研究開発は総務省の「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」によって実施した成果を含んでいます。

栗原君からもらった感想(そのままコピぺです)

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 この度、ipsj85回全国大会にて学生奨励賞に選抜されたこと大変光栄に思います。また、ご助力してくださった方々に感謝申し上げます。セッション内容が「ジェスチャ」ということもあり、指や頭の動きなどを用いた研究内容が多く手話認識とは異なる考え方やそれぞれの課題点など勉強になる部分が多くとても有意義な時間でした。

 主に三年生へメッセージ:学会発表という機会は自分の研究内容を発表して終わりというわけではありません。座長や他大学の方々からの質問や他の講演者の発表内容などを聴くことができ、大学内では経験できない刺激があります。また、学会に出ることで研究する意味・目的の認識ができます。大学内だけで完結していては自分に甘えてしまい研究内容の質も向上することは難しいと思います。ぜひ外に研究内容を出すことを考えながら研究に取り組んでみてください。

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社会人になっても活躍を期待しています。




2023年3月3日金曜日

情報処理学会第85回全国大会にて学生奨励賞を受賞

202332日に電気通信大学(東京都調布市)にてハイブリッド開催された情報処理学会が主催する第85回全国大会〜ダイバーシティと情報処理〜において,情報学部情報工学科学部4年生(納富研究室所属)の岡田竜岳さんが「プログラム編集操作情報を用いたプログラミングスキル分析支援システムの開発」というタイトルで研究発表を行い,大会学生奨励賞を受賞しました.

本発表では,プログラム編集操作情報(コーディングシーケンス)を用いたプログラミング中の行動から動的な分析を行い,多面的なスキル評価を支援するシステムの提案とその評価結果を報告しました.提案手法はソフトウェア開発者の緻密なスキル判定への応用が期待されます.

研究および学会発表について,岡田さんは,「学生最後の学会発表で賞をいただき,大変嬉しく思います.ご指導いただいた先生,並びに普段から支えてくださった皆様に感謝すると共に今後も精進していきたいと思います.」と感想を話してくれました.

今後のさらなる活躍に期待したいと思います.

(a) 電気通信大学にて