学生諸君が動画サイトで、はやぶさ2の打上げを見ていました。「宇宙に興味があんの?」という私の問いに、「もちろん、宇宙オタクです。」という返事ではなかったと思いますが、そのような主旨の発言がありました。以前、JAXAの方に、「今度学生さんを連れてきてください」と言われたこともあり、その言葉を真に受けて!!!、筑波宇宙センターの見学ツアーを企画しました。当初は、研究室の学生の希望者10名程度で、公共交通機関を利用して、・・・と考えていましたが、最後は大型観光?バスで行くことになりました。
集合時刻は大学の然るべきエリアで9:30。そのエリアが分からず、ちょっと遅れちゃった人もいました。バスを見たらピピンときてほしかったところです(笑)。
バスの中。途中で守谷のサービスエリアで一息入れて向かいました。守谷からは渋滞は考えられないので、時間調整の意味もあります。
宇宙センターに着いたのは、確か12:40ごろ。全体の記念写真を撮りました。今回の参加者は30名。4つの研究室から参加がありました。他、2年生もいました。
正式な見学は13:30から。その前に、一般公開されている展示館を見学しました。ここは、写真撮影OKなので、ちょこちょこ撮影しました。顔は合掌(がっしょう)君ですが、暗くなって顔が写っていません。写っていないほうがよい、ということはありません。
こちらは西尾先生と小野さん。二人とも笑顔が自然です。どうして、カメラの前でそんなに急に笑顔になれるのでしょうか?不思議です。
この展示館では、専門の説明員の方がいらっしゃいます。所定の時間にツアーを組んで、説明してくださいます。このときは、JAXA OBの方が説明してくださいました。
最初に、会議室で日本の宇宙開発の歴史・JAXA業務の説明など、全体を鳥瞰する説明をお聞きしました。
以降の見学場所は撮影禁止なので、写真はありません。見学してきたところは
・宇宙飛行士養成棟
・宇宙ステーション運用棟
・総合環境試験棟
・研究開発棟
・準天頂衛星追跡管制施設
敷地が広いこともあり、乗ってきたバスでセンター内を移動しました。
これは確か、宇宙ステーション運用棟の見学を終えて出てきたところ。私も見たことがない施設だったので、刺激的でした。宇宙飛行士のステーション内の生活が何となく理解できました。
最後はスペースセンター ミュージアムショップでお土産を買って帰途に着きました。
今回対応してくださったJAXAの方は、小生が以前JAXAで働いていたとき(3年間)のプロジェクトチームの仲間(上司、同僚)の方々です。各見学場所の見学許可取得を含めた調整や貴重な時間を割いての説明、対応など、ただただ感謝するのみです。
「今日は貴重な時間を割いていただき、申し訳ありません。」との私の発言に「ここ一月半は、このことに全てを費やしたよ。」という返答もありました(^ ^)。
ここまでされると、もう見学を今後お願いすることはできない、というのが私の正直な気持ちです。どのような形でお礼ができるのか?ということを考えますが、解は思い浮かびません。今回のJAXA訪問から学生諸君はどのように感じ、考えたでしょうか? そこも気になるところです。明日、聞いてみたいものです。