2015年2月17日火曜日

ああ電子ブック、でも紙で読んでしまう

電子ブックとして、Amazon Kindleからすでに多数の書籍を購入した。最近は、Google Playからの電子書籍も利用している。何よりも本棚の場所を取らないのが魅力。さらに、思いついた時に直ぐに購入手続きができて、数分後には届くことも大きい。

隔年で担当している大学院講義「並列分散処理特論」をまた改訂したいと思って準備している。Hadoop等に代表される、現代の先端分散システムも扱いたいと思っているが、一方では、基本的な分散アルゴリズムとその記述法などについてもやって行きたい。そのため、Google Playから、Decentralized Spatial Computing関連の書籍を購入して勉強中。

写真のとおり、電子書籍では、指でアンダーラインやマーキング、しおりを付けることもでき、だいぶ便利になってきた。メモを書くこともできる。しかし、実際に進めているうちに、どうしても、満足できずに、結局、1ページづつ画面を紙に印刷し、それに万年筆と色鉛筆で書き込みながら読むことになってしまった。それが一番落ち着く。人間にはやはりこれが最も馴染むやり方だと再認識できる。

電子ブックの画面を印刷して読んでしまう...
人工知能、ロボットの発展もすばらしいものがある。先日、人工知能を搭載したという最新鋭ピッチングマシンとプロの有力打者の対決が実際の球場で行われていた。その日は、非常に寒く、正確無比のはずのマシンのコントロールが少し狂ったためか(予想外の低温の影響でハードウェアに影響したらしく、カイロを貼り付けて暖めていたが)、隙をつかれて、ヒットを打たれてしまった。人間の感性や能力の適応性のすばらしさを改めて感じさせられた。上記に述べたとおり、人間には、紙の書籍によく馴染むこととも関係があるように思う。

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