2012年10月27日土曜日

第5回情報工学科アンドロイドの会が開催されました


10月24日(水)に第5回のアンドロイドの会(i-Androidが開催されました。今回は、やや少なめな参加者でした。発表は、4件でした。
  • 中瀬裕多[清原研]:車載スマートフォンにおけるプローブデータ圧縮方法
  • 小林達也・薬袋洋平[田中博・鈴木研]:「学内電力見える化」取り組みの進捗状況と今後の取組
  • 秋山征己[田中博・鈴木研]:CEATEC2012出展報告
  • 山本先生:AndroidのNFCの基本的な使い方の紹介
中瀬君の発表は、車載器や携帯端末をもちいて自動車をネットワークに接続して、外部からサービスを受けるテレマティックスサービスにおいて、スマートフォン(Android端末など)を用いた場合に通信量を減らすためのデータ圧縮手法についての発表でした。
中瀬君の発表
小林君・薬袋君の発表の前に、田中博先生から、田中博・鈴木研究室でのアンドロイド端末の位置づけに対する「前説」があってから、発表でした。
田中先生の「研究室におけるAndroid端末の位置づけ」
小林君・薬袋君の発表は、昨今の国内での電力事情を配慮して進んでいる「学内電力の見える化」についての発表でした。いわゆる、BEMS(Building and Energy Management System)とかHEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるシステムを大学に導入するために、まず、学内の電力使用量をグラフとして「見える化」するシステムの進捗状況の発表でした。小林君が、Googleクラウドを使用してデータの蓄積とグラフ表示する基盤部分を担当し、薬袋君が電力使用量の他に、学内の気温、湿度など気象データを扱う部分を担当でした。
右端が小林君、隣の中央が薬袋君
タブレット端末でも「見える化」のグラフが見えます
次の秋山君の発表は、このブログでも以前に紹介があった展示会CEATEC2012への出展報告です。3年連続で出展した報告でした。2日で約500名の見学者があり、大変だったとのことです。
秋山くんのCEATEC2012への出展報告
最後は、山本先生のAndroid端末でNFC(Near Field Communication)という近距離無線通信技術を使うための参考情報とアプリケーションの紹介でした。おそらく、今後のAndroid端末では標準で装備されていく機能です。国内では、携帯電話の「おサイフケータイ」を実現しているFeliCaと互換性があります。
山本先生の手元には無線タグ
次回、第6回は11月21日を予定しています。

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