すでに6月9日オープンキャンパスの記事がありますが、ここでは少し違う観点からレポートします。ある研究室の公開風景です。まず、入り口付近に3つ画面がぶら下がっています。左側の拡散模様は、
625個の大型LEDで光っています。展示とは直接関係ありませんが、イベント盛り上げ用です。(この表示盤は、ここの教員が625個のLEDを一つづつ半田付けしたというエピソードが。)右側の2つは、すでに旧型となってしまった
iPadでスライドショーという有効効活用です。
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研究室入り口の3つの案内盤 |
さて、研究室内の展示の模様です。下図は、「Androidで
世界地図拡大鏡」と名付けた展示の説明です。中央で何やら、紙の地図の裏側を見ている人がいます。地図の裏側に貼ってある
NFCタグが気になるようです。高校生ではありません。タグの無線コイルなどについて、逆に学生に説明している場面もありました。その道の専門家のようです。高校生だけでなく、意外なお客様も見えるのはうれしいですね。
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紙の世界地図をAndroidで拡大表示(NFCタグの利用) |
次の図は、「
NetLogoとAndroidで作る交通シミュレータ」を、学生が来場の親子に説明しているところです。ひととおり説明が終わった後に、自然に、「
よろず相談」が始まっていました。入学後の勉強について、また、アパート生活はどうなのか等々、大学4年生の先輩に直接聞いて得られる情報は貴重のようです。
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NetLogoとAndroidによる交通シミュレータ+よろず相談 |
次は、「あなたの高校から、本学へ先輩が何人在籍しているか」を、Androidの音声合成でお知らせするものです。全国に高校は約6,000校あります。本学へは、そのうち約1,300校からの入学者があります。1人でも入学している高校の情報は、Androidのデータベースに入っていて、すぐに答えられます。しかし、本日は、長崎県のある高校の生徒さんが来られました。実は、その高校からはまだ誰も本学に在籍していないことが分かりました。「あなたが最初の入学者になるかも知れない!この図のとおり、本学へは全国各地の高校から来ているので、いろいろな人と友達になれますよ。」
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Androidが音声合成でお答えします |
これ以外にも、研究進行中のテーマに関するデモがありました。これもAndroidのセンサーとクラウドデータベースへの接続を使うものでしたが省略します。(別の機会に譲ります。)
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