2020年2月13日木曜日

先輩から後輩へ・・・

 研究室の伝統を踏襲する、うんぬんなんて大きなことは言えません。しかし、先輩たちが脈々とやってきたものの上に自分たちの代でつなげていく、という気持ちは大切だと思います。100m×4のリレーや駅伝で多くの人が共感するのも、個人の力だけではなく、チームワークの良否が結果につながるからだと思います。何だか、真面目になりすぎました。もっとライトな感覚が必要です。

 今日は、4年生の先輩から3年生の後輩へ、手話動作識別に関する各種技術、ツールの引継ぎを行っています。そのもようの一部を

4年生3名、3年生2名です。表情が硬いですね。以前の懇親会で、もっと飲んでおくべきだった、というのは昔の感覚の人間のセリフと思われます。

説明を聞く3年生2名。聞いてもそう簡単には分からんよ、覚えられないよ、と言いながら、まずは聞いてもらわないと・・・

処理PCの前で、実際にやってみて初めて納得ってゆー感じでしょうか。何回もブログで書いていますが、バトン渡しの巧拙が1年後の結果に大きく影響することは否定できません。もっとも、真面目に引継ぎを受けようという姿勢が、それ以外の結果にも出てくるということです。私はそう思います。

もちろん、学んだことが直接自身の卒論テーマに直結することが理想です。しかしたとえ、今日学んだことが自分の卒研テーマに直結しなくても、頑張った先輩がどのように考え、どのようなツールを作り、どのようなことをできるようにしたか、を認識、体感することは大きな意味があると思います。人生、直線的にばかり生きていても面白くないですね。周辺の風景を楽しみながら、・・・という余裕も必要です。が、本音としては、4月の開幕に向けてプロ野球選手が準備を整えるのと同様、新しい卒研メンバーもそのようになってくれることを期待しています。何せ、卒論は1年だけですので。




0 件のコメント:

コメントを投稿