2011年12月26日月曜日

海外の大学はどうなのかな?(JavaとAndroid)


時には、他の大学ではどうなのかな?と関心を持つのもよいでしょう。海外の大学でのプログラミング授業の例です。私は、JavaプログラミングとAndroid(スマートフォン)プログラミングが特に気になりますので、それについて米国の2つの大学について簡単に見てみましょう。


Boise State University
http://www.boisestate.edu/
米国アイダホ州の州都は、Boise(ボイジー)という所だったのですね。上記urlを開き「App Inventor」で検索します。
Introduction to Programming Text and Objectives TEXT COURSEというpdfファイルがあります。Javaプログラミングのコースですね。当然かも知れませんが、内容は、本学情報工学科のJava授業とほぼ同じです。最初にJava SDKをインストールし、開発環境NetBeans(本学ではEclipse)をインストールし、各トピックスごとに進めています。Blackboardを使っているのも同じです。ちょっと違うのが、最後の15回目あたりです。そこでは、App Inventorというのを紹介しています。
App Inventorは、スマートフォンAndroid向けのアプリケーション開発環境です。これは初心者でも取り組みやすいので、何の準備もしていない人にいきなり教えている場合もありますが、この大学では、きちんとJavaをやってからそこへ向かうようです。私にとってはたいへん参考になります。いったん、Javaの基礎をやった後に、このApp Inventorを使うと、まさに魔法のツールのように感じられて、アプリケーション開発の効率が格段にあがることを実感できます。
App Inventorは、単にAndroidデバイス単体向けではなく、ネットワーク、データベースを通して、広大な情報の世界へと繋がる役割を果たします。下図のデータベース機能がそれを示唆しています。


University of San Francisco
http://sites.google.com/site/appinventorcourse/
サンフランシスコ大学の「Computing, Mobile Apps and the Web」という授業コースです。ここでは、上記のApp Inventorを使ったAndroidプログラミングをやっています。授業時間割や講義演習内容もわかり、とても参考になります。単に基礎に終わらず、何か具体的な応用ができるという雰囲気が好きです。また、下記には、コースをやっている先生のホームページがあり、学生が楽しく学んでいる様子もうかがえます。
http://appinventorblog.com/
(↑Androidアプリ開発を教えている先生のホームページ)http://sites.google.com/site/appinventorcourse/http://sites.google.com/site/appinventorcourse/

0 件のコメント:

コメントを投稿