7月11日~13日の3日間に渡って、かながわサイエンスパーク(KSP)で開催されたテクノトランスファーin かわさき2012に出展しました。本学からは3つの研究室が出展、そのうちの一つは情報工学科の研究室です。
本展示会は、基本的に企業の新製品や事業内容のPRや商取引を目的に毎年開催されていますが、川崎市産学連携ということで、都内、神奈川県の11大学も出展していました。
研究室の成果を外部展開することが最終的な目的ではありますが、現実はそんなに簡単なものではありません。研究室の取り組みや成果を外部の方にみていただき、意見をいただくことによって今後の方針に反映したり、他の大学の展示を見て刺激を受けたり、多くの情報を得たり、大学のプレゼンスを主張したりするのも出展する目的です。もちろん、学生が自ら自分の担当している成果を説明、デモンストレーションしますので、教育効果もあります。
一日目のメンバーは、秋山征己(修士2年)、小堀達也、薬袋洋平(4年)君の3名です。秋山君撮影と思われます(彼が写っていません)。初日は開梱、設定などもあるので、他の日より、ちょっと大変です。
当方が行うデモンストレーションに用いる機器と展示機器一式。デモはまばたきによって家電操作(扇風機、LEDライト)、情報取得、意志表示を行うものです。展示は、去年に引き続き、屋内位置検出のための超音波測位システムです。超音波システムのデモはできないので、主な構成要素とともに実験時のビデオ映像を流しました。
二日目のメンバーは、加藤正樹(修士2年)、小林達也、白井宏幸(4年)君の3名でした。今年は幟を持っていきました。
三日目のメンバーは、菅谷隆浩、小堀達也、白井宏幸(4年)君の3名です。ここで初めて、対応メンバーの集合写真を撮影。
何やら質問?コメント?をいただく3名。4年生ということもあり、このような展示会での説明は初めての経験です。なにやら畏まっている(ように見える)のは小堀君。何を指摘されていたのでしょうか?気になるところです。まだ、報告は聞いていません。
お約束通り!!!、研究室と挙動の異なる現象が生じたようです。研究室との環境の違いや操作するときの状況の違いによって、家電に対する命令を生成するための信号が微妙に研究室と異なったのが原因のようです。今回は応急措置で対応したようですが、その原因を突き止め、対応を考えることが新たなテーマになり、またそれがシステムの性能向上に直結します。今回のような外部の方を前にした真剣な対応が、新たなステップに繋がっていくものと信じています。
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