2014年11月1日土曜日

実験風景 人海戦術 その1

 生の情報が必要なようです。ということで、さっそく。

某研究室は、肉体労働?も多いことから情報土木が専門?と揶揄する人もいます。でも、土木って海峡をつなぐトンネルや大橋梁、大型ダムなどの設計から建設、保守を行う、まさしくCMにもあるように地図に残る大きな仕事ですよね。自分がつくった海峡をまたぐ橋で人が行き来することを考えると本当に夢のある仕事だと思います。また、それました。他の学科の夢を語って何になるって、ブログ管理&検閲?査読?人のM*y*z*k*先生からお叱りを頂戴しそうです。

当方では肉体労働ほどのスケールはありませんが、実験を行うことが多いです。計算機実験ともよばれるシミュレーションではなく(それもやっています)、実際の使用空間というか現場での実験実施を重視しています。前置きはこれくらいにして・・・。


4台のエレベータの前に4人配置されています。しかも、エレベータのドアには、白い紙(模造紙)が貼られています。


車いすに乗っているのは柴田君。後ろから法月君が記録用(証拠取り)のビデオ撮影中。詳細な説明は省略しますが(説明できないんだろうって? 鋭いです!!!)、要するに電動車いすの自動走行のために設置したセンサ(レーザレンジファインダーと呼ばれる反射物までの距離を測定するセンサ)が、エレベータの壁から悪影響を受けるため、その影響を受けないようにするために模造紙を取り付けたたようです。


何をやってんのかって? そうなんです。人がこのフロアーでエレベータを降りるときに、ランプが点灯するのですが、その点灯を合図に模造紙を外して、人が降りられるようにして、その後はまた模造紙を設定する、ということをやっていました。こんな力技ができるのは、大学の中だけですね。


他の研究室の学生も巻き込んでいます。多くの協力者を得ることは重要だし、何もよりもその人の人格があればこそです。なおこれは一般論であり、法月君、柴田君の人格を担保するものではないことを、念のため申し添えます(^ ^)。


走行実験はうまくいったのかって? 何だか、実験をしているよりもパソコンの画面を見ている時間が長かったような気がします。早々に、「再検討するので、解散!!!」という指令が出ていたように記憶しています。まぁ、「○○までには、フロアー内を自由に自動走行できるようにします!!!」なんて聞いた記憶があるので、そのうちにできるんでしょう。

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