2015年8月26日水曜日

夏休みのある研究室のある風景

(理系の?)研究室にはお盆休暇はあっても、基本的に夏休みと称して大学に来なくてもよい、ということはないと(個人的には)思っています。この研究室は、学部生には来る/来ないは個人の裁量に任せていますが、院生ともなるとそのようなわけにはいきません。卒業した同期は会社で必死に働いているはずです。(もちろん、院生も裁量に任せています。無理強いはできません。念のため。)


 授業がないことは、研究室の学生にとってもありがたいことでもあり(研究を進める上では)、まとまった時間を利用して、実験等に頑張っています(たぶん)。今回はそのもようを研究室の一つの断面として・・・

 

 
実験手順?の確認をしているM2の村田君とM1の金田君。その後、実験結果をグラフ出力して、“これはいかん!!!”とやっています。“いったい、どうすんの?”(もちろん、私も小舅として解決案を提案します。役に立っているのか?の質問は禁句)



授業がないことは、場所をゆっくり使えるということでもあります。大講堂のメディアホールの水銀灯による照明環境下での色検出実験をやっているM1柴田君、卒研生の工藤君と吉本君。情報メディア学科の西村先生の厳しい管理下?での実験です。“まだ、やってんの”と言われそうですが、・・・


こちらは、来月7日からの初の国外脱出に向けて発表練習しているM1のエビちゃん。初めてにしては、ちゃんと英語になっていたように思えます!!!。私が疲れて?、意識を失っていたのが理由ではないと、信じたいです。


こちらは、モベリオ内蔵の慣性センサ(注:加速度センサやジャイロセンサのことです)を用いて慣性測位を実現し、実映像に重ねて、地図と自分の行くべきルートを表示させようとやっている(と思われる)卒研生の小圷君。吉本君は被験者。それを見守る?M2の法月君。


 また、ワンパターンの模型列車を使った屋内測位のデモかって!!! これまでと違います。スマホが2つあるじゃありませんか? 最初の“いったい、どうすんの?”を何とか解決する道を見つけたようです。でも、安心はまだできません。精度評価、環境の相違の影響、受信機の変更などの確認が残っています。

 

研究室の全景。いつもと変わらぬものがここにはあります。みなさん、貴重な夏を過ごしてください。ちなみに、“ひと夏の経験“なんていうヒット曲が私が若いころはありました。研究に勤しんだ学生諸君も多くの経験をつみ、そして自身の向上につながっていると思います。そう思いたいですね。

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