2016年4月14日木曜日

2016年も開催しますIT夢コン! テーマについての反省(2)

 IT夢コンの募集テーマの設定は、我々をもっとも迷わせる項目の一つです。先日の記事でも、テーマの設定理由が述べられていました(リンク)。しかし、主催者がいうのもどうかと思いますが、実に考えるに値する&意味の深い、いい募集テーマになっていると思いませんか?

という状況の中、“三つ目のテーマについては、その思いを次回お伝えします。”ということで、バトンを渡されましたので、その思い(松岡修造(私は偉人の域に入っていると考える人には尊称はつけません)のように熱く書ければよいのですが・・・)を書きたいと思います。

お題は、“ITで〇〇を有名にする”です。このテーマを見たとき、みなさんはどのように感じますか? 新聞や広告などを利用すると多大な経費がかかるのに対して、ITを使えば、経費の負担がほとんどなしに、良きにしろ、悪きにしろ、全世界に情報を発信できるという特徴があると思います。

そして、そのITを使った情報発信にはさまざまな方法があると思います。以下の表がうまく整理されていると思います。


http://yamanjo.net/beginner/internet/internet_13.htmlから取得させていただきました。
 
 それぞれは、みなさんも利用していますね。これらを組み合わせる、あるいはこれらの発展版はどのようなものとなるのでしょうか?

有名にする意味は何なのでしょうか? こんなにいいものがあることを皆に知ってもらいたい、という単純な?純粋な?思いがまずありますね。一方で、社会への波及効果という観点で考えるとどうなるのでしょうか?

ゆるキャラグランプリ(リンク)で有名になった“くまモン”は、単にくまモンが有名になっただけではなく、熊本県の物産の販売や観光客の誘致に寄与し、地域に大きな経済効果をもたらしたと考えられます。これは、単にウェブサイトを利用したのではなく、“投票”という皆が関与できるしくみをつくり、当事者意識を高めることによって、より関心を引き付けることができたため、と思われます。

 

 

どのようなしくみで、皆の関心、興味を呼び、より有名にすることができるでしょうか? そして、それはどのような正の波及効果をもたらすことができるでしょうか? 社会にどのような意義をもたらすことができるでしょうか?という観点で、考えてみてほしいです。

 
自分が思いつかないことを中学生、高校生に考えさせるな、とのご批判は甘んじて受けます。反省します(実際、この記事のテーマは”反省”です)。でも、10年後、20年後の生存率を考えるに、諸君たちにこそ、このようなことを考えてほしい、という思いで、このテーマを掲げています。確かに難しいです。”ITを利用して〇〇を有名にする”というテーマで、そのしくみと社会への波及効果、意義をぜひとも提案してください。
 
 
【勝手バックナンバー】
その1 2016年も開催しますIT夢コン!
その2 2016年も開催しますIT夢コン! テーマについての反省(1)
 
 

 
 

1 件のコメント:

  1. 自分でも思い付けないアイデアを容易く思い付いてしまうというのは
    若い人の発想力、既存に縛られない頭があるがゆえのモノだと思います。
    なので若い人には色んなことを聞き、考える癖をつけてもらいたいですね。
    頭が固くなってしまってからだと思い付くことも思い付かないと私は考えます。

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