2016年4月2日土曜日

2016年も開催しますIT夢コン!

桜の便りが聞かれる頃に、毎年、このブログでもIT夢コンの告知をしてきましたが、今年もようやく告知ができるようになりました。


コンテストのHPも今年のコンテスト用に衣替えしました。


まず、まだコンテストをご存じない方のために、コンテストを簡単に紹介します。IT夢コンは、「中高生が自分の人生を切り開き、そして、世の中をより良いものにしていくための手段として、ITを有効に活用できるようになってもらいたい」との思いから、そのきっかけになるようにと、神奈川工科大学が2011年より主催しているコンテストです。2016年が第6回目の開催となります。

【コンテストの目的】
IT夢コンは、全国の中学生・高校生・高専生(3年生以下)を対象に、IT(情報技術)で実現できる未来の社会や新たなサービスなどに関する「夢」を語ってもらうコンテストです。コンテストを通して、中学生・高校生・高専生のITに対する理解や興味を高め、創造力・問題発見能力・コミュニケーション能力を高めることを目的とします。

上にも書きましたように、このコンテストは、今年が6回目です。主催者としては、毎年、目的が達成できているか、より達成するためには何をしたらよいのかについて考え、コンテストを企画しています。これまでは、あまり反省の結果を説明することは無かった(と思う)のですが、今年は、このブログを使って、反省結果(といっても応募者の皆さんに回答いただいたアンケートの集計ですが)をご紹介したいと思います。

応募の皆さんに提出してもらうアンケートには、コンテストの目的に即して次のような設問があります。
  • ITに対する理解が深まったか?
  • ITに対する興味が高まったか?
  • 創造力が向上したと思うか?
  • 問題発見力が向上したと思うか?
  • コミュニケーション力が向上したと思うか?
昨年のコンテストでは、これらについての集計結果は次のようになっていました。




このように、概ね9割の生徒の皆さんが、ITについては理解が深まり、興味が高まったと回答しています。

 

 また、創造力、問題発見力、コミュニケーション力についても、同じく概ね8割の皆さんが、能力が高まったと感じていると回答しています。これは非常に高い割合だと思います。このような結果を得ることができて、主催者としても非常にうれしく思っています。

また、同様な設問は、コンテストに応募の皆さんの指導をしていただいた先生方にもお聞きしています。その結果は次のようになりました。





 ご指導いただいた先生方も、非常に高い割合で生徒の皆さんの理解や興味が高まったり、また、能力が向上したりしていると感じておられるようです。

このコンテスト、毎年参加してくれる先生方も非常に多いです。これは、このように、コンテストの参加を通して、生徒が成長していると実感できるからかと思います。

さて、まだまだ反省は続きますが、ちょっと長くなりそうなので、次回に続きます。


1 件のコメント:

  1. 初回の本記事は、まずは、反省というよりもコンテストの効果が書かれているようです(^_^)。

    記載の通りの効果は確かにあります。何せ所定の書式にたくさん(そうでもないか)書かせられる、大講堂でプレゼンされられる、などなどです。中学生、高校生のみなさんへの教育効果を狙ってやっているので、当然ですね。でも、こちらで行われるプレゼンでは、みなさん、楽しそうにやってくれます。学校でも仲間と楽しく、真剣に検討、練習している姿が浮かび上がります。

    どちらかというと学校の授業は座学、知識付与型のものが多いと思いますが(それも重要)、本コンテストは、通常の授業ではなかなかできない、課題発見と課題解決の提案、そしてプレゼンを通して伝える力を高めることのお手伝いをさせていただいている、というものです。その中で、ITで実現できる未来への期待と夢、そして創造という観点からの提案を求めています。

    コンテストのホームページ:http://yumecon.ic.kanagawa-it.ac.jp/
    の左の欄にある■他校の取組■をクリックして、ぜひこのコンテストに参加されている学校の先生のお考えや取り組みをご覧いただきたく思います。このコンテストをうまく教育と結びつけてくださっておられます。主催する我々として、非常に嬉しいことです。

    新年度が始まり、それぞれの学校が新たな活動を開始する季節となりました。このコンテストを情報に関する授業や部活などに積極的に利用していただければ(もちろん、国語に関する教育素材にもなると思います)、我々のモチベーションも倍層します。ぜひ、よろしくお願いします。

    PS)
    本記事は反省ものとしてシリーズ化されるようです。今後、どのような反省記事が出るのか、楽しみになってきました(笑)。お前自身の反省を書け、と言われることはないと楽観しています。反省する素材がない、とは言えませんが。

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