2010年8月11日水曜日

DICOMO2010 発表件数V2達成の立役者(情報工学科の活躍)

情報工学科で10件の発表

日本で一番大きい情報分野の学会である情報処理学会では、毎年「マルチメディア、分散、協調とモバイル シンポジウム」(以下省略して「DICOMO」)を開催しています。このシンポジウムは、現在、情報処理学会の7つの研究会が主催し、3つの研究会が協賛している非常に大きいシンポジウムです。2泊3日で熱心な発表と議論が行われます。
本学からは16件の発表があり、発表件数でV2を達成しました(関連記事:「DICOMO発表件数1位 V2達成」)。16件のうちの10件が情報工学科からの発表です。大学院に進学した学生が、大学時代に行った卒業研究をさらに発展させ発表しているケースが多いです。
中でも岡村さんは、研究を何度もバージョンアップさせ、様々な場所で発表しています。そのため、岡村さんの研究発表覚えていてくれている人が増えているようです。岡村さんが発表するセッションの座長を務めていた九州工業大学の井上創造先生に、「発表ごとに確実に進歩していますね」というお言葉を頂いていました。

発表者 発表論タイトル
岡村将志 ウェアラブル加速度センサを用いた文字描画動作における認識精度の向上 -認識前の処理と判定法による効果の検証-
月森彩実 Augmented Realityにおけるパズル式マーカの提案とARアプリケーションへの応用
宮崎剛 日本語の発話映像における初口形の検出方法提案
五百蔵重典 携帯電話を用いた利用時間を厳密に管理するデジタルコンテンツ配信・送信システムの提案
植田裕作 公開Windowsアプリケーションの更新支援システムの提案
有賀千裕 Web記事のレイアウト条件による可読性予測手法の提案と評価 - 自己組織化マップによる一致率の算出 -
畑中基希 Webアクセシビリティの分析と評価-RIAにおけるボタンデザインと反応時間-
須永光 超音波を用いた屋内測位における広域化の検討と実験評価
中山亮介 自己組織化マップを用いたジェスチャー認証
高橋雅隆 USBメモリを用いた仮想化環境のセキュリティを考慮した利用方法の検討 -教育用アプリケーションソフトを用いたユーザ評価-





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