2012年3月18日日曜日

留学生も頑張っています

 今日は土曜日。されど、廊下を歩いているとなにやら声が聞こえてきます。

 留学生のサブル アフメッド君(現在、大学院修士1年、松田研究室所属:松田先生のご活躍はブログでも頻出しています(リンク))が来週から岡山で開催される電子情報通信学会 総合大会での発表に備えて練習していました。筆者の研究室の学生と連携して進めている箇所があることもあり、私も覗かせてもらいました。


練習中のサブル君。サウジアラビアからの国費留学生です。機械学習の技術を用いて身体の姿勢認識の研究を行っています。姿勢の検出にはKINECTを用いています。KINECTは皆さんの中にも聞いたことがある人は多いと思います。来週の学会でもKINECTを利用した応用システムの発表がかなりの数で予定されています。今、ホットな話題です。

指導のために発表を聞いている須藤先生。日本語が十分でない彼のためにプレゼン用資料から口述原稿の作成まで面倒を見ています。今日も休日返上で付き合っています。サブル君の実家から油田が発見されることを期待しているのかな(笑)。


 日本語を話しなれた日本人学生でも発表することは大変です。ましてや日本語が母国語でないサブル君が日本語で発表(アラビア語では誰も分かりません)することは大変^2なことです。しかし、発表は技術だけではなく日本語のスキルを磨くことにもつながので、ぜひとも頑張ってほしいと思います。

 ゆくゆくは日本とサウジの関係をより強固にしてくれる人材になってくれることを期待しています(岡山では日本の地方の文化も味わってきて下さい)。

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