2012年3月29日木曜日

高校生が研究室体験に来ました

田中博研究室に、研究室体験の高校生が来ました。
新高校3年生が、将来の進路(大学進学?)の参考のために、大学ではどの様な勉強・研究が出来るかを体験するために3日間(3/27~3/29)の予定で大学で過ごす講座があります。その中の一環として、神奈川県立川崎工科高校の学生が1名、田中博研究室で研究体験を行いました。 

大学院生の説明を聴く高校生。右側が高校生。

教員と一緒にランチを。正面が田中博教授
研究体験として、 田中博研究室で行なっているベッドに寝たままの姿勢で加速度センサーを使用してパソコン画面のカーソル移動を行わせる研究の為の予備実験のデータを採ってもらいました。下の写真では分かりにくいですが、寝ている学生の頭の部分に加速度センサーを取り付けています。寝たままの姿勢で、首を動かすことで加速度センサーを反応させて、その情報を元にパソコン画面のカーソルを動かします。将来的には、脳波センサーを用いた瞬き情報と組み合わせて、身体障害の方など寝たきりの方でもパソコンを操作できることを目指しています。どの位首を動かすと、センサーがどの程度反応するか、頭のどの部位にセンサーを付けるのが良いかなどのデータを採りました。
食後の昼寝(^_^)ではありません
短い時間でしたが、地味な(^_^;)データ収集を手伝ってもらいました。この体験から、研究のすべてが分かるかは分かりませんが、地道なデータ収集が、研究の発展につながります。千里の道も、一歩からです。お疲れ様でした。

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