情報工学科の、とある魔術の若手教員です。たぶん、学科内で浮いています。ふわ~。
6月7日に、オープンキャンパスが開催されましたので、ふわ~っとその様子を報告します。
大抵、学生確保に必死などの大学も、毎年この時期から、オープンキャンパスが本格的に開催されるわけですが、我が大学も超本気モードです。
本気出しすぎて、偉い先生が本学の魅力を熱く語る説明会は、以下のように満員御礼でした。最近建った新講義棟の一室、最大規模の席数をもつ部屋で開催されました。が、席が足らなくて、他の教室も第二説明会場として緊急手配したとか、秘密です。
こんなにも沢山のお客様が本学に興味をもって頂いて、私はとても嬉しいです。学内を散歩して綺麗な建物を見て頂けるだけでも嬉しいのですが、説明会に出席して頂けるとなると、もうみなさんVIP待遇ですよ!
で、我が情報工学科の説明会の様子は以下のようになりました。
……。
…………。
少ないですねぇ。不人気学科なんですかねぇ。
違います。大学全体の説明に対して、情報学部や情報工学科の説明会ですから、これは仕方ないです。会場が広いので、お寒い状況に見えるだけです。情報工学科は、結構ドル箱路線といいますか、入学生の多い学科なんですよ? これはマジです! 調べたらわかりますよ!!
その分、教員の激務度がさらに上昇していますが、最近は、嬉しい悲鳴をあげているんです!!!
とにかく、情報工学科に興味をもって頂き、ありがとうございます。学科についての色々な話を聞いて頂き、感謝致します。
さて、説明会の話題はこれまでにして、隠れた目玉である、研究室公開の方をみてみましょう。
情報学部棟の1階のソフトウェア工房では、やや経営経済系の研究紹介がされていました。今回公開した3研究室のうち、ダントツの集客力を誇っていました。
何名お見えになったか、一応チェックしているのですが、2位とダブルスコアどころかトリプルスコアつけて首位独走という感じです。
2位じゃダメなんですか? と、お国のお偉い方の台詞が聞こえてきた気がしますが、気にしてはいけません。
部屋の構造と展示物配置位置の関係上、落ち着いた雰囲気の瞬間だけパシャッと。
真面目に解説しておきますと、情報工学は経済・金融関連とも非常に相性の良い学問です。なんでも屋ともいえる情報工学科では、いわゆる人文系の学問と親和性の高い研究もおこなわれています。
次は8階です。2つの研究室が公開されていました。隣接した研究室なので、お互いに、お隣の研究室も見物して頂くよう、お客様へ勧めていました。今の時代、コラボ重要です。
大学院生や、学部4年生が、きちんと研究の説明をしています。研究だけではなく、大学生活の本当のところをお話しすることもあります。高校生のお客様にとって、おさえた方が良いポイントですからね。
情報工学らしいものもあります。
オシロスコープが、デジタル式ですね。ワンボタンの簡単操作で波形が見えるようになるものですし、波形画像をメモリーカードに出力できるようなもののはずです。
いくら私が若手教員であっても、自分が学生だったころはアナログ式でした。レンジの調整が面倒くさかった記憶があります。静止した波形を表示させるまでが一苦労で……。そして、波形はグラフ用紙に手書きでしたね、て・が・き・!
しれっと、某カードゲーム絡みの研究がありましたが、ノーコメントにしておきましょう。現在、HDリマスター版かなにか再放送中ですよ。バトルシティ編。私は学生のとき、元のやつを見ていました。
さて、お隣の研究室は……。
かっちり、きっちりした研究紹介の横で……
なんか、スマホを載せたおもちゃの電車が走っていますね。
おもちゃで遊ぶ!これ意外と重要。
少し重い話になりますが、うちの学科のように学生さんへの教育こそ第一といったところでは、いわゆる高尚な学問や伝統的な研究のみでよそと勝負しても、なかなか勝てないです、はい。というか、ガチンコ研究大学と同じ土俵で戦うのは、あまりよろしくない戦略です。
学生さんや、地域の小中学生などから、面白そうとか「なにこれ!?」と思ってもらえそうなちょっとした研究も大事です。研究の一環としておもちゃを使うのは、理に適っているのです!
私自身、知能情報処理やら意思決定支援なんぞ堅苦しそうな漢字並べた分野ですが、ぶっちゃけゲームで勝つ方法みたいなのを研究していますしね~。
ゲームで思い出しましたが、研究室公開と並行して、簡単なゲーム作成体験講座もありました。
本学の学生さんが使う実験室(というか計算機室)の機材と、お手軽なツールを使います。
オープンキャンパス用の講座であって、実際の大学の授業とは全く異なる内容ですが、大学にある機材を触れる!というのは、大きな魅力ではないでしょうか。
機材に触るだけでなく、実際の授業で使う部屋に入って部屋の様子を見ることができるのも、オープンキャンパスの魅力だと思います。
以上、ふわ~っとしたオープンキャンパスの報告でした。
次回のオープンキャンパスは、7月19日です。
是非とも、遊びにいらしてください。
では。
6月7日に、オープンキャンパスが開催されましたので、ふわ~っとその様子を報告します。
大抵、
本気出しすぎて、偉い先生が本学の魅力を熱く語る説明会は、以下のように満員御礼でした。最近建った新講義棟の一室、最大規模の席数をもつ部屋で開催されました。が、席が足らなくて、他の教室も第二説明会場として緊急手配したとか、秘密です。
こんなにも沢山のお客様が本学に興味をもって頂いて、私はとても嬉しいです。学内を散歩して綺麗な建物を見て頂けるだけでも嬉しいのですが、説明会に出席して頂けるとなると、もうみなさんVIP待遇ですよ!
で、我が情報工学科の説明会の様子は以下のようになりました。
……。
…………。
少ないですねぇ。不人気学科なんですかねぇ。
違います。大学全体の説明に対して、情報学部や情報工学科の説明会ですから、これは仕方ないです。会場が広いので、お寒い状況に見えるだけです。情報工学科は、結構ドル箱路線といいますか、入学生の多い学科なんですよ? これはマジです! 調べたらわかりますよ!!
とにかく、情報工学科に興味をもって頂き、ありがとうございます。学科についての色々な話を聞いて頂き、感謝致します。
さて、説明会の話題はこれまでにして、隠れた目玉である、研究室公開の方をみてみましょう。
情報学部棟の1階のソフトウェア工房では、やや経営経済系の研究紹介がされていました。今回公開した3研究室のうち、ダントツの集客力を誇っていました。
何名お見えになったか、一応チェックしているのですが、2位とダブルスコアどころかトリプルスコアつけて首位独走という感じです。
2位じゃダメなんですか? と、お国のお偉い方の台詞が聞こえてきた気がしますが、気にしてはいけません。
部屋の構造と展示物配置位置の関係上、落ち着いた雰囲気の瞬間だけパシャッと。
真面目に解説しておきますと、情報工学は経済・金融関連とも非常に相性の良い学問です。なんでも屋ともいえる情報工学科では、いわゆる人文系の学問と親和性の高い研究もおこなわれています。
次は8階です。2つの研究室が公開されていました。隣接した研究室なので、お互いに、お隣の研究室も見物して頂くよう、お客様へ勧めていました。今の時代、コラボ重要です。
大学院生や、学部4年生が、きちんと研究の説明をしています。研究だけではなく、大学生活の本当のところをお話しすることもあります。高校生のお客様にとって、おさえた方が良いポイントですからね。
情報工学らしいものもあります。
オシロスコープが、デジタル式ですね。ワンボタンの簡単操作で波形が見えるようになるものですし、波形画像をメモリーカードに出力できるようなもののはずです。
いくら私が若手教員であっても、自分が学生だったころはアナログ式でした。レンジの調整が面倒くさかった記憶があります。静止した波形を表示させるまでが一苦労で……。そして、波形はグラフ用紙に手書きでしたね、て・が・き・!
しれっと、某カードゲーム絡みの研究がありましたが、ノーコメントにしておきましょう。現在、HDリマスター版かなにか再放送中ですよ。バトルシティ編。私は学生のとき、元のやつを見ていました。
さて、お隣の研究室は……。
かっちり、きっちりした研究紹介の横で……
おもちゃで遊ぶ!これ意外と重要。
少し重い話になりますが、うちの学科のように学生さんへの教育こそ第一といったところでは、いわゆる高尚な学問や伝統的な研究のみでよそと勝負しても、なかなか勝てないです、はい。というか、ガチンコ研究大学と同じ土俵で戦うのは、あまりよろしくない戦略です。
学生さんや、地域の小中学生などから、面白そうとか「なにこれ!?」と思ってもらえそうなちょっとした研究も大事です。研究の一環としておもちゃを使うのは、理に適っているのです!
私自身、知能情報処理やら意思決定支援なんぞ堅苦しそうな漢字並べた分野ですが、ぶっちゃけゲームで勝つ方法みたいなのを研究していますしね~。
本学の学生さんが使う実験室(というか計算機室)の機材と、お手軽なツールを使います。
オープンキャンパス用の講座であって、実際の大学の授業とは全く異なる内容ですが、大学にある機材を触れる!というのは、大きな魅力ではないでしょうか。
機材に触るだけでなく、実際の授業で使う部屋に入って部屋の様子を見ることができるのも、オープンキャンパスの魅力だと思います。
以上、ふわ~っとしたオープンキャンパスの報告でした。
次回のオープンキャンパスは、7月19日です。
是非とも、遊びにいらしてください。
では。
なんでも屋と呼ばれる情報工学科ですから
返信削除説明会を受ける前に
ご来場していただいた方々には敷居の高さを感じたのでは?
なんでもやるっていうのはずいぶんとアバウトなことですから
目標・目的をもって勉強していかないと本学情報工学科はつらいものがあると思います。
ですが、情報工学に興味を持ち将来ずっと付き合っていきたいとお考えの方なら
おすすめできる学科ですね。