2016年6月22日水曜日

情報工学科OGが「キャリア設計」のゲストスピーカーとして登場

あいにくの雨模様の中,久しぶりのキャンパスにOGが戻ってきました.

1年生の必修科目である「キャリア設計」において,本学科および大学院情報工学専攻の卒業生であり現在は社会人4年目の高見澤聖子さんがゲストスピーカーとして授業を行いました.

学部から大学院へと6年間一貫で本学で学び,IT企業である株式会社CIJに入社され今年で4年目を迎え,教員からの「学びと仕事に関する話をして欲しい」というたっての呼びかけに快く応えてくれたのが高見澤さんでした.

情報工学科 卒業生  高見澤聖子さん(現 株式会社CIJ)

「キャリア設計」は1年生の共通基盤科目であり必修科目にもなっています.将来の進路を見据えた計画的な学びを得るために,自分の進路について考え,社会にはばたく前に必要な準備を整えるための科目です.就職活動に向けた具体的な活動について学ぶという側面もあります.

講義風景
今回の授業は,「大学での学びと仕事の関係性について」がテーマでした.企業人の講義を通して,学ぶことと働くこととの関係性を理解することが目的です.「社会人になるためには」,「大学で学んでおくべきこと」,「後輩へのアドバイス」などこれまでの自身の経験に基づく具体的なお話をいろいろとしていただきました.

授業後半の質問タイムでは,13人の学生たちから先輩に向けて,大学での学びにについて,SEの仕事について,資格取得について,会社の選び方や就職活動についてなど,色々な質問がありました.これらに対して,具体例やエピソードを交えながら,丁寧に分かり易く回答していただき,学生たちも納得の様子でした.最後は拍手喝さいに包まれて講演が終わりました.

普段の授業ではあまり見られないとても活発な質疑応答が見られたことは,学生が先輩の話に引き込まれた結果だと思います.授業を受けている学生と同世代で年齢も近い本学のOB・OGが,こうして母校へと戻り,企業人として自分の考えを語ってくれることは,大変ありがたく,とても有意義なことだと感じました.

先輩の話を聴き,そこから自分のあり方について考えるための材料を学び取ることが重要です.
先輩のように自分の道を見つけて欲しいと思います.

0 件のコメント:

コメントを投稿