2020年6月28日日曜日

フィールド実験を行いました

 当初は3月に実施を予定していました。その後、学生の入構の禁止などもあり、完全に実験は止まってしまいました。
 RTK-GPSは、基準局からの補正情報を受信して処理することにより、GPSの測位精度を向上させる技術ですが、基準局から離れるほど測位精度が劣化するといわれています。それを確認し、自分たちの考えているIoTシステムへの適用性を確認するための実験、というかデータ取得を行いました。

 研究室から2名(M2の小川君、卒研生の山中君)、隣のio研から上坂君の3名に、監督者ならぬ作業員である私の4名で行いました。実験場所は、基準局を設置している本学から2km5km8km程度離れている地点です(実験責任者はM2小川君です)。その状況の写真のアップということで。

機材をテーブルに設置中。屋外バーベキュー用のテーブルと椅子がくっついているものが理想ですが・・・。ちゃぶ台形式のものです。これでもないよりは遥かにまし。

これは2kmほど本学から離れた地点。ばらつきや通常のGPSとの比較のためにも取得すべきデータが多々あり、それなりの要員は必要です。


8km離れた地点。さきに昼食。高さ方向のデータが欲しいという上坂君にも支援をお願いしました。

相模川の河川敷に野球のグラウンド、サッカー場があり、寅さんの映画で出てくる河川敷と同じような景色が広がっていました。このまま海岸まで歩いていきたいような・・・

最後の地点。本学から5kmほど離れています。この場所は、鮎祭りの花火の一等席です。給水は重要です。昔は、水は飲むなって言われていましたが。

冷静になってこう見ると、右側の土手の影響が大きいのではないか?と思ってしまいます。

無事何とか、5時前には大学に戻ることはできました。データを取得するのが目的ではなく、これからがいよいよ研究が本格化することになります。前段ですが、このように協力者を巻き込んで進めていくことも重要です。今後の発展を期待、祈ります。



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