2014年12月12日金曜日

学生からの「会社訪問体験」報告(その2)

こんにちは。今回は、先日に続き、情報工学科3年のK君からの「会社訪問体験」報告をしてもらいます。




 情報工学科のKです。

 私は「卒業したら働くのだろうな」としか将来のことを考えてなく、働いてみたい会社や仕事なども特に思い描いていませんでした。ましてや、頭の中には就職活動の「就」の字もなく、業界や業種などを調べることや、筆記試験の勉強すらしていませんでした。そんな時「会社訪問体験」が今年から初めて行われると知り、何かのきっかけになればと思い参加しました。今回訪問させて頂いた企業は、下記の3社です。 

  • シンポー情報システム株式会社様
  • 日本データスキル株式会社様
  • 株式会社第一コンピュータサービス様

 ある会社の訪問前日、オリエンテーションで配布された資料や企業のHPを何回も読み直し、電車の時刻を暗記して、30分前には到着するようにシュミレーションしました。もう完璧だなと思っていました。しかし当日は駅から会社に行く途中で道に迷い、軽いパニック状態。結局5分前に到着し、急いでいたのでマフラーを外すのを忘れて社内に入り、担当者から注意され、自己紹介の第一声では声が裏返ってしまい、頭の中は真っ白。全てが空回りしてしまいました。
 実際に社内を見学させて頂くと、初めて見る職場、社内の雰囲気に先ほどの失敗でパニックになっていたことも忘れるほど私は刺激を受けました。社員一人一人の仕事に取り組む姿勢、電話対応の速さ、会議での積極性、臨機応変にトラブルに対応する対応力など、どれも今の私には到底及ばないものでした。そんな姿を見た私は、自然と背筋が伸び、単純にすごいなと思うのと同時に、働くことに対しての意識が高まるのを感じました。会社の皆さんはとても親切で何も知らない私の基本的な質問にも丁寧に答えてくださいました。
 参考までに、各会社を訪問した際の質問の内容を書いておきます。

  •  よい製品やサービスを提供する上で、最も大切なこと
  • 職場などで活躍されている方はどのような方か
  • 社内でのコミュニケーションの現状(別の部署との意見交換や交流イベントの有無)  

 「会社訪問体験」を終えて業界、業種に関して勉強することができましたし、何よりも自分の就職活動に対しての意識、働くことへの意識がとても向上しました。これが私の一番の収穫でした。今では筆記試験の勉強をしたり、様々な就活関連のイベントにも自主的に参加したりするようになりました。「会社訪問体験」に参加して私にはプラスになることしかありませんでした。参加して本当に良かったと思っています。

 焦った感じが伝わってきました。今回の「想定外」のでき事は経験としては良かったのでは、と思います。想定外の事に対処する力は、人生ではしばしば求められます。。

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