2015年5月16日土曜日

研究会で発表しました

 M1の柴田君が電子情報通信学会の「知的環境とセンサネットワーク研究会」で昨日発表してきました。さっそく報告してもらいました。青字は私の追記です。
 
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情報工学専攻1年の柴田です.5/15ASN研究会(Ambient intelligence and Sensor Networks)で口頭発表を行いました.自分の記録という意味も含め報告記事を書かせていただきます.

教職員の皆様が書くようなバラエティに富んだ内容ではないことをお許しください.
(Varietyに富んでいる必要はない。面白い記事であればよい。できれば、笑わせてほしい。)

学会発表の会場は東京電機大 北千住キャンパスでした.よって今回は日帰りの発表となりました.だから、私が同行しないのだろう、というのは、邪推といいたいです。

北千住駅から徒歩1分と,非常にいい立地でうらやましいです.もはやキャンパスでは無く,商店街と合体しているようでした.でも、その分研究室の広さ、机の割り当てとかの問題があるかも知れません。他人の芝生は青く見えるものです。

しかしスマートフォンの地図の見方を間違えて到着に10分近くかかってしまいました.情報系にあるまじき失敗でした.またその他にも,総合受付の場所が分かりにくく迷いそうになったり(ちょうど通りかかった電機大の先生に助けてもらいました),発表会場が急遽変更になったりとアクシデントが多発しました.どうして最近の人は情報機器に頼る、無条件に信じるのでしょう?(今回は、信じたわけではないと思いますが)外国では、場所によっては、GPSの座標値と地図が合致していないこともありました。そのときは、学生の情報機器よりも私の野生の本能の方が、役立ちました。

学会発表は何が起こるか分からないので,十分時間を持って行動する必要があります.
もはや早すぎるくらいがちょうどいいとすら思います.学会よりも就職活動で会社に行くときの方を気を付けてください。

そんな浮足立った状況で口頭発表を行いました.気を付けてください。これを就活時にやると負けパターンになります。

発表タイトルは"電動車いすの屋内環境下での高精度な自走方法とその評価"です.


(写真はほ本学ネットワーク・コミュニケーション学科の塩川先生に撮っていただきました.ありがとうございました.)


事前に練習をしていたおかげで発表自体は滞りなく済みました.
先日のブログでも記事にしていただきましたが,今回はデモ動画を用意していたため,
発表内容自体が伝わらなくとも,デモ動画のおかげでイメージを掴んでいただけたと思います.


話が伝わった(と思いたい)分,この分野に詳しい方からはアドバイスや厳しい意見をいただきました.
(1)「LRFとカメラを組み合わせて走行する研究が既に行われている.これなら人や動物などの対応もできるが,なぜLRFだけを使っているのか.」

(2)「スマホなどに入っているジャイロセンサと組み合わせて,位置推定の補助をしてはどうか」

(3)「デモ動画では部屋の扉が閉まっていたが,開いている場合の対応は今後どのように考えているのか」

などでした.

質問に対する受け答えは正直褒められたものではありませんでした.(謙遜なのか事実なのかは不明)
想定していた質問に対してはすぐに言いたいことが出てきますが,
そうではない(今までされたことの無い類の)質問にたいしては適切な回答がなかなか出ませんでした.
もっといろんな質問を想定しておくべきだったと反省しています.
(普段から意識を高く持つこと、周辺分野を勉強しておくことが重要です。とかく、学生の発表はその一点のみの話になります。仕方ないけど・・・)

私は今回の発表を持って研究内容を変更することになります.
今後,この研究を行っていく先輩や後輩がこの経験を役立ててくれればと思います.

以上,拙い内容ですが報告でした.
(前向きな印象が出てこなかったような気がします。報告では、前向きなトーンを基調とし、それに反省点や今後の対応などを追記するような形がよいか、と思っています。まぁ、柴田君の真面目なところが出た報告とは思いますが、もっと実態はよいはず、と思っています。過大評価でしょうか?写真写りは悪いけど、実物はいい、という例もありますね。本案件はそんなところでしょうか?)

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