2015年9月21日月曜日

FIT2015出張報告 -学生投稿版-

 先週FIT2015が愛媛大学で開催されました。本学科からも多数?の学生が発表しに出張しました。出張報告をしてもらいました。土日を挟んだ報告ですので、いろいろ考える時間があり、笑わせてくれる報告になっていることを期待しています(「遅くなるほど、期待度は高まる。」とは、私の以前の職場での上司の発言)。青字は私のコメントです。

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情報工学専攻1年の柴田・海老原・岩崎です。

9/15~9/17で開催された情報処理学会FIT2015にて口頭発表を行いました。
本ブログにて報告させていただきます。
発表会場は愛媛県松山市の愛媛大学でした。


写真に映っているのは左から柴田、海老原、岩崎です。
本写真はちょうど通りかかった納富先生に撮っていただきました。ありがとうございました。

今回の発表タイトルは以下のようになっています。(この表現、私には違和感あり)
・海老原「創生電力マネージメントシステムの定常利用のためのシステム改善と利用状況」
・柴田「カラー手袋を装着した実手話画像認識に向けた動作者差異の類似度分析」
・岩崎「スマートフォンの内蔵マイクを用いた屋内測位方式の提案」

以下、コメントとなります。(コメントです、でいいのでは?)


・海老原
「私は初日の午前のセッションで発表を行いました。発表の前はやはり緊張しました。

セッション開始前にプロジェクタとの接続を確認した所、プロジェクタの設定がおかしいためにスライドの縦横比が崩れてしまいました。他の発表者の方もうまく表示ができず、開始までにはプロジェクタを直せないというトラブルがありました。今回は、縦横比が崩れるだけだったため、発表はそのまま行えましたが、事前に確認しておくことの重要性を実感しました。

質疑応答の中には、事前に用意していた想定質問の範囲に入る質問を頂きました。口頭の回答よりも伝わったのではないかと考えています。(事前に想定質問用のOHPを用意していたためですね)

他の発表者の方の聴講も行いました(当然ですね。特に他の大学、企業の若手の研究者、技術者の発表を聞いてほしいです。。若い企業の方が発表していた時に、質疑応答でかなり専門的な質問に対し、素早く明瞭な回答を行っていたのが印象に残っています。また、アニメーション?(私には作成方法がわかりませんでした)を駆使して発表している方も印象に残りました。就職した後にもプレゼンを行う機会はあると思うので、学会発表などを経てプレゼン技術を向上させていきたいと思います。」

 

・柴田
 「今回初めて現在の手話認識に関するテーマで学会発表しました。

発表自体は練習通りに終えることができました。
今回発表したセッションは福祉関連だったため認識に関する研究を行っている聴講者が少なかったのか、あまり専門的な質問はありませんでした。質疑応答の練習のためにももっと質問がきて欲しかったです。

 今回聴講してきた発表の中には残念ながら手話認識に関するものはありませんでしたが、気になるものがいくつかありました。(基本的な技術はこちらの問題にも適用できないか?どのようなテーマが活発化しているのか?という観点でも意識を持ってください。)

 画像認識で瞳孔の変化によりスマートフォン操作者の興味度を調べるものがありました。
人は興味があるものを見ているときは瞳孔が大きく開くことを利用しているとのことでした。しかしこの方法は輝度の変化に対応するのは、根本的には難しいようでした。

 また、画像認識で点字を認識するシステムについての発表もありました。こちらも環境光の変化に対応することは現時点ではできていないとのことでした。

 私の研究している手話の画像認識でも環境光の変化に対応するというのは大きな課題となっています。

他大学でも簡単には解決できないということは、認識において環境変化というのはずっと続く課題なのだと思いました。」

・岩崎
 「私の発表は最終日の最初のセッションだったので疲れがありましたが,練習の通りに発表できたと思います.

質疑応答は,いつも通り緊張しましたが,まともな受け答えができたと思います.
松山には,路面電車が走っていて,ホテルから会場の愛媛大学まで路面電車に乗って行きました.
私は,路面電車に乗るのが初めてで,電車の側を車が走っている光景が面白かったです.
また,何駅乗っても料金が160円であることも驚きでした.今回の学会発表は,友達も居たので物事がスムーズに進み有意義な学会発表になったと思います.」(具体的に何がスムーズに進んだのかわかりません。教科書的です。何か笑わせてくれることはなかったの?)

 以上、情報処理学会FIT2015の報告でした。

 ps.
名物の鯛めしと道後温泉を堪能しました。


道後温泉はたくさんの人で賑わっていました。特にご年配の方が多くいらしていました。写真で見られるように非常に趣深い建物でした。

私たちは道後温泉1階の「神の湯」に入浴しました。浴室内には、小説『坊っちゃん』にちなんで”坊っちゃん泳ぐべからず」という札がありました。

お風呂では、入浴にきたおじいさんから源泉がどこにあったかなどを教えていただきました。

鯛めしは北条鹿島という島の太田屋旅館で頂きました。創業は嘉永6(1853)ということでした。どこが鯛めしなのかわかりません。また、立派なところの食事で羨ましいです。

Wikipedia情報によると、ここの鯛めしは
「神功皇后が朝鮮出兵の時にとの島に立ち寄った際に、戦勝祈願として鯛めしが出されたという言い伝えが残っているほど、歴史のあるものである」そうです。

私には言い伝えの真偽は分かりませんが、確かにとても美味しかったです。
 

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