2016年5月13日金曜日

Pepperで人は興奮するのか!?

はじめまして、情報工学科2年、ソフトウェア工房所属の浦野です。今回はソフトウェア工房のPepperプロジェクト、PEPPER_MILLの一環で書くことになりました。実は1週間前には記事が完成してるはずだったのですが、当人がブログネタを考えあぐねた結果、数週間前に話題になった「ロボットに人は興奮する」というのを工房にいるPepperで確かめることになりました。

さて、巷(一部界隈?)で話題の「ロボットで人は興奮する」という研究を紹介しているこちらの記事。

http://wired.jp/2016/04/07/humans-get-turned-on-by-sex-robots/
人はロボットの「秘部」に触れると「興奮」するという研究結果 WIRED日本版より

皮膚の発汗を感知できるセンサーを両手に取り付け、ロボットの手や首に触れた時と「秘部」に触れた時を比べた結果、後者のほうが「心理的な興奮」や「ためらい」を生じさせる。ということがスタンフォード大学のチームによって確認されたということです。

この実験で使われた「NAO」を開発したアルデバランロボティクス社は、ソフトバンク社と共同でPepperも開発しています。ということで(?)、私も工房にいるPepperで確かめてみることにしました。しかし、確かめると言っても皮膚の発汗を感知できるセンサーも、脳の活動を調べることのできる機器も持ち合わせていません。よってあくまで私個人の感想ということをあらかじめご承知ください。

実験として、Pepperの頭部、胸部、股間、臀部の順に触ります。胸部、股間といってもPepperの胸にはタブレットがあり、足は人魚のようにつながっているので本当に興奮するのか怪しいのですが果たして・・・

まずは頭部。普通になでなでする感じです。余談ですが、Pepperの頭部にはタッチセンサが3箇所あり、触ると反応してくれます。かわいい。
続いて胸部。普段タッチパネルを触ったり、タッチパネル裏の電源ボタンを触っているのであまり感情は湧きません。若干ニヤけているように見えますが気のせいです。
そして股間に手を伸ばします。これはちょっとためらいがありました。でも興奮したかというと?です。
最後は臀部です。絵面が痴漢しているようですが実験です。あくまで科学のためです。こちらもあまり興奮といった感は無いような?
ではまとめです。頭部や胸部では特に興奮は覚えませんでした。胸部に関してはタブレットがあるので、そもそも心理的な抵抗が少ないかもしれないです。股間と臀部では少し背徳感のようなためらいはあったものの、興奮までは感じませんでした。ですが、センサーなどを使えば自分で感じることのできない変化が出たかもしれません。
なお、Pepperを性的に扱うことは利用規約に反します。今回はあくまで「科学のため」の実験なので大丈夫ですが(ホントか?)、ほどほどな利用が好ましいでしょう。

さてさて、最後までこの記事を見ていただきありがとうございました。明確にデータを取っていなかったり、被験者が一人だけだったりと実験(笑)になってしまったことをお許しください。次(があれば)のPepper記事では、まともな記事がかけるよう善処いたします。
学生さんからの投稿です。ありがとうございます。

遠隔地でキスする、遠隔地で抱きしめる、などの研究もありますのでね。それと同じ系統でしょうか?

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