2018年11月7日水曜日

学生の学会発表 - 電子情報通信学会ASN研究会 -

 学生が単身で、電子情報通信学会の研究会で発表しました。今朝のことです。夕方には報告がきましたので、アップさせていただきます。この手のものは(も?)、拙速を重視する私です。
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 M1の門倉です.
 今回11/6()ASN研究会で発表したので報告いたします.(指導教員注:ASNとはAmbient intelligence and Sensor Networksの略です.訳すと知的環境とセンサネットワークとなります.)

 開催場所は東京電機大学の東京千住キャンパスです.駅から徒歩1分ととても近く駅からすぐの場所にあるのですが,千代田線の出口が駅の反対側にしかなく,どうやって大学側に行くのだろうとしばらく駅前でうろうろしていました.

続いて発表についての感想です.

「室内音源の位置推定のための受信時間差の測定と評価」↑誤記です(これは、測位航法学会のものでした。以下が正しいです。
「室内環境における各種音源の位置推定手法とその基礎的評価」
 
 
 写真が発表中ではありませんがしっかり発表してきました.今回発表には一人で行きまして,発表前に誰かに撮影をお願いすればよかったのでが,すっかり忘れていたため,このような会場を写した写真でお茶を濁しています.

聴講者は写真の席に対してほぼ満席ぐらいにはいました.撮影していないので嘘はつけますがついていないです.

さて,発表についての感想ですが,制限時間ちょうどくらいに発表が終わったので発表時間は良かったのではないかと思います.質疑応答も今回のテーマで3回目の発表という経験が生きたのか,最高とは言いませんがそこそこできたのではないかと.
 
ほかの発表を聴講した感想は,工場に対するセンサネットワークの重要性が高まっているという印象を受けました.発表の中であったのは,工場は様々な機器が存在しそれぞれを有線で繋いでいるのですが,線が多すぎて断線するとどの線が伝線(注:断線の誤記と思われます)したのか特定するのに時間がかかるということでした.

こちらを無線に置き換えるのにどのような課題があるのかが発表内容でして,単に無線に置き換えるには接続数が多すぎ,データの欠損や遅延時間の増加などの問題があるため,複数の機器間でデータの優劣によってチャネル(通信に使う道)を融通しあうことによって解決するという考え方を示していました.

近年発展してきているIoTは多くのセンサを運用することによって複数の情報を取得し,かつ取付場所を制限しないようにほとんどが無線によって運用していると思います.世間では,無線は有線に比べて万能という考え方があるのですが,無線は無線でチャネルを分け合って運用しているため,機器が増えると障害になりやすいことがデメリットになるようなので,IoTを進めていく上では絶対に解決しなければならない問題だと感じました.
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指導教員のコメント:私がいた場合は、質疑応答はうまくいかなかった、と本人が言うことが多いです。今回は私が不在でしたが、そこそこできたとのこと。私がいない方がいいようです??? 質問内容は、研究室に戻ってから報告をお願いします。

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