2012年11月2日金曜日

高校生が研究室体験に


10月31日(水),高校1年生(正確には中高一貫校の4年生)二人が研究室体験に来てくれました.大学での学びを体験して進路決定に役立てるのが目的とのこと.体験として田中哲雄研究室のセミナー(学部3年生対象の少人数授業)に参加してもらいました.

このセミナーのテーマはHTML5(Webページを記述するための計算機言語)です.セミナーでは輪講と演習を行っています.輪講では学生がHTML5に関する文献を読み理解した内容を他のメンバーにPowerPointを使って解説します.演習では,教員が輪講の内容に関連するコンテンツ作成の課題を出し,学生はパソコンを使ってWebコンテンツを作成します.

というようなことを含め,事前に30分ほどセミナーの目的と内容などの説明聞いてもらってから,セミナーに突入です.

輪講の担当は山口君.最初はゲスト二人の前ということで少し緊張していたようですが,すぐに自分のペースを取り戻しました.内容はWebストレージという技術の解説でした.Webの仕組みを良く知らない高校生にはちんぷんかんぷんの内容だったかもしれませんが,プレゼンの後の質疑応答の際には質問もしてくれました.射た質問で他のメンバーの理解も深まったと思います.
輪講のようす(手前の学生服の二人が研究室体験の高校生)
次は演習ですが,さすがにセミナー生(学部3年生)と同じ課題と言うわけにはいかず,二人の経験をヒアリングして内容を決めました.「インターネットは良く使う.キーボード操作も問題なくできる.でもHTMLは書いたことがない」と言うことだったので,「簡単なHTMLを書いてみる」という演習にしました.
研究室の4年生がやさしく指導

最後に皆の前で感想を言ってもらいました.「質疑応答が活発ですごいと思った.HTMLは全く書いたことがなかったけど,やってみたら結構簡単.コンピュータにますます興味を持った.」とのことで,うれしい限りです.なにはともあれ,大学でのセミナーの雰囲気は伝わったのではないかと思います.

お疲れ様でした.

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