2013年5月25日土曜日

研究室間の協力

 研究室の教員は「一国一城」ということで研究室を基本ユニットとした個人プレーが主と思われがちですが、それでは大きいことはできないし、また、視野も狭くなりがち、新たな刺激を受けることも乏しくなります。特に、最近は産学連携、地域貢献などがキーワードになっており、教員も連携を視野に入れた動きをすることも多いです。COCCenter Of Community)という言葉も最近耳にします。
 上記の一環という訳ではないですが、学科内での連携もあります。以前、「Android携帯で大気圧サーバ」(リンク)という記事がありましたが、そのサーバを使わせてもらって、・・・・を行うことを考えています。

 言い訳ではないですが、・・・の部分は、恥ずかしくて言えないのではなく、まだ世に未発表のため言えないということです(大げさというかエラそうで嫌なヤツですね。本ブログを発想のネタにする人は絶対いないと思いますが、念のためです)。


大気圧サーバを設計、開発、運用されておられる先生から熱心に説明を聞く学生2名。Androidはセンサ実装し、通信機能もあるので、専用センサ+通信機器で構成する方法に比べて手軽にサーバとして構築できます。よく、「やればできる」、と言いますが、まず、新たな発想が必要です。そして、それを実現するためのスキルと根気もです。「やればできる」と言う人は、よほど優秀な人か、実際には「やらない」人のように(私には)思えます。


熱心に説明を聞く富上君(左)と布施君。サンプロプログラムまでいただきました。この打ち合わせのあと、さっそく開発環境を自分のパソコンに構築していました(ように見えました)。このチャンスを大切にしてほしいと願うのみです。


とかく、世の中便利になって何でも欲しいものがあり、それをうまく使うことが優秀な人材と思われるような風潮もありますが、そのようなことは単に器用、というのでしょう(自分ができないから、そういっているのでしょう、というのは事実です。でも、誰でも年齢を重ねると“ちょっちょ”とはできなくなりますよ。私は若い時からだけど・・・)。
単に教員が開発した便利なシステム、ツールを使うということではなく、そこから自分のアイデアを盛り込み、さらに発展させ、自分がやりたいことができるように設計、実現していくのが彼らのテーマです。まずは、今日の先生の話を理解、同じことができるようになるのが直近の目標です。・・・の部分を大きい声で自信を持って言えるようになれば、卒業が見えてきます(言えないと、留年か? そのときは仕方ないね・・・)。

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