2015年11月13日金曜日

混民

2015/11/7と11/8は、神奈川工科大学の学園祭でした。学園祭には数多くの催しがありますが、その中の人気の出し物のひとつに、利き酒があります。応用バイオ科学科(以下、B科)の出し物です。

中々行く機会がなく、今まで行ったことがありません。そんな中、学園祭の初日、B科の学生にあいました。そして、そのB科の学生に「利き酒行きましたか?」と言われたので、つい「明日行く」と答えてしまいました。答えたからには約束を果さなくてはいけません。
利き酒のパンフレット

利き酒に行ってきました。利き酒に入る前に、B科の説明、酒の歴史などのガイダンスを受けます。

このとき「C6H12O6(グルコース)」と書かれています。「C6H12O6はブドウ糖じゃなかったけ?」と思い、さりげなくネット検索します。どうやらグルコースとブドウ糖は同じもののようです。ひとつ勉強になりました。

さて、利き酒も終わり、帰ります。帰り際、ひとつの疑問をぶつけてみました。

利き酒コーナーの人は全員オリジナルの法被(はっぴ)を着ており、その法被の襟に「混民」と書かれています。この「混民」の意味を聞いてみました。すると、「培養の過程で、他の菌が混在してしまう望ましくない状態」のことをいうと教えていただきました。勉強になりました。そして、きっと「和民」、「魚民」をもじって「混民」としているんだなと、納得して帰りました。

さて、このブログ記事を書くとき、正確を期すために「混民」を検索しますが、そのような言葉は出てきません。どうやら「コンタミネーション」のことを略して「コンタミ」というようです。「コンタミネーション」だけでなく、よく使われる略称が「コンタミ」であることも学べました。「混民」はその当て字ですね。

追伸
利き酒はB科の学生さんたちの有志が集まってやられているようです。非常に感じが良い人達ばかりでした。来年以降も頑張って欲しいと思います。

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