2015年11月29日日曜日

第12話:無償のバーコードフォントを見つける

バーコードに夢見ての第12話「無償のバーコードフォントを見つける」です。

目次
  • バーコードに夢見て (リンク
  • 第1話:無料のバーコードリーダーを使えるようにする (リンク
  • 第2話:JANバーコードを作る (リンク
  • 第3話:プリンタ印刷時にフッタにバーコードをつける (リンク)
  • 第4話:実験Iがバーコードで管理される (リンク
  • 第5話:学籍番号がバーコードになったシールを配る (リンク
  • 第6話:学籍番号と課題番号をバーコードを短冊状に印刷して配る (リンク
  • 第7話:表紙作成マクロ (リンク
  • 第8話:QRコードの作り方を書いた解答用紙を配る (リンク
  • 第9話:QRコード自動埋め込みレポート用紙 (リンク
  • 第10話:ラベル屋さん9 web版を使う(研究) (リンク
  • 第11話:ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール) (リンク) 
  • 第12話:無償のバーコードフォントを見つける (リンク)

■プリンタのフッター出力機能を使う

本学の実験室の環境ではログイン名を見ると、学籍番号が類推できます。学生所有のノートPCもコンピュータ名を見ると学籍番号が類推できるように、インストール時に指導しています。ということは、何とかプリンタのフッターにバーコードを印刷できるのでは?と思いました。

現在のWindowsでもプリンタサーバーで、印刷物のフッターに、文字を印刷することはできるだろう。バーコード化は、バーコードフォントを使えばよいだろうと思いました。プリンタ指定になってしまうのが歯がゆいですが、これはあきらめることにします。

ネットを見ると最新の情報が2010年くらいです。プリンターのフッター出力を使う人は少ないのでしょうか、少し先行きが怪しくなりました。

■バーコードフォントを作ろうとしたけど、もう無料版があった

プリンターのフッターでの対応が怪しくなったので、バーコードフォントの方に意識が向かいました。有料のバーコードフォントだと、学生全員の分のライセンス代を払わないといけません。先生だけならば、何とか買うことが出来ます。バーコードフォントを使った解決策は,第4話で話させていただきました。
  • 第4話:実験Iがバーコードで管理される (リンク
「フリーのバーコードフォントがあると良いのにな。作ればよいのかな。そもそもフォントってどうやって作るんだろう」と思いをはせました。そして、調べたら、株式会社テクニカルさんがフリーのバーコードフォントを公開していました(リンク)。

https://www.technical.jp/barcode/font/
このフォント(リンク)を学生のノートPCにインストールすれば、片が付きそうです。

■実現には2つほど課題が!!

しかしバーコードフォントを使ったときに想定される問題が2個あります。

1個目の問題は、正しく入力できたか分からないということです。数字がバーコードで表示されてしまいますので、数字が正しく入力できたか確認できません。バーコードの下に数字を表示するフリーのバーコードフォントがあればよいのですが、それは見つけられていません(素性がはっきりしないのはいくつかあるのですが・・・・)。

2個目の問題は、正しいバーコードを作るには、正しく入力しないといけないということです。このフリーのバーコードフォントはCode39というバーコードです。 このバーコードはスタートビットとストップビットが無いといけません。つまり「1234」というバーコードを作るためには「*1234*」と入力しないといけません。スタートビットとストップビットを忘れる人が続出しそうです。しかも問題の1個目に書かれているように、入力した数字を確認できないので、この問題は深刻度が増しそうです。


■実現に向けて

フリーのバーコードフォントはありがたいので、これをうまく使えるように考えていきたいと思います。

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