2015年7月7日火曜日

第2話:JANバーコードを作る

バーコードに夢見ての第2話「JANコードを作る」です。追記(2015-07-25):この記事にはバーコードの作り方は書いていません。JAN-8を作るPerlプログラムが、第3話 (リンク)に掲載されています。

目次
  • バーコードに夢見て (リンク
  • 第1話:無料のバーコードリーダーを使えるようにする (リンク
  • 第2話:JANバーコードを作る (リンク
  • 第3話:プリンタ印刷時にフッタにバーコードをつける (リンク)
  • 第4話:実験Iがバーコードで管理される (リンク
  • 第5話:学籍番号がバーコードになったシールを配る (リンク
  • 第6話:学籍番号と課題番号をバーコードを短冊状に印刷して配る (リンク
  • 第7話:表紙作成マクロ (リンク
  • 第8話:QRコードの作り方を書いた解答用紙を配る (リンク
  • 第9話:QRコード自動埋め込みレポート用紙 (リンク
  • 第10話:ラベル屋さん9 web版を使う(研究) (リンク
  • 第11話:ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール) (リンク) 
  • 第12話:無償のバーコードフォントを見つける (リンク)

       思い通りのバーコード作れないと、レポート管理などに利用することは出来ません。現在だと、Webフォームで、文字(数字)を入力すると、バーコードを作ってくれるサイトはたくさんあります。当時はなかったように思います。

       あったとしても、これを使って、学生に作らせ、レポートに貼らせるのは敷居が高いと感じていました。

      ■JANの仕組みを知る

       先に、雑誌の付録のバーコードリーダーを手に入れ、使えるようにした話をしました。
      • 第1話:無料のバーコードリーダーを使えるようにする(リンク)
      時期的な記憶はあいまいですが、バーコードリーダーを手に入れた前後で、キーエンス社の営業の人が、バーコードリーダーの冊子をくれまし た。この冊子には、様々なバーコードの紹介と、JANコードに至っては、符号化の方法まで書かれていました。JANコード(JAN-13)と言うのは、皆さんが一番見慣れた以下のようなバーコードです。

      JAN-13バーコードの例

      ■Excelのセルを白黒に縫ってバーコードを作る

       キーエンスの方から頂いた資料を基に、JANコードを作るプログラムを書きました。画像を作るのは私の知識では難しかったので、Excelのセル幅を思いっきり狭くし、この狭くしたセルを黒または白で塗ることで、バーコードを作りました。
      Excelの幅を狭めて、白黒に塗りバーコードを作る

       先に、手に入れたバーコードで読み込めるか確認することで、バーコードの正しさのテストをすることも出来ました。

       気をよくして、造り方の似ている桁数の短い(7桁+1桁)バーコードJAN-8も作ってみました。以下のようなバーコードです。
      JAN-8バーコードの例

      ■まだまだ課題が残る


       バーコードを作ることは出来たのですが、まだまだ使い勝手に難があります。バーコードを作るのは、レポートを提出する側の人、つまり学生さんですので、学生さんが簡単に作れないといけません。その学生さんに、「マクロを有効にする」などの諸注意を与えないといけないからです。
       加えて、作成されたのはExcel上です。これを印刷するとなると、A4の紙になってしまいます。やはり画像ファイルなどの形式でバーコードが作成できないと、お世辞にも使いやすいとはいえません。
       学生さんが簡単に作成できるようにするにはもう一工夫必要です。

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