バーコードに夢見ての第8話「QRコードの作り方を書いた解答用紙を配る」です。
目次
■2次元バーコード化
研究で2次元バーコードリーダーが必要になり、購入しました。そのため2次元バーコードの導入には抵抗がなくなりました。ですがレポート管理で使おうとは思っていませんでした。2次元バーコードを作るのが大変だからです。
しかし、時代は変わって、2次元バーコードがWebAPIを使って簡単に出来るようになりました。
今までは教員が頑張って教員がバーコードを作って、学生さんに配布していました。しかし、WebAPIならライセンスの問題もありませんし、ソフトウェアのインストールをお願いすることもありません。学生さんにバーコードを作ってもらう方法を検討できる時代になりました。
■Google Chart APIを使ってQRコードを作る
Google Chart APIを使うと、2次元バーコード(QRコード)が作れるようになりました。使い方も、ブラウザにURLを書くだけです。これは便利です。
https://chart.googleapis.com/chart?chs=100x100&cht=qr&chl=QRコードにしたい文字列
2次元バーコードは、数だけでなくアスキー文字列も扱えます。数の場合も長さ固定ではありません。とても便利です。強いて欠点を言うと、1次元バーコード リーダーよりも2次元バーコードリーダは高いということでしょうか? 当時一番安い商品でも10万円弱したように思います。
ちなみに、imgタグのsrcに書くこともできます。imgタグに以下のように記述すると、QRコードが表示されます。
■QRコード付き解答用紙を作ってもらう
QRコードは誰でも作ることができるようになりました。ということは、学生さんに作ってもらっても良いということになります。そこで、QRコード付きの解答用紙を用意することにします。QRコードの作り方は最下行に示し、QRコードを貼り付けるマスも用意しておきます。
■課題
この方法で、レポートの提出管理が楽になったはずです。「はず」ですというのは、気持ち的には楽にならなかったからです。バーコードを読み込むという単純作業は、結構苦痛です。人間の欲望は果てしないものです。バーコードの読み込みを、オートシートフィーダで実現できないか見当中です。
2つ目の課題として、学生さんが間違えたバーコードを作ってしまうという問題点があります。Google Chart APIのQRコードは、QRコードに使えない文字(日本語など)を指定してもQRコードが作成できてしまいます。指定を間違えた時はいつも同じバーコードなので、おそらくエラーを表すバーコードなのだと思います。
目次
- バーコードに夢見て (リンク)
- 第1話:無料のバーコードリーダーを使えるようにする (リンク)
- 第2話:JANバーコードを作る (リンク)
- 第3話:プリンタ印刷時にフッタにバーコードをつける (リンク)
- 第4話:実験Iがバーコードで管理される (リンク)
- 第5話:学籍番号がバーコードになったシールを配る (リンク)
- 第6話:学籍番号と課題番号をバーコードを短冊状に印刷して配る (リンク)
- 第7話:表紙作成マクロ (リンク)
- 第8話:QRコードの作り方を書いた解答用紙を配る (リンク)
- 第9話:QRコード自動埋め込みレポート用紙 (リンク)
- 第10話:ラベル屋さん9 web版を使う(研究) (リンク)
- 第11話:ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール) (リンク)
- 第12話:無償のバーコードフォントを見つける (リンク)
■2次元バーコード化
研究で2次元バーコードリーダーが必要になり、購入しました。そのため2次元バーコードの導入には抵抗がなくなりました。ですがレポート管理で使おうとは思っていませんでした。2次元バーコードを作るのが大変だからです。
しかし、時代は変わって、2次元バーコードがWebAPIを使って簡単に出来るようになりました。
今までは教員が頑張って教員がバーコードを作って、学生さんに配布していました。しかし、WebAPIならライセンスの問題もありませんし、ソフトウェアのインストールをお願いすることもありません。学生さんにバーコードを作ってもらう方法を検討できる時代になりました。
■Google Chart APIを使ってQRコードを作る
Google Chart APIを使うと、2次元バーコード(QRコード)が作れるようになりました。使い方も、ブラウザにURLを書くだけです。これは便利です。
https://chart.googleapis.com/chart?chs=100x100&cht=qr&chl=QRコードにしたい文字列
2次元バーコードは、数だけでなくアスキー文字列も扱えます。数の場合も長さ固定ではありません。とても便利です。強いて欠点を言うと、1次元バーコード リーダーよりも2次元バーコードリーダは高いということでしょうか? 当時一番安い商品でも10万円弱したように思います。
ちなみに、imgタグのsrcに書くこともできます。imgタグに以下のように記述すると、QRコードが表示されます。
<img src="https://chart.googleapis.com/chart?chs=100x100&cht=qr&chl=http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp" />表示例は以下の通りです。
「http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp」という2次元バーコード |
QRコードは誰でも作ることができるようになりました。ということは、学生さんに作ってもらっても良いということになります。そこで、QRコード付きの解答用紙を用意することにします。QRコードの作り方は最下行に示し、QRコードを貼り付けるマスも用意しておきます。
QRコード付き、解答用紙 |
■課題
この方法で、レポートの提出管理が楽になったはずです。「はず」ですというのは、気持ち的には楽にならなかったからです。バーコードを読み込むという単純作業は、結構苦痛です。人間の欲望は果てしないものです。バーコードの読み込みを、オートシートフィーダで実現できないか見当中です。
2つ目の課題として、学生さんが間違えたバーコードを作ってしまうという問題点があります。Google Chart APIのQRコードは、QRコードに使えない文字(日本語など)を指定してもQRコードが作成できてしまいます。指定を間違えた時はいつも同じバーコードなので、おそらくエラーを表すバーコードなのだと思います。
入力の間違いを表す(?)QRコード |
0 件のコメント:
コメントを投稿