2015年11月28日土曜日

第11話:ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール)

バーコードに夢見ての第11話「ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール)」です。

目次
  • バーコードに夢見て (リンク
  • 第1話:無料のバーコードリーダーを使えるようにする (リンク
  • 第2話:JANバーコードを作る (リンク
  • 第3話:プリンタ印刷時にフッタにバーコードをつける (リンク)
  • 第4話:実験Iがバーコードで管理される (リンク
  • 第5話:学籍番号がバーコードになったシールを配る (リンク
  • 第6話:学籍番号と課題番号をバーコードを短冊状に印刷して配る (リンク
  • 第7話:表紙作成マクロ (リンク
  • 第8話:QRコードの作り方を書いた解答用紙を配る (リンク
  • 第9話:QRコード自動埋め込みレポート用紙 (リンク
  • 第10話:ラベル屋さん9 web版を使う(研究) (リンク
  • 第11話:ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール) (リンク) 
  • 第12話:無償のバーコードフォントを見つける (リンク)

■レポートにシールを貼って提出してもらう

A-One社の「ラベル屋さん9 web版」というソフトを使い、A-One社のラベルシールを購入することで、バーコードを印刷したラベルを簡単に作ることができるようになったという話をブログに書かせてもらいました。
  • 第10話:ラベル屋さん9 web版を使う(研究) (リンク
第5話でバーコード作成に苦労した話を書かせていただきましたが、このバーコード作成に関しては、かなり楽になります。
  • 第5話:学籍番号がバーコードになったシールを配る (リンク
ただし、第5話ではバーコードを配りましたが、配るように切り分ける作業は考慮していません。


■レポートにシールを貼って提出してもらう

手軽にバーコード付きシールを作れるようになったので、これによりレポート管理をしてみようと思いました。あらかじめ該当クラスの学生用のシールを用意しておきます。以下の例は説明用に作ったシールですので、全部同じ名前になっていますが、実際は全員違う名前になっています。
クラス向けシール(デモ用)
本来は、1枚1枚名前・学籍番号が異なる
ある演習系の授業では、演習終了後、提出物を印刷して出してもらいます。この印刷物に、自分の名前のシールを貼って提出してもらいます。


■コスト面の見当

バーコードの作成は、ラベル屋さん9だけで完結し、格段に楽になりました。

シールラベルの購入費が「1枚あたり50円程度」です。1枚あたり何枚のシールを使うか、受講者は何人かに依りますが、集計時間が節約できることを考えれば、コスト的にはペイするのではないでしょうか?

バーコードリーダーを購入しないといけないという問題があります。ラベル屋さん9では、1次元バーコードを作ることができます。1次元のバーコードリーダーは、安いものでは3, 4千円程度ですので、1次元バーコードを使うことで、コスト面の敷居が低くなります。


■レーザープリンタ用用紙を使う

この方法で試していた結果、ある問題点が出てきました。

学生さんは一生懸命提出用紙にシールをこするようです。私が使ったケースでは現れていないのですが、学生さんの中には1クラスに1名程度、かすれてしまう場合があります。トナーが剥がれ落ちてしまうようです。
かすれてしまったバーコード
かすれさせてしまう学生さんは、毎回違うようです。対策のしようがないと諦めていました。

ラベルシールを使い切ってしまったので、新しいラベルシールの購入を検討していました。その際、ラベルシールの1枚あたりの大きさを再検討がてら、ラベルシールを探していました。すると、ラベル用紙に「レーザープリンタ」という文字を見つけました。
レーザプリンタ用のラベルシール
今までは、「プリンタ兼用」 を使っていました。
プリンタ兼用のラベルシール
レーザープリンタ用だとトナーが剥がれ落ちてしまう問題が解決しそうです。そこで実際に購入し、テスト作成し、指で一生懸命こすってみました。全く印刷が落ちなくなりました。これで問題は解決しそうです。

このプリンタの違いですが、A-One社製は色で区別できるようにしています。全体的に赤いデザインの商品がプリンタ兼用、緑の商品がレーザープリンタ専用のようです。
プリンタ兼用のラベルシールは赤色のデザインです

レーザープリンタ用のラベルシールは緑色のデザインです
細かい配慮がなされています。

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