2015年11月25日水曜日

手話と点字はどっちが役立つ?

■手話認識

H先生の研究室では、手話の認識に関する研究をしています。女性に「あいしている」と手話で示してもらい、それをヘッドマウントディスプレイに表示するというのが研究のゴールです。
  • 愛してると言ってくれ (リンク) 
非常に目標がはっきりしており、素晴らしい研究です。研究成果がテレビで放送されたりしています。
「好きです」と手話で表示している(再掲)

■点字による文字入力

別の研究室では点字による文字入力を研究しています。点字には、指点字というコミュニケーション方法があります。指点字は、言葉を伝えたい人の手の上に、指を合わせるように手を乗せ、相手の指の上で点字タイプライターを打つように点字を打つことで、コミュニケーションする方法です。

指点字の図
(http://www.pref.osaka.lg.jp/jiritsushien/jiritsushien/jukouannai.htmlより引用)
■手話と点字はどっちが役立つ?

指点字を覚えれば、暗くて目が利かないところで、コミュニケーションをとることが出来ます。映画館などで役立つでしょう。また、話し相手の手に触れることができるため、H先生も興味を示し、研究の鞍替えをしてくるのではないかと思いました。

しかし、よく考えると、IT化すると、直接手を触れずに指点字できるようになり、相手の手に触れられるという利点がなくなります (@_@)。

H先生にご判断いただくとすると、手話認識に軍配が上がることでしょう。

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