2015年11月6日金曜日

スマホのちょとした活用で現実感アップ!

 まだ、少し先なのですが、来年度前期に行う実験の内容と進め方を少しづつ再検討し始めました。そのテーマでは、サーバサイドJAVA、すなわち、Webサーバ側で動くJAVAプログラミングを含みます。現実の実験環境では、1台の自分のノートPCをWebアプリケーションサーバとして(GlassFishTomcatなどを利用)、さらにそのノートPC自身のWebブラウザから(クライアントとして)Webアプリへアクセスすることになります。

 ここでのひとつの問題は、サーバとクライアントが同じ自分のノートPCであるためWebアプリケーションをやっているという実感が持てないことです。各自がもう一台づつPCを使用できればよいのですが、実験室はそういう環境になっていません。しかし、思いついたことは、ほとんどの学生諸君はスマホを持っているじゃないですか。その上のブラウザを活用すれば良い!ということです。

 本来は、スマホのためのアプリケーション開発を実験テーマにしたいところなのですが、種々の環境条件などからすぐにはできそうにありません。しかし、スマホのブラウザなら、何も準備なしで、だれでもすぐに使える。これも活用したい。

 下図は、それを試した一例です。PCの画面右に映っているスマホらしいものは、エミュレータではありません。スマホ実機のミラリングです。実際、スマホのブラウザから、Webサーバ上のデータベースの項目(データ)を修正しています。サーバとは別のマシンであるスマホを使うことで、現実感アップとなるはず!

スマホを、GlassFishサーバ上のアプリに接続してDBを操作

この試行では、下記を参考にさせていただきました:
・日経BPパソコンベストムック:GUIもWebもAndroidも!これならできる!Java入門、2015年8月発行

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