FIT2015 第14回情報科学技術フォーラム(平成27年9月15日(火)~17日(木),愛媛大学城北キャンパスにて開催)にて,大学院情報工学専攻博士前期課程2年の星野裕樹さんが「キーボード操作の時系列情報を活用したコーディング学習支援手法の提案」というテーマで,同1年の河合博之さんが「画像と連想語を用いた音声認証システムの開発」というテーマでそれぞれ研究発表を行い,共にFIT奨励賞を受賞いたしました.両名とも卒業研究の時から発展的に関連研究を行っており,さらなる展開が期待されます.
星野さんの研究は,プログラミング時のキーボード操作情報を記録・再生するオンライン型の統合システムに関するもので,プログラミング教育やソフトウェア開発に活用できる技術として期待されています.河合さんの研究は,音声による生体個人認証に画像とその連想語を用いた情報を適用する手法に関するもので,信頼性を維持しつつ有用性を向上させる技術として期待されています.
確固たる研究成果や将来的な実用化は今後の研究に委ねられますが,今回の受賞を励みに,「アイディアを早々に形にする」という一貫した方針に従い,研究活動への更なる取り組みを期待します.
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