バーコードに夢見ての第1話「無料のバーコードリーダーを使えるようにする」です。
目次
最初は安価なバーコードリーダーを手に入れる話です。当時、私は助手でしたし、使えるか分からないものに、お金を払うのには抵抗がありました。お金を払っていればす ぐ終わった話です。しかし、お金を払わなかったからこそ、この15年の苦しみと成長があったのだと、自分を慰めています。
■フリーのバーコードリーダーを入手する
今から15年以上前は、一般の人が使えるバーコードリーダーはありませんでした(少なくとも私は知りませんでした)。
インターネットがどんどん普及し、色々なWebサイトが増えていきました。2000年の年末ごろ、この新着のWebページを紹介する雑誌が発売されまし た。HOME PC +NET(創刊時はHOME PC 日本語版)という雑誌です。この雑誌は、ほっとペッパーがお店を紹介するようにWebサイトを紹介しています。紹介記事には、バーコード(JAN コード)が印刷されており、そのバーコードをなぞると、そのサイトに飛べるようになっていました。
2000年ごろ、QRコードは一般には普及していませんでした。ここで使っているバーコード(JANコード)は数字で12桁(+1桁)しかありませんので、URLの情報を納めることは出来ません。そのため、専用ソフトでバーコードで読み込んだ情報をサーバーに送信し、対応するURLを返してもらい、そのURLにジャンプするようになっています。今で言う短縮URLと同じ仕組みです。中々斬新な仕組みです。
雑誌の創刊号には、バーコードリーダーが無料で配布されていました。無料配布されたのは、ペン型のバーコードリーダーでした。本物が無いので以下の写真はイメージです。
ペンタイプは、バーコードをなぞらなくてはいけないので、使い勝手が少し良くないですが、無料ですので文句は言えません。
■フリーのバーコードリーダーを使えるようにする
このHOME PC +NETの付録についてきた、バーコードリーダーは専用ソフトで動くことが前提です。しかし、USB接続だから、何とか解析できるかなと思っていました。 実際は、既に「kashiwano masahiro」さんがやっていました。この人は、「汎用USBデバイスドライバーuusbd.sysをWin32アプリから簡単に使用できるようにするuusbd.dllを作成」してくれました。これを使うことにします。以下は、ソフトのReadme.txtのクレジットです。これを見ると、この話は2000年の頃だと確認できます。
これで普通のバーコードリーダーとして使うことが可能になりました。読み込めるバーコードは、JANコードです(JAN8とJAN13)。バーコードリーダーを手に入れたことで、最初のハードルを越えました。
目次
- バーコードに夢見て (リンク)
- 第1話:無料のバーコードリーダーを使えるようにする (リンク)
- 第2話:JANバーコードを作る (リンク)
- 第3話:プリンタ印刷時にフッタにバーコードをつける (リンク)
- 第4話:実験Iがバーコードで管理される (リンク)
- 第5話:学籍番号がバーコードになったシールを配る (リンク)
- 第6話:学籍番号と課題番号をバーコードを短冊状に印刷して配る (リンク)
- 第7話:表紙作成マクロ (リンク)
- 第8話:QRコードの作り方を書いた解答用紙を配る (リンク)
- 第9話:QRコード自動埋め込みレポート用紙 (リンク)
- 第10話:ラベル屋さん9 web版を使う(研究) (リンク)
- 第11話:ラベル屋さん9 web版を使う(バーコード付き学籍番号シール) (リンク)
- 第12話:無償のバーコードフォントを見つける (リンク)
最初は安価なバーコードリーダーを手に入れる話です。当時、私は助手でしたし、使えるか分からないものに、お金を払うのには抵抗がありました。お金を払っていればす ぐ終わった話です。しかし、お金を払わなかったからこそ、この15年の苦しみと成長があったのだと、自分を慰めています。
■フリーのバーコードリーダーを入手する
今から15年以上前は、一般の人が使えるバーコードリーダーはありませんでした(少なくとも私は知りませんでした)。
インターネットがどんどん普及し、色々なWebサイトが増えていきました。2000年の年末ごろ、この新着のWebページを紹介する雑誌が発売されまし た。HOME PC +NET(創刊時はHOME PC 日本語版)という雑誌です。この雑誌は、ほっとペッパーがお店を紹介するようにWebサイトを紹介しています。紹介記事には、バーコード(JAN コード)が印刷されており、そのバーコードをなぞると、そのサイトに飛べるようになっていました。
2000年ごろ、QRコードは一般には普及していませんでした。ここで使っているバーコード(JANコード)は数字で12桁(+1桁)しかありませんので、URLの情報を納めることは出来ません。そのため、専用ソフトでバーコードで読み込んだ情報をサーバーに送信し、対応するURLを返してもらい、そのURLにジャンプするようになっています。今で言う短縮URLと同じ仕組みです。中々斬新な仕組みです。
雑誌の創刊号には、バーコードリーダーが無料で配布されていました。無料配布されたのは、ペン型のバーコードリーダーでした。本物が無いので以下の写真はイメージです。
ペンタイプのバーコードリーダーの例 http://www.ainix.co.jp/products/barcode_equipments/1D_barcode_reader/BR530.html (写真と本文は関係ありません) |
■フリーのバーコードリーダーを使えるようにする
このHOME PC +NETの付録についてきた、バーコードリーダーは専用ソフトで動くことが前提です。しかし、USB接続だから、何とか解析できるかなと思っていました。 実際は、既に「kashiwano masahiro」さんがやっていました。この人は、「汎用USBデバイスドライバーuusbd.sysをWin32アプリから簡単に使用できるようにするuusbd.dllを作成」してくれました。これを使うことにします。以下は、ソフトのReadme.txtのクレジットです。これを見ると、この話は2000年の頃だと確認できます。
Universal USB Driver Ver 1.0 Jan 19 2000 kashiwano masahiro
これで普通のバーコードリーダーとして使うことが可能になりました。読み込めるバーコードは、JANコードです(JAN8とJAN13)。バーコードリーダーを手に入れたことで、最初のハードルを越えました。
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