2011年3月30日水曜日

教育工学研究会で発表

平成23年3月4日(金)に徳島大学において、電子情報通信学会 教育工学研究会(ET研)が開催されました。全体で56件、1日のみの開催なので3パラレルでの発表となり、大変賑やかな研究会となりました。本学科からは1件の発表を行いました。

発表は「ケータイを用いたリアルタイム授業支援システム(Q-Vote)の運用評価とシステム拡張」で、講演者は大学院修士課程1年の篠原正幸君です。 卒論で設計、システム構築した授業支援システムを今年度実際に教員が使用した評価結果とそれを踏まえたシステム機能拡張に関する内容です。




発表時の様子です。彼は、外国での発表(関連リンク)を含め多数の学会発表や日本を代表する大規模展示会での出展と説明とも経験していること(関連リンク)、身長180cm超、体重100kg超であることもあり(ホテルの大浴場で一緒になりましたが、立派な体格であることを再認識しました)、写真からは残念ながら初々しさが見られません(しかし、態度がでかいわけではありませんので、念のため)。質問にも十分余裕を持って的確に応えていました(任せて問題ないと安心しています。教員のお仕事は、単なる写真撮影係となっています。)

以下は、彼に書いてもらいました。

今回の学会は質疑応答を重視する方向性から、発表13分、質疑応答7分という形式でした。普段は発表が15分なので、主旨以外を速めに喋るように心がけました。発表前は緊張しますが、喋り始めればどんどん落ち着いていきますので、特に問題も起きず発表を終われました。質疑応答では、構築したシステムを将来どのように展開していくのか?システムが学生に提示する質問と教科書の内容との連携機能などを聞かれました。質疑にはきちんと答え返せましたし、アドバイスも頂けましたので良かったです。

以降、プライベート時間です。




発表後の夕食は3人で食べました。いつも通りですね。

翌日、3人はそれぞれ別れて徳島観光に行きました。

自分は徳島城跡→鳴門の大渦→大塚国際美術館と見て回りました。
城の堀には鴨がいます。ちゃんと鴨用のハウスがあったりします。城の堀に鴨がいるのは普通なんですかね?自分は見慣れた光景ですが。



次は鳴門に大渦を見に行きました。渦を見るには
  • 高速船に乗って渦の近くで見る。
  • 橋の上からガラス越しに見る。
の2通りがありました。船は小型船と大型船の2種類があって、小型船は渦の回りを何周かして帰港、大型船は渦の中心で停船してから帰港という形でした。



自分は渦が一番強いという時間帯に行きました。ずっと同じ場所で渦が出来ているかと思っていたのですが、対流がぶつかって渦ができるので、そこかしこで小さい渦ができるばかりでした。船で見られるくらいなので、大きな渦ができるはずはなかったですね。

次は空港への帰り道になる大塚国際美術館に見に行きました。徳島はオロナミンCなどで有名な大塚製薬が誕生した地で、その大塚製薬が開設した美術館です。大塚国際美術館では定期的にギャラリートークを行っていて、この日は土曜日だったので、かなりお客さんがいましたね。時間がなかったので、早足で見て回りましたが2時間ほどかかりました。それほど広い美術館です。一度は来館することをお勧めします。(モナリザ、最後の審判やパリ ルーブル美術館、イタリア フィレンツェのウフィッツィ美術館所蔵の多数の名画が実物大の陶板(確か)で展示されています。4km程度の展示ルートです(指導教員追記))





以上でET研は終わりました。

指導教員後記
今回の学会発表は、発表者の篠原君と学内の教育システムの運用管理を担当されている技術職員の方と指導教員である私の3人で行きました。彼が構築した教育システムは来年度から技術職員の方の協力を得て、学内の教育システムへと展開していくことになります。卒論で作り上げたものが、複数の教員が授業で使用する定常運用システムとなることに感慨を覚えます(初期段階では、システム仕様で彼とやりあったことが(走馬灯のように)思い出されます)。

0 件のコメント:

コメントを投稿