2010年11月11日木曜日

学生が国際学会で発表!!

四国・松山工業高校出身の篠原正幸君が、ルーマニアで開催された国際学会(IADIS International Conference CELDA2010)で、研究成果を発表しました。内容は卒業研究で行った“先生が講義中に提示した4択問題を学生が携帯電話から解答し、その結果をリアルタイムでスクリーン上に表示するシステム”です。学生も手を上げずにすみ、先生も学生の理解度をその場で確認できるスグレモノです。類似の商品は100万円程度しますが、篠原君は自慢のプログラミングスキルを駆使して、それ以上の機能を実現しました。今、教員が実際の授業で使っています。
学会発表というだけではなく、初めての海外旅行ということで非常に多くの貴重な経験をつむことができたというのが本人の感想です。ここに写真とともに報告します。


初めての日本脱出。ちょっと緊張するな


ホテルに着いたのは深夜12時すぎ。ホテルから迎えが来てくれたのは、有難かった。


翌日というか到着当日は、時差調整を兼ねた観光(その他写真多数は省略)。同行教員が年寄りだから朝早くから付き合わされて大変だったかも・・・


正面の教会はルーマニアの自由化の起点となった場所


翌日は学会発表。会場はティミショアラ工科大学。中東欧で最大規模の大学


発表中。発表のタイトルは
"DEVELOPMENT AND EVALUATION OF REAL TIME LECTURE SUPPORT SYSTEM USING CELL PHONES"
(日本語タイトル:携帯電話を用いたリアルタイム授業支援システムの開発)

自分の話す英語が分かってもらえることはやはり嬉しい。国際社会では、英語の必要性を強く感じる瞬間。「中学から高校初年度までの英文法をしっかり自分のものにしておけば、問題ありません。要は発表する内容です(教員補足)。」


学会から賞状を受ける。


学会の宴会会場は、郊外のワイナリーのレストラン。途中で中世の民家の見学もあり。地元の主催者が我々をもてなしてくれるのを嬉しく思う。


宴会でのイタリア・ローマから来た発表者とのツーショット。この後、夜の街で宿泊ホテルの場所が分からなくなった彼女のためにホテルを探すことになるが・・・(山口大学のT先生、筆者も被害者?となる。しかし、面白かったな)


ティミショアラは、ヨーロッパで始めて電灯がともった街。夜の公園は静かで美しい。ルーマニアらしく、こうもりらしきもの?の群れが飛んでいた。

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