2013年7月3日水曜日

取材を受けました

 本学科某研究室では、カリスマ性のない教員の下、卒論(卒業研究)のための卒論は、“しない、させない、ゆるさない”というスローガンで日々やっております(理念だけは妙に立派です。しかして、その実態は???)。タイトルと何の関係があるのかって?

 そうなんです。去年の卒研生(小林君、薬袋君supported by秋山君(当時、修士2年))が開発したシステム(俗称、学内電力見える化システム)の出力画面が、本学の大型モニタ画面上にある時間帯で表示されています。確かに、卒論のための卒論ではなく、役にたっている卒論と言うことが立証されています(わずかな一例か?)。

本システム開発の初期の状況はこの記事を参照ください(リンク)。




これがその表示画面、要するに学内掲示板に“学内電力見える化システム”によって学内の消費電力がリアルタイムで表示されています。気づいた人も多いと思います(期待を込めて)。

上記画面は、
http://i.power-monitor.kanagawa-it.ac.jp/
でモニタできます。
パソコンやスマホでも当然閲覧可能です(HTML5に対応しているブラウザという条件がありますが・・・)。

 ここから本論です。この見える化システムは、日立産機システムさんのH-NETというシステムが取得する学内の使用電力のデータを使用して、別途収集した気象データと合わせて、クラウドに格納、インターネットを介してどこからでもグラフィックの形でモニタできるようにしたシステムです。その日立産機システムさんの広告誌(VOLTAGE21(発行部数数万部))に当方の取り組みを掲載するために、会社の方が取材に来られました。まことに有難いことと感謝しています。



システムの説明をする富上君(俗称、Tommy)。彼は、本件に加えて、もう一つのテーマを担当してもらっています。二兎を追うもの・・・とならないように、管理監督する?のも私の役目です。


システム開発中の様子を撮影する取材に訪れた方々。日立産機システムさんに加えて、ライターの方、カメラマンの方もいらっしゃいました。数万部の広告誌を隔月発行することは、大変なことと感じました。素材を探すことだけではなく、それをまとめ、また、その質を維持することなど苦労も多いと思います。ちなみに、院生が授業中で不在で研究室が寂しかったので、村田君も近くに来てくれました。

私も撮影されました(してくれたってゆー方が正しいかな)。デジカメの写真はその場で無線を介してタブレットに送信され、そのタブレットの画面を見せてくださり、この写真でいいですか?と聞かれました。駄目とは言えませんね。写真は実体を忠実に写しています。それを否定することは、自分を否定することになります。本当に今日はフェイシャルマッサージの必要性を強く感じました(顔の皮膚が重力に負けています)。

 本件に関しては(も)課題がいろいろ残っていること、手つかずの課題もあるので、取材されることは嬉しい反面、正直、忸怩たるものもありました。今日取材を受けた富上君が、その重要度を認識して、より意欲的にやってくれることを願うものであります(彼は誠実によくやってくれています。が、教員はより深みを期待するものなのです)。富上君、分かってください。

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