近年、電力使用状況のモニタリングやその管理について多くの企業、大学で取り組みが行われています(例えば、東大の場合は、こちら)。本学でも太陽電池を中心としたエネルギー創生やその管理などに取り組んでいます(詳細はこちら)。
現在、本学での新たな取り組みとして学内の施設全体を統括、企画、管理、運営している管財課さん(身内に“さん”づけはおかしいかな)が、電力センサを新規設置し、学内電力の使用状況のモニタリング、電力の有効利用を検討しています。一方、情報工学科の某研究室では、センサネットワーク、M2M(Machine to Machine)通信、クラウド、ビッグデータを研究キーワードの一つとして、ネタを探しています。要するに、目的が一致する点が多々あります。
というわけで、「魚心あれば水心(あまりいい意味では使わない言葉のような気がするけど、まぁいいか)」、「目的を共有する共同体」という感じで、打ち合わせを行いました。管財課さんからは大学施設(5000人いる大学なので、結構大規模です)やモニタ点に関する情報、我々はデータのクラウドへの格納やユーザ端末への表示に関する説明とデモを行いました。
担当の小林君(学部4年)が説明しています。横はその上司?の役割のM2(修士2年)の秋山君。小林君の前が管財課で本案件の統括をされている西川さんです。
今後、実際のシステム構成やデータの授受の方法、フォーマットなどの細部について調整、確認していく必要があります。また、データを取得後の見せ方の工夫、見せることによる効果を引き出すこと、加えて解析による新たな知見が求められます。まだ緒についたばかりですが、これからの進展を期待してください。引き続き、ブログのネタとなれるよう鋭意努力して参ります(小林君談)。
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