本日(2012-5-31)本学へ来られた高校の先生方のうち、8名の方に、情報工学科での一つの研究テーマについて30分ほどご説明しました。先月末に朝日新聞(神奈川版)に掲載された内容についてです。「口パク(くちぱく)からツイッターへ送信」というシステムです。そのベースとなっている機械読唇技術とそのアプリケーション(システム化)についてお話しました。アンドロイド(Android)向けに開発した2つアプリケーションのデモもご覧いただきました。一つは、機械読唇から生成されたテキストをTwitterから受信した人が、それを音声で聞き(音声合成ソフト使用)、それに対する音声での返事をテキスト化(音声認識ソフト使用)して相手へ返送するものです。もう一つは、任意のテキスト(かな文字)から、実際の発話時に近い口唇の動きを自動生成するものです。
たいへん熱心にお聞きいただきました。技術的なご質問もいただきました。また、この「口パク(くちぱく)からツイッターへ送信」システムは3月に卒業した2人の女子学生の卒業研究として行われたこと、そして彼女らが卒業直前に国際会議で英語論文を発表したことをお話したことで、本学科の教育にもご関心をさらに持って戴いたのではないかと思います。
最後に、現在、中高生のみなさんを対象に募集中の「IT夢コン」への応募のご指導もお願いしました。(上記研究内容のプレゼン資料と、IT夢コンのパンフもご用意しました。)
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