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今回は,所用のため情報工学科アンドロイドの会に参加できなかった,鈴木先生(普段,アンドロイドの会のブログを担当されている)の代理といたしまして,田中(博)・鈴木研究室所属の屋良(以前タイで象に乗ったと報告した)が報告させていただきます.
残念ながら,本アンドロイドの会は,今回の第24回をもちまして終了ということになります.今回は,約20名程度の参加者と5件の発表がありました.
◎渡辺圭祐 (田中(哲) 研究室) : Android端末を使った吹奏楽初心者のための楽器演奏支援ツールの研究と開発
吹奏楽初心者のための楽譜理解や運指問題を支援するツールの既存の音楽支援ソフトの問題点を解決する手法の提案の発表でした.
渡辺さんの発表
◎塩原慶一 (陳研究室) : クラウドとANDROIDを教育現場で活用 実験Ⅱ同期採点アプリの開発
クラウドサービスとAndroid端末を活用した,課題の進捗が遅れている学生への個別指導などが可能になる手法の提案でした.
塩原さんの発表
実機によるデモンストレーションも行ってもらいました.(私も実験Ⅱの担当をしていてこの実機を使わせてもらっていますが,学生の進捗状況が一目でわかり,使いやすく,非常に便利です.)
実機によるデモンストレーションの様子
◎富上哲也 (田中(博)・鈴木研究室) : 電動車いすの自動走行のための在階推定に関する基本実験
こちらは,山本先生発案アイディアの気圧センサを用いた在階推定を行う手法を用いて,算出した在階を電動車いすの自動走行に適用するという内容でした.
富上さんの発表
◎菅谷隆浩 (田中(博)・鈴木研究室) : CEATEC2013出典報告
以前に,情報工学アンドロイドの会で出展した展示会, CEATEC JAPAN2013での出展内容などを報告してくれました.質疑応答では,田中博先生(本会の副会長)のコンパニオンさんの衣装に対する熱い思い?を聞くことができました.
菅谷さんの発表
◎山本先生: 加速度波形からエレベータの次の停止階を検出
最後に,山本先生による発表でAndroid端末内蔵の加速度センサを用いたエレベータでの階層移動の停止階の検出手法の提案を発表して頂きました.この加速度センサを用いた在階移動推定と気圧センサを用いた在階推定を組み合わせて,在階推定の高精度化を図るようです.特許の申請も行っているようです.
山本先生の発表
山本先生のあいさつ
発表はどれもすばらしい内容でした.今回で,i-Androidの会の発表は最後になります.ですが,来年以降も似たような会を発足する予定だそうです.興味ある方は是非参加してください.
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面白い記事、読者の方が読んでよかったと思うような記事を書くようにと厳命?しましたが、出来はいかがでしたでしょうか?ブログは記録としての意味が大きいので、最低限記録として残すべき情報を入れるべきであると私は考えています。その意味では、合格点ですね。
学科の研究室が横断的に情報交換したり、連携していく場を確保していくことは重要です。その意味で、この会は3年間に渡って学科の教育研究活動の活性化に大きな寄与をしたと思います。本会は、来年度以降も名称を変えて、リニューアルして再開する予定です。今度はどんな発表があるのか楽しみにしていてください。実は、私も大いに期待しています。
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