2017年12月26日火曜日

国際会議ACIS2017で発表しました

情報工学専攻2年の中澤です。
12月の12日から14日にかけてカンボジアのプノンペンで開催されたACIS2017(The Sixth Asian Conference on Information Systems)に参加してきましたので、報告します。
 ACISの過去のブログ記事はこちらから確認できます。去年までは、本学科から何人か参加していましたが、今年は私(中澤)と田中(哲)先生(以下田中先生)の二人だけの参加でした。

 プノンペンへは成田からの直行便が出ているため、比較的楽に移動することができました。去年の開催地はタイのクラビだったので、バンコクで飛行機の乗り継ぎが必要なため少し大変だったことを思い出します。プノンペンに着き飛行機から降りると、最初に入国審査が待ち受けていますが、去年の経験から特に問題なくクリアできることが分かっていたので、変に緊張せずに通過することができました。相変わらず英語は聞き取れませんが、なんとなく慣れてきた気がして嬉しい気持ちになりました。

 その後はタクシーでホテルへ行き、チェックインをした後、既にいい時間だったのでそのままホテル内で夕食を取って、1日目は終了です。
ホテル最上階から撮ったトンレ・サップ川とその向こうに広がるプノンペンの中心地
翌日から3日間のACISが始まりました。
オープニングセレモニーの後の集合写真
 私の発表はACIS2日目なのですが、まだ発表準備が整っていなかったため、この日はほとんど自室にこもって作業をしていました。夜のウェルカムレセプションには参加しました。
ウェルカムレセプションの会場
この翌日の昼過ぎにポスターセッション(インタラクティブセッション)があり、私はそこで「Development and Application of Monitoring Functions in a Software Development Project Carried Out by Students」というタイトルで発表を行いました。学生によるソフトウェア開発プロジェクトを対象とした、約束作業時間と実働時間を用いるモニタリング機能の開発と適用という内容です。あまり良い成果を出せておらず自信が無かったのですが、学生プロジェクトは責任も経験もなく管理しにくいというのは共通認識のようで、何人かの方が興味を持ってくれました。中には(体感)20分程話をしてくれる方もおり、大きな自信となりました。
中澤が研究の説明をしている様子
この日の夜にはバンケットが開かれ、そこではカンボジアの伝統舞踊が披露されました。
カンボジアの伝統舞踊の披露
バンケットの翌日、ACIS最終日である3日目は昼頃にはプログラムが終わりました。その後の夕方に船に乗るエクスカーションがあったのですが、天候が優れないため中止となりました。この時期は乾季なので通常ほとんど雨が降らないらしいのですが、今回はたまたま運が悪かったようです。しかし飛行機の時間は変わらないため、代わりにプノンペン王宮やトゥール・スレン虐殺犯罪博物館などへ行きました。
プノンペン王宮敷地内(中澤)
プノンペン王宮敷地内(田中)
カンボジアは出店やバイクが非常に多く、日本とはかなり町並みが異なっているので、町を歩くだけで刺激になりました。ただし、コンビニが少なく、また自動販売機が存在しないので、食料や水の確保には苦労しました。中長距離の移動には、トゥクトゥクを使いました。トゥクトゥクは去年タイでも見かけましたが結局乗れていなかったので、良い思い出になりました。

 学会が終わり、カンボジアからも無事帰国して、現在は卒業に向けた論文執筆シーズンです。最後まで気を抜かずに頑張ります。

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